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ニラのジリジリとした清涼感ある苦味に肉炒めの甘塩っぱいエキス感が最高!
<2017.11> ニラソバ
ガラっと引き戸をあけると、あらま・・・けっこう若いひとたちで混んでる!。何だかIT系企業の方々みたいな、ノーネクタイのプログラマーみたいな男性が、半数以上を占めておりました。こういう人たちにも街中華お良さがしっかりと分かってくれていて、とても嬉しい。ちょっと嬉しかったのは、そんな若い男性が何を食おうかと悩んでいたときに、丁度私の注文した「ニラソバ」が出来上がり、目の前を通って配膳されたため、「あ!それそれ!お母さんそれに変更してくんない?」とやや興奮気味に注文されてました。マネされるのってちょっと嬉しかったという単純な話。
しかし、このニラソバと先日食った天津メンが、この店では一番高い一品麺メニューでして、それでも650円という破格値はすごいねー。トラブルが片付くまでは、結構この店に入り浸るかもしれない。その反面、この店に入り浸っているということは、・・・・・仕事で死んでいると思っていただいて構わんです。
<ニラのジリジリとした清涼感ある苦味に肉炒めの甘塩っぱいエキス感が最高!>
とまあそんな感じで、マネされた優越感に浸りつつ、お母さんが丁寧にカウンターの上まで配膳してくれますよ。それがこの麺顔。中々ニラの青さがギラギラしてて痛快です。
葱とか果てはパクチーなど香味野菜やハーブはとっても好きなので、ニラは大好き。ニラ饅頭などはいくらでも無限大に食えるほどハマります。なのでこの青々とした麺顔には興奮を覚えますが、どちらかというと「肉ニラ炒め」のような様相だったのが意外に感じました。ニラは大量に投入されているものの、よく見ると玉ねぎが入っておりまして、苦さを丸める甘味を計算したような構成です。そんな感じで味わいますが・・・たしかにニラのクタクタとした中に、多少の清涼感を感じる苦みが広がりますが、汁が滲んでたちまち甘目のマイルド感が広がる。これはこれで悪くない。何だかホルモンのエキスが入っているような動物系の甘味すら覚えますが、食い進めていくうちに肉が結構入っているのに気が付きました。
ホルモンではなく豚こま肉。これが甘辛い醤油味に仕上がっているので、とてもご飯が欲しくなるような味付けに思えます。甘目だと思って食い続けると、今度はニラの苦みがじわじわと広がるし、中々カオスを感じる味付けです。正直言ってこれは旨いぞ!炭水化物に合う!半ライスか麺の大盛りにしておけばよかったとちょっぴり後悔しました。
<汁を吸い込みがちな中太捩れニュアンス!噛み締めて旨味を大いに感じたい!>
こちらのお店の暖簾には「札幌」「ラーメン」と中央に書かれていて、本当はサッポロ系ラーメンを食わねばならないのかもしれない。ただ麺は共通だと思われる、イエローボディーの中太麺です。芯を感じない程度に茹で上げられていて、密度感はそれほど高くない潰しこみが印象的。それゆえいスープの吸い込みが得意な感じでじわじわと吸い込んだところを、前歯でプツリと千切り、奥歯へと運んでプレスするとクチっと短いタップで潰れる。その一連の動きと咀嚼によりグルテンとスープエキスの融合が一気に進む。・・・そして旨いと感じる。
ニラは麺に貼りつき易く、いっしょくたにズボボボボビビビ―っと啜り食っても抵抗なく口の中に納まります。喉ごしの滑らかでニラの抵抗もなく、するすると喉元を駆け抜けるシルエットが素晴らしい。
<すっかり肉ニラエキスに支配されたスープ感覚>
ただベースのスープ感覚は今回はあまり判別がつきませんでした。最初から完璧にニラ炒めと混じっているというか、ラーメンの汁というより、ニラ炒めの汁という感じ。なのでニラ炒めと同じ味コメントになってしまうのだけど、豚肉エキスがこれまでよりも前に感じたのは、ちょっとした発見でございました。
