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2015/07訪問
かつて、渋谷にSwingという店があった。
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じむち
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店名 |
渋谷 Swing(シブヤス ウィング)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
03-5790-9544 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
渋谷駅、代々木八幡、代々木公園駅 神泉駅から657m |
営業時間 |
営業時間 [月・火・水・金・土] 定休日 木曜日、第2・4・5日曜日 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
[昼]~¥999
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
席数 |
16席 (カウンター4席、4人がけテーブル×2、2人がけテーブル×2) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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渋谷Swing。復活と言ってよいのだろうか。勿論、かの Swing を営業っていらっしゃった宮沢氏は、もう8年くらい前に鬼籍に入られていらっしゃるので、いわば、名前を引き継いでということにはなられるんだとは思うのだが。
いずれにしても、小生のような若輩者がどうこう申し上げるということでもなかろうかとは思うし、っていうか、そもそも、小生自身、閉店間近の渋谷Swingを、その近所の中古レコード屋にお伺いする際に、看板をちらっと見かけたか、一杯コーヒーをいただいたか、いただかなかったくらいのものなんで、Swing、それも渋谷Swingの歴史を語るなんてのは烏滸がましいのだが。
一応、小生が調べた限りのことを、ちょこっと書き記しておく(出店については、*参照のこと)。
そもそも、宮沢さんが、ジャズ喫茶を、初めて開店されたのは、1951年、銀座7丁目の松坂屋裏とのこと。
その銀座Swingの支店として、渋谷に店をオープンされたのが、1955年とのよし。銀座の店では、名前の通りスウィングに加えてモダンジャズを中心にかけていらっしゃったそうなのだが、渋谷の店は、開店当時、ディキシー専門だったんだそう。
場所も、小生が知ってる、中古レコード屋の傍ではなくて、道玄坂を登って行き、百軒店の路地裏。これも、また有名なジャズ喫茶である「オスカー」って店のすぐ裏くらいだったとか。
その後、渋谷Swingは場所を移って、同じ百軒店の中の少し道玄坂方面に戻った曲がり角に移転されたんだそう。ちなみに、この新Swingは、いままでの店と比べて、ちょっと広めでジャズのライブなんかもやられていただんだそう。
で、その元渋谷Swingの場所が「ありんこ」って店になったそうなのだが(その「ありんこ」を舞台にした荒木一郎さんの小説が「ありんこアフターダーク」ってのなんだよね。小生も、最近、文庫本で読了)。
この頃(1960年頃)、この界隈には、その渋谷Swing、ありんこだけでなくて、前々から営業してた「オスカー」、さらに「渋谷Dig」、「デュエット」などなど、ジャズ喫茶が立ち並んでいたんだそうで。まさに、渋谷、ジャズ喫茶、黄金時代ってのがあったんだそう。
旧渋谷Swingのその後の消長としては、昭和40年頃、モダン・ジャズをメインにかけるようになって、更に、その後、小生が知っている宇田川町のほうに移り、その店では、「ビデオ・ジャズ喫茶」に変身していったそうで。1990年代の半ば以降は、かけられる映像も、いわゆるモダン・ジャズだけでなく、FUSIONあり、FUNKありといった感じだったんだそう。
その頃には、店内には猫がいたという話もある。
ちなみに、その宮沢さんの渋谷Swingが閉店したのは、1996年12月、それもクリスマスの日なんだそう。
*:上記記述内容については、柳澤安信氏が「Bourbon Street Step 34: モダン・ジャズ全盛期にトラッド・ジャズを聴かせた2軒のジャズ喫茶 (1) 」に記された内容を大いに参照させていただいた旨、ここにお断りさせていただく。
http://www.odjc.com/bourbon/bourbonstreet34.html
まさに、渋谷のというよりも日本のジャズ喫茶の歴史をしょってきたような店だったということらしいのだが。
現在、渋谷Swingの看板を掲げて営業されていらっしゃるこちらの店も、正統派のジャズ喫茶っぽい雰囲気。立派なスピーカー。そのスピーカーにも、ウェスタン・エレクトリックってラベルが貼ってあった。
ちなみに、小生がお伺いした折には、Shaznaさんにお聞きしてみたら、レスターボウイの”Countless Blues”とかがかけられていらっしゃってたよう。
ビルの4階ってロケーションは、いかにも怪しい。1階と最上階とが同じカフェで、2階から4階まで、いろいろと事務所だか店が店子として入っていらっしゃる。4階の渋谷Swingの隣室も物販らしき店。何を売っていらっしゃったのか、あまり足を踏み入れたくなるような雰囲気ではなかったようなw。そもそも渋谷Swingへのアクセスもわりと奥まってて、どこか秘密めいた雰囲気。
小生は、500円のコーヒーを一杯。サイフォンで淹れていただく。喫茶店でよく見かける、MLBって緑色の燗が後ろの棚に置いてあったんで、そのMLBのコーヒー豆なんだと思われる。
生ビールとか、ウィスキーもメニューにあって。7UPと Sevenっていうウィスキーを合せたという”7and 7”なんてカクテルも出していらっしゃるんだとか。なんか、いろいろと楽しそうな予感、
フードメニューも、カレー、海苔トーストとか。あと、NYチーズケーキとか、神楽坂のアルタムーラセイって店から提供を受けているというフォッカッチャとか、いろいろと充実していらっしゃる模様(小生は未食だが)。
で、ちなみに、いまの店、コーヒーを淹れていらっしゃってたのは女性だったんだけど、店主だったんだろうか、小生がお伺いした折にも、店内で寛いでいらしたご主人は、プロのトロンボーン奏者なんだそう。
なんにせよ、小生自身は、そこまでのジャズのマニアではないんだけど、なかなか楽しそうな店。
今度、ゆっくりお伺いしてみても楽しいのかもしれない。