無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
命の洗濯
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
タケマシュラン
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
タケマシュランさんの他のお店の口コミ
島キュイジーヌ あーすん(小禄、赤嶺 / フレンチ、カフェ)
TRATTORIA Fragranza(白金高輪、白金台、泉岳寺 / イタリアン、パスタ、ワインバー)
トルネコパーパ(旭橋、県庁前、壺川 / ラーメン、油そば・まぜそば、食堂)
a table(末広町、御茶ノ水、湯島 / ビストロ、フレンチ、ワインバー)
Columbia8(県庁前、美栄橋、旭橋 / カレー)
7th Moon Club(北谷町 / カフェ、ステーキ、ダイニングバー)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
パッポンキッチン
|
---|---|
ジャンル | タイ料理、カレー、居酒屋 |
住所 | |
交通手段 |
京王井の頭線神泉駅から徒歩9分 神泉駅から622m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
8席 |
---|---|
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2013年12月10日 |
備考 |
ランチ1種類1000円 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
東京でポルトガル料理と言えばクリスチアノ。そのオーナーが新たにオープンしたのは何故かタイ料理。意図を知りたくて訪問です。
渋谷センター外の奥の奥。人通りが少なくなった頃の、スナックなどノスタルジックな店が連なる古ぼけたビルの2F。
おそらくスナックのような店を居抜きで借り受けた店でしょう。小さなキッチンを取り囲むカウンターは僅か8席。予約してから行きましょう。
メニューはいずれも1,000円以下と良心的。なのですが、いわゆる日本で定番のタイ料理、すなわちトムヤムクンやパッタイ、ガパオごはん、ヤムウンセン、カオマンガイは見当たらず。妙に見え隠れする「発酵」の二文字や「電車チャーハン」のような謎の料理名がメニュー表に踊る。
シンハビールで乾杯。グラスは遠慮してそのままビンダビンダです。
発酵肉揚げ4種盛。手羽先に豚バラ、ソーセージに鶏肉。鼻腔をくすぐる発酵臭。独特の酸味と旨味。ソーセージって揚げるんだ。色々と発見のあった一皿でした。
ピータンのホーリーバジル炒め。「あたしピータンに目が無いの」とアジア料理に詳しい連れ。「カライ、オーケイ?」との質問に大きく首を縦に振る。しかしこれは完全なる禁断の果実。兎にも角にも辛くって、ビールを飲んでも飲んでも追いつかない。しかしその辛味の奥に鎮座する間違いの無い旨味。
白きくらげのサラダ。たっぷりのキクラゲとエビ。日本人には発揮できない酸味と甘味、そして辛味。複雑な味覚の多重奏。日本語は苦手としながらも無口に、そして確実に料理を作り続けるシェフ。あんなに小さなキッチンでこれほどまでに多種多様な料理を作り出すことができるものなのか。
「あたしウイスキーもらう、タイのやつ」酒飲みの彼女。一口頂きましたが度数はそれほど高くなく、その代わりに香りが豊かです。
鶏もも肉の発酵海老味噌炒め。絶品。これまでとは方向性が異なり全く辛くありません。ココナッツの優しい甘味にアミノ酸を感じる海老味噌。具材はもとよりソースが旨すぎます。1滴も残さず舐め尽してしまいました。
サービスでお出し頂いた豚の皮のおせんべい。独特の香りと甘味。普通に日本で生活していると辿りつけない味わいがこの店にはあります。
〆の炭水化物は舟そば。豚の血入り牛出し汁米麺。聞いただけでややこしい料理です。宗教を限定する一皿。豚の血をブーダンノワール以外で食すのは初めてかもしれません。この料理もやはり甘く、その奥にコクがある。麺は柔らかく単調に感じましたが、本場ではこれが正しいのだろうと納得する。
ショッキングなお店でした。味に幅と柔軟性を持っているお店です。特筆すべきはその値段。私も連れもパカパカ飲み、もうだめだ食えねえという喫水線まで達しているというのにひとりあたり4,500円で済みました。このようなレストランにふとめぐり合うことこそ命の洗濯。数日と間を空けずに連れが再訪していたので、その満足度の高さがうかがえます。
■写真付きのブログはコチラ⇒ http://www.takemachelin.com/2017/04/pappon.html