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店名 |
たつや 駅前店(1F)
|
---|---|
ジャンル | もつ焼き、居酒屋 |
お問い合わせ |
03-3710-7375 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線・埼京線【恵比寿駅】西口 徒歩2分 恵比寿駅から95m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
40席 (カウンター24席、テーブル16席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:恵比寿南1-4-5ユニカム・パーキング52台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
1976年 |
備考 |
「1階」 と 「地下」 は別店舗。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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どうも、高倉健です。
日曜日故に一日仮保釈になった私は朝8時から開いている、恵比寿の「たつや」に病院から徒歩で向かうのでした。
朝の澄んだ娑婆の空気の気持ちいいこと。
生憎の天気で灰色の空が広がる中、燦然と輝く赤提灯をみとめる。
ガラガラと引き戸を開けて、人差し指を天に向け、一人だと言うことを告げた。
店内に入ると、タバコと肉の焼ける匂い。
懐かしい匂い。
歪なコの字型のカウンターの中には大陸娘二人と焼き手の大将が一人。
常連の歯のない爺さんが電線に止まる小鳥のように並んで、さえずっている。
大陸娘に「オノミモノハ」と聞かれたので、迷わず、「瓶ビール」を頼んだ。
それから、目の前の柱に貼られていた短冊の「ガツ刺し」。
左手に伝わる冷えたグラスの温度、右手に伝わる冷えた瓶の温度。
黄金色の液体をゆっくり注ぐ。
一息ついて、一気に飲み干す。
「筆舌に尽くしがたい」
言葉は知っていても、実感することがあるだろうか。
喉から、胃に、胃から血管に、そして、全身に染み渡る。
続け様の二杯目を同じ勢いで飲み干して、気を鎮めた。
短冊切りされたガツがポン酢の海に浮かんでいて、添えられた辛子の黄色が白い皿に映える。
ムギュッとした食感。
ネギのフレッシュな香りが鼻から抜けたあと、辛子の刺激が襲ってきた。
思わず、目を瞑り、「ウッ」と声を漏らす。
次の瞬間には三杯目に手が伸びていた。
もつ焼き屋で焼き物を頼まない手はない。
背後のメニューを見る。
電光掲示板かな。
品切れのものは品切れと赤い光が灯っている。
好物のはらみもシロが既にない...。
はらみの代替えは聞かないが、シロの代わりはテッポウで。
それから、レバーは外せない。
「シオ、タレ?」
タレに決まってる。塩で通ぶる店じゃない。
常連と軽快なトークをかわしながら、大将が焼き上げる。
大振り。
レバーを一口。
半ナマなんかくそくらえという、昔ながらの火入れ具合。
これとこの濃ゆいタレは良く合う。
テッポウは逆に焼きが甘いのか、肉質の問題なのかゆるい感じがした。
焼き台をふと見れば、つくねがまた美味そう。
しかし、今日はまだ始まったばかり。
「ごちそうさま」
僕はいつのまにか小雨が降り出した恵比寿の街に消えるのだった。