意外と小さい。ほどほどに満足。でも店員さんの私語はいただけない。 : パンとエスプレッソとまちあわせ

11月上旬、ミヤシタパークとはどんなもんじゃと見に行ったとき、気になった店がコンクリ感のあるスタイリッシュなこの店の、なんかおいしそなベーコンエッグ。こういう店って実際に食べるとそれほどでもなかったりするけど、なんだか惹かれちゃうんだよねえ（失礼）。
9時～11時のモーニングだと飲み物がついて税込み550円でお得なので、そこから1ヶ月、12月上旬の平日に渋谷に用事があったので、用事より1時間近く前に渋谷に着くようにし、こちらでブレックファスト。

ミヤシタパーク自体はまたオープンしていないので、この店以外に入ることはできません。渋谷駅よりの端っこの2階入り口を素通りして中央辺りから入ろうとすると、閉ざされた入り口に追い返されて引き返す羽目になるのでご注意（はい、それやりました）。

9時台とあって、店内には2人連れのお客さんが1組だけ。店に入った時点で店員さんに店内利用かと聞かれ、4人掛け席以外なら好きな席に座ってよいとのこと。椅子席ではなく、壁際の席をチョイス。さて座ると……固っ！そりゃそうだ、ソファじゃなくて壁に固定された木だもん。木だもん（2回目）。じゃあ椅子に座ろうかとも思ったけど、そっちも座り心地イマイチそうなので（実際に座ってはいない。見た目）結局このまま。まあ、慣れてきたけどさあ、スタイリッシュなカフェってこれだから（偏見）。荷物入れはちゃんとありますが、向かいの席に置きましたとさ。

注文はやはりベーコンエッグ。飲み物は、ちょいと迷ってカプチーノ。ホットかアイスか店員さんに尋ねられました。この店はアイスカプチーノが名物らしいですね。でも冬の朝に飲む勇気はない（笑）。ところで「アメリカーノ」って薄いコーヒーなんだろうか。「アメリカン」は薄いコーヒーのことだと聞いたことがあるので。

ほどなくして運ばれてきたお食事。飲み物と料理とどっちが先だったかなー。少し時間差がありました。文句じゃないですよ。むしろその方がいいです。
あ、お水はなくなるとすぐに笑顔で注ぎに来てくれました。この辺りはマル。

カプチーノは普通においしくて、最初そのまま飲んで後半は砂糖入れました。んで泡スプーンですくってみた。カプチーノの正しい飲み方ってどんなのだろと思いつつ、まあ写真通りなカプチーノです。
本番はベーコンエッグ。思ったより小さい。店で売られている「ムー」というブロックみたいな食パンなんでしょうか。黄身は2つ。サービス？割れたの？などと思ったのだけど、食べログのメニュー写真を見たらこれが正しい姿みたいですね。ごめん。黄身はとろ～んではなく適度に固い。でも半熟。あまりに半熟だと切った瞬間にパンどころかお皿に流れて行ってしまうので、これくらいでいいと思います。もっとも、最終的に頑張ってパンでお皿の黄身をふきとることになるのだけど（笑）。
感想。おいしいです。やっぱりパンかな。もっちりしてて。ベーコンがやや弱い感もありましたが。うーん、適度においしいものってコメントが思いつかない。食レポ難しい。

何度も言っていますが小さいのでボリュームはあまりないです。この後に朝ご飯食べられそう（おい）。だから単品で550円は高い。でも飲み物と合わせてならコスパはなかなかでしょう。


ところで、カウンターの向こうでは、店員さんが楽しそうにおしゃべりしています。楽しそうな職場だなあ……ではなく、いくらマスク着用しているとはいえ、アクリル板があるとはいえ、いや、こんなご時世じゃなくても、飲食店や接客業の店員さんの私語はどうかと思います。接客に特段の影響はなかったのですが、ここでサービスの★をちょいマイナス。

とてもおいしいとか名店とかそういう風には思わないです。売られているパンもイマイチ心惹かれなかったですし（かりにも食後にパンの棚を見たからかもだけど。フォカッチャみたいなのあったから最初からランチのパンを買うつもりでくればまた別なのかもだけど）。こういう店は雰囲気含めてというか。でも悪くはないです。適度においしいし。
最初に言った「こういう店って実際に食べるとそれほどでもなかったりするけど、なんだか惹かれちゃうんだよねえ」の通り、なんだか惹かれちゃうので、また機会があれば違うものを食べに来るかもしれません。