総じまして、「優しいスタミナパワー感じる極上ニラソバ!」と言うそのままの感想でごめんちゃい。予想外に旨かったと言えば怒られそうだが、まさしくB級グルメの直球勝負という感じもあって、スタミナパワーもいい働きをしていると感じ入った次第です。これはもう一度食いたい!次回は絶対に大盛りにするつもりです。別にニラ臭くならないので、外回りの途中でも平気で食えますしねー。重宝しそうな一品です。疲れてよれよれな私をこんなに元気な気分にさせてくれたこの一杯にはとても感謝!それを忘れないうちに、サクッと最後にまとめて詠って締めますー。
よろよろと
揉め事処理に
疲れ果て
陰でひっそり
遅い昼飯
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
大盛りだとセパレート方式!? もやし餡掛けをつけ麺スタイルで味わい始める
<2017.11> もやしそば 大盛り
<恵比寿方面外回りの昼飯止まり木!和みの街中華!>
今回は都内で会議があるものだら、昼飯時間に恵比須の「前川」さんに寄らせていただきました。この店は昼だけ営業でしかも短時間だから、昼飯は並ばない程度に混む。外は少し雨がぱらついておりましたが、丁度満席状態から一人先客が食い終えて立ち上がったところに、滑り込むようにタイミング良く座ることができました。
久しぶりに営業再開ということで、先日は天津メンをいただいたばかりですが、その時妙に、他客が食ってて気になってた「もやしそば」に狙いを定めての訪問です。しかも、冬が近づくと食欲が旺盛になってしまうと言うか、妙に腹が減りすぎていて、大盛り対応できるか不明なれど、伝えてみると快く受け入れてくれました。「もやしそば大盛り」・・・・520円+100円というリーズナブルな価格設定は、まさに薄給サラリーマンの味方でございます。
<大盛りだとセパレート方式!? もやし餡掛けをつけ麺スタイルで味わい始める>
大将の立ち位置の目の前に座ります。炒め物と茹で釜の対応ですが、とても器用に並行作業されてて、さすがベテランという感じがいいね。動きい淀みが一切ありません。なので数種類同時に注文が入ってもテキパキと配膳が進みます。多少オーダー配膳の前後はあるんだけど、目くじらたてるほどでもありません。ワクワクと待っておると、なんと「もやし餡」だけが別皿で配膳されました。それがこの配膳姿。
一瞬、目が点になりましたが、「麺はもう少しまってね」と告げられたことから、上乗せトッピングと麺が別々になっていることを知りました。前回訪問では見かけなかった展開でして、おそらく大盛りだとこういうセパレート方式になるのではと、推察する次第です。もやしそばだから、ほぼ「もやしだけ」ですね。当たり前ですが、若干豚コマ肉が入っており、ニンジンやニラなどは一切入らないタイプのもやし炒めです。餡はとても緩めにかかっていて、ほぼれんげで救い上げてもサラサラと流れ落ちるような粘度で、舌触りとしてはライトな滑りです。味わいとしては、野菜の汁が少し溶けだしてサッパリした醤油餡かけという感じで、胡椒も控えめ。少し甘目のニュアンスある味付けが施されており、やや甘塩っぱい味の輪郭があります。そこをモヤシの汁で丸めているような味風景です。もやし自体は、シャキシャキ度合がやや峠を越えた感じで、やや物腰柔らかくなりかけな感じ。しかし餡が存分に絡むので、薄味になる気配はありません。
麺とトッピングを別々で配膳されたわけだが、一気に麺丼にもやし餡を投入するとあふれ出る。なので前半は、つけ麺あつもり風にそばをすくい上げて、つけだれのようにもやし餡を扱って食うことになります。なんだか妙な気分だね・・・。
そして半分くらい食い進んでから、一気に残ったもやし餡を、麺丼のほうに一気に投入。この時点で馴染みある、もやしそばの麺顔が完成いたします。
<汁を吸い込みがちな中太捩れニュアンス!噛み締めて旨味を大いに感じたい!>
もやし炒め餡かけに麺を投入して食らうときは、麺でモヤシ炒めを挟み込むようにして、口へと運び、ワシワシと咀嚼しながら食い続けました。モヤシのやや緩いシャキシャキ感と、麺のスパスパとした切れ味の、歯ごたえコントラストを楽しむのも一興です。そう、この麺はわりと太目でイエロー地肌なところはサッポロ系を意識させますが、以外に大人しくてしなやかさがあるのです。密度感もやや控えめで、その反面汁を吸い込むことには長けていると感じます。そして、麺のグルテンの風合いもしっかりと感じ取れるところがナイスでして、大盛り+100円はとても満足できます。
もやし餡かけをすべて丼に移してからは、一気にそばを啜り食いたくなってきます。餡が完全に汁にとけて抵抗感が一段と低くなりますから、ここからは一気にズボボボボボボーーーっとライトにすすり上げます。一層スパスパと切れ込むし、奥歯でプレスすると低反発のテンピュールのように潰れて旨みを感じます。大盛りのボリューム感もなかなか良いし(ひょとして2玉?)、飽きがこなくて丁度良い。ぼこぼこっとした中太いフォルムものど越しにシルエットを軽く感じさせますし、この店なら、私の場合。大盛り必須となるかもしれません。
<醤油味わいのボディ感ある大衆清湯醤油! もやし餡が移っても輪郭キッパリ!>
セパレートで出されたので、ベースの汁の味も今回はチェックできました。割としっかりと醤油の輪郭をかんじさせるスープ感で尖った塩気では、ないところが印象的です。少し霞濁りがある醤油清湯で、軽く鶏ガラの旨みを感じさせるところに甘みと錯覚しそうになる味わい。そこにモヤシ等の汁けがゆっくりと溶けてゆくため、後半になれば飲み干したくなってしまいます。
もやし餡が緩いため、汁に溶けやすいのですが、麺から吐き出されたグルテンの風合いも味かさねとなってスープに甘みを増すような感覚もあり。シンプルな醤油系大衆中華スープなんですが、シンプルなようでコンプレックスさも併せ持つ、魔力的なかんじもいたします。
総じまして、「腹パン覚悟の大盛り感!喜び溢れて、餡かけ漏らさずなセパレート方式もやしそば!」と言う、今回もまた何の捻りもなく、見た目そのままの感想でごめんちゃい。セパレート方式だとなぜか有難味を増すのは何故なんでしょうねー。大阪の夫婦ぜんざいに共通する何かを感じますが、あまり深堀しすぎても回収ができませんのでこの辺で。
風邪引きな私には、今回は身体の芯と心を温めてくれた貴重な一杯でしたので、この冬はできるだけ通いたいと思います。食って満たされた状態で山手線恵比寿駅まで。駅にたどり着いたら泣き出した雨。普段なら鬱陶しく思うところが、雨音が妙に心落ち着く・・・人は腹が満たされると心にも余裕が生まれるのね。そんな単純なこと忘れないうちに、とっとと最後に詠って締めることとします。
外回り
冷たき雨に
もやしそば
心温もる
大盛餡かけ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
恵比寿レトロ中華!優しさ和むフワフワ玉子の天津メン!
<2017.11> 天津メン
恵比寿という大都会のビルの谷間にひっそりと夫婦舟営業スタイルです。周囲は小洒落たカフェやバー、そしてバルもちらほらある中、お隣のこれまた渋そうなおでん屋と隣り合い、寄り添うように営業を続けておられてます。いつもながらのお母さんがお冷をお持ちになられて、注文を待ち構えておられる・・・。その間に、後客常連さんたちが、どんどんと口頭注文されますが、迷いに迷って・・・・今回は、ワンコイン企画は止めて、「天津メン」とさせてもらいました。どうも・・・街中華の丸く大きな円盤玉子の魅力に、最近は引き込まれる次第。しかも、価格は650円という破格値!!
天津麺は、基本的にどの店でも高いメニュー設定。900円前後っていうのが東京では相場なのではないでしょうか。このプライスオフ感が今回は強く背中を押したのかも・・・・。ちょっと心の中に火が付いたかも。
<シンプルな玉子焼きは実にフワフワ玉子感! スープの醤油塩気と相性バッチリ!>
天津「メン」と天津「丼」をしっかりと間違って受け取られないように伝えねば。語尾を強調してオーダーすると、奥さんもなぜかオウム返し(笑)。それを受けてささっと大将が準備にかかります。玉子をかき回す音、熱い中華鍋に投入される瞬間のジュワ―――とい鳴り響く音、軽くかき回しすカツカツカツって唸るヘラの音・・・・どれもリズミカルで心地よい。流れるような手際のあとに、奥様が親しみ込めた笑顔で配膳されます。それがこの麺顔。
おお!何となく横に広がった玉子焼き感が、優しさを感じさせますよ!。何だろうか・・・中華風オムレツ感が頭を過ったのですが、それはなぜ?。何となくカニ玉感を想像していたところが、実物はカニを感じさせなかったために、玉子メインの頭になってしまったのでしょうか。このシンプルさが今回はとても印象が良かったという流れです。
実際に箸で半分めくって玉子焼きをめくってみると、ふわふわとした卵白、とろっとした卵黄の混じりが見て取れます。そこをまず箸でつまんで食ってみると、おおおお!!これは見た目以上にフワフワ感覚ではないか!。玉子の味わい自体がうれしいほどに旨くて、口のなかで踊るようなフワフワ感。具材はとてもシンプルにほぼ葱のみという構成ですが、シンプル・イズ・ベストと言った分かりやすい楽しさが一面に広がるようです。
玉子自体の味わいも薄味で塩気は低め。そして玉子の味わいがストレートに伝わるのですが、そこに醤油系スープのキッパリした味わいが混ざり滲むので、全体で丁度いい味わいになるのです。玉子単独でも旨いのだが、少し小さく割ったものを、麺と一緒に載せて食うのもまた楽しいー。カニ玉風ではなかったのは肩すかしかなと思って心配しただけ無駄でした。具材の種類よりも、玉子の味わいそのものをダイレクトに楽しみましょう。街中華なりの大衆さや馴染み深さと共に!。
<汁を吸い込みがちな中太捩れニュアンス!噛み締めて旨味を大いに感じたい!>
こちらは、普通のラーメンとサッポロ系ラーメンと二種類のラインナップがあるのですが、どちらかと言えばしっかりとした中太に近いタイプです。ほぼストレートですが、微妙な捩れがあるフォルムが素朴さを印象付けます。割と汁を吸い込む傾向がある中太麺。表面のツルツル感を通して汁の浸透を感じる一方で、歯ごたえは割としっかりと感じさせます。つるっとスベリ良くてシコシコと楽しめる麺、いわゆるツルシコ麺?。ふわふわ玉子との相性もばっちりな風合いと弾力性です。
前歯でクチクチと千切って、玉子と一緒に軽くすする。奥歯へ運び込んでプレスするとモツモツとした低反発感と、玉子のクニュリとした感触が合わさり、すり潰すのが楽しい。味わいが深いねー。あとは喉奥へと落とし込むだけだけど、思わずライスもほしくなってしまいます。やはり、天津丼の方が一般的に美味そうなんでしょうかね。
<醤油味わいのボディ感ある大衆清湯醤油! 玉子の風合いが移っても輪郭キッパリ!>
これだけ玉子はしっかりとプレゼンスを発揮してたら、醤油スープは多少ぼやけるのでは?という心配は不要です。ベースの醤油系スープは少し強めの味付けと私は感じました。醤油の塩気も明確でしたし、醤油由来の風味感も強め。ベースの豚肉鶏ガラエキスは、さらっとしていますが、若干野菜等のエキスもあり柔らかい味わいに落ち着いたようです。
当然、玉子を炒めたときのオイルもジワジワと香ばしさを運びます。具材がシンプルなゆえに、わりとサッパリ&シンプルな味わいに感じられて、かえって良い印象だったかと。後半から飲み干すまでに至っては、麺のデンプン質が溶けだしたような甘味と、柔らかい玉子のコクがじわじわと漂っておりました。
総じまして、「復活の恵比寿レトロ中華!優しさ和むフワフワ玉子の天津メン!」と言う何だか毎回毎回捻りのないまとめ方でごめんちゃい。いやー、もうこの店で食えないのかと思っていたから、嬉しい復活ですよ。これはますます楽しみになってきましたので、今後もよろしくと退店の際に心に誓いました。次回は「ニラソバ」あたりが狙いなんだけど、サッポロ麺も外せないね・・・・。必ず年内に複数回詣でます。それにしても、もう11月だよ・・・一年は早い。陽射しなんかを見てると寂しくなる一方ですが、めげずに暖かい麺を食らって年末まで何とか生き延びてみせます。そんな決意と今回の復活の感謝を込めて、最後に忘れないように詠って締めますー。
秋晴れに
陽射し傾く
哀愁を
フワフワ包む
天津麺哉
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
!!!
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店名 |
閉店
前川
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、中華料理、餃子 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線 恵比寿駅(東口)徒歩4分 恵比寿駅から383m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
9席 (カウンター9席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 徒歩2分以内にコイン・パーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
店内携帯禁止マンガ読み禁止と書かれている。 |
初投稿者 | |
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<2017.12> 肉そば
恵比寿に来たら、もうすっかりここ「前川」に行くことしか思いつきません。大都会のビル谷間に奇跡的にある町中華屋さん。大将と奥さんの連携オペレーションも中々で、時代を超えたキャリアを感じさせます。安いだけでなく、何となく短い時間でも和む雰囲気が良いのです。今回は、一番混雑している昼の12時過ぎに寄らせていただきましたが、案の定満席状態。大将も前後のオーダーを鑑みながら、なんとか調理をまとめて行こうと奮闘されてます。店の前は少しだけ行列が出来たり、出来なかったりで・・・結構いろんな客層を取り込んでおられます。サラリーマンは言わずもがな、若いカップルとか大学生兄さんとか、はたまた音楽系の自由人らしき若者もおられて、ファンを取り込んでますねー。
こういう時は、店の回転が良くなるように、客の方も協力をしましょう。撮影メモも最小限で抑えることとしました。
<ストレスかけない肉旨味出汁!野菜は言わずもがな、椎茸の出汁がナイス!>
それにしても、石油ストーブは有難いねー・・・やはり赤い炎を見ているとそれだけで、温かくなるもん。足元が寒いだろうなと、少し警戒はしていたんですがとても救われます。カウンターから横向いて、ずーっと飽きもせずに眺めておりましたら、突然「おまちどおさまでした」と配膳を受けました。いつ作ったのだ大将・・・・それがこの麺顔です。
なかなか、肉アピール感が低い麺顔です。どちらかと言うと炒めた白菜とピーマンが主張しますが、豚小間肉は下に沈んでいるだけです。醤油系の色合いをしておりますが、塩気よりもマイルドな甘みが先行する味わいがいいね。こういうのを円やかだと言うのでしょう。
円やかさの正体は、見ての通り、野菜炒めからくる汁の甘み、そして豚小間肉からじわじわと滲み出る肉エキスが、醤油味と絡んでいるからです。しかしそれよりも注目したいのは、干しシイタケでして、これからにじみ出る汁が絶妙に絡み合って、全体を滋味深く仕上げているように思えてなりません。飾りだけと言うチープさを突き抜けた立派なメイン具材という存在が、満足感を高めます。という感じで、豚コク以外にも、野菜と椎茸が効いた醤油スープでして、最後はゴクゴクと飲み干してしまいました。
<ストレスかけない中太麺がとてもしなやか!汁を吸い込む優しい味わい!>
お馴染みの中華麺ですが、やや太目のサイズと多少のボコボコしたフォルムにより、食べ応えを感じさせる一方で、啜り上げがライトで食いやすいのです。密度感がやや低めなのもポイントで、汁をじわっと吸い寄せる感じが麺の旨さを高めるよう。前歯でスパスパと千切れやすいし、太目でも奥歯でプレスすると、クチリと淡泊に潰れてグルテンの風味と結合するようです。ズボボボボーーっと一気に啜り上げたかったのですが、ちょっと温度が熱かったので、最後の部分はハグハグとしながら、箸で口の中へと運び入れて食い終えました。
<中華丼の具材に似ているような印象・・・そんなトッピングイメージ>
店の主人の考え方次第で、バリエーション豊かな「町中華系肉そば」ですが、ここの肉そばは、「中華丼からの派生的」な一杯と、私は感じました。トッピングの肉野菜炒めイメージが、どうも中華丼のトッピングそれと似ていて、餡があるかないかの違いだけなのかと。それに豚肉を少々強化したのが、こちらの肉そばトッピング?。なので、干しシイタケが入っていても不思議感はないわけです。
総じまして、「大都会のほのぼの系中華肉そば!」と言う見たまま何の捻りもない感想でゴメンちゃい。この店の中では割と高めな設定ですが、それでも750円というリーズナブルさ。東京・恵比須で旨い麺を食おうと思ったら、これくらいは安い方でしょうねー。つくづくコスパの光る町中華だと感じ入りました。さて次回は何を食おうかな・・・そろそろ看板メニュー「札幌ラーメン」系を食おうかと考え中です。そんな楽しみが尽きないところで、今回の記憶が忘れぬうちに最後に詠ってしめたいと思います。
いにしえの
石油ストーブ
ぽかぽかと
昭和を伝える
和み肉そば
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!