無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
050-5869-4147
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
Reverse11440さんの他のお店の口コミ
店名 |
イル フューメ(Il Fiume)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、バル、ダイニングバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5869-4147 |
予約可否 |
予約可 ▼席のみ予約のお客様へ |
住所 | |
交通手段 |
渋谷駅新南口改札口より徒歩5分 渋谷駅から556m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T1010401150243 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
頂いておりません。 |
席数 |
48席 (テーブル席30、テラス6席、カウンター4席、ボックスシート8席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 50人、立食時 80人 |
個室 |
有 (6人可、8人可) カーテンで仕切られたボックスシートによる半個室です。 6〜8名様でご利用いただけます。 |
貸切 |
可 (20人~50人可、50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 入り口に灰皿のご用意がございます。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングが多数あり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カップルシートあり、カウンター席あり、ソファー席あり、オープンテラスあり、プロジェクターあり、電源あり、車椅子で入店可 |
コース | 飲み放題、3時間以上飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
家族・子供と | デート | 大人数の宴会 | 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ドリンク持込可、ソムリエがいる、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 可能でございます。 |
ドレスコード | 一切ございません。 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年10月10日 |
電話番号 |
03-6434-1072 |
備考 |
ワインの持ち込み可能でございます。お問い合わせ下さい。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
渋谷駅は相も変わらず魔窟だ。
いつ終わるとも知れない駅周辺工事の様相は香港の街並みを彷彿させる。
もはや利用客を迷わせる為に増改築しているのではと勘繰ってしまうような駅構内から渋谷ストリーム側へ出て、明治通りを並木橋で折れ八幡通りへ進む。
直ぐ左手に青いオーニングテントと、ヘアラインのステンレスに墨文字のサインが印象的な店が目に入る。
『ll fiume(イル・フューメ)』
三浦半島の朝採れ野菜と、トスカーナ地方の郷土料理が愉しめるイタリアンだ。
無骨な中にも大らかで温かみのある居心地の良い店内は、白煉瓦の壁面をプラスターで仕上げ、奥側の壁のみレッジストーンを使用したグランジ感のある内装。
入口正面にカウンター、両翼に二人掛けのテーブル席が並び、奥側にはプライベートスペースの様なシートも見えた。
テーブルセットは黒で統一され、照度を抑えた小口径のダウンライトが大人の店が持つ情調と色気を涵養している。
メニューを頂き、ランチメニューから『黒トリュフと雲丹の濃厚クリームパスタ』をお願いした。
ランチはこれに前述の三浦野菜のサラダバーとフランスAOP認定バターを使用したクロワッサンが付く。
オーダー時に説明のあったカウンター側にサラダバーを物色に行くと、野菜の構成がなかなかに面白い。
定番のサニーレタスに、淡麗ながら甘みのある三浦大根や、色鮮やかで歯触りの爽やかなクリーム人参に加え、大根の淡麗な味わいと対比させるかの如く、土の香りが好ましい『あやめ雪蕪』を持って来るという、食味、食感のメリハリが考慮された根菜中心の構成。
三浦半島でも西の相模湾側は黒潮を孕んだ海風により、旧くから温暖な土地で知られ、冬でも甘みの強い野菜が育つ環境が整っているためか、何れも実に旨く、特に生食での三浦大根は甘み、旨み共に頭ひとつ抜けて農家の方に感謝したくなる程の出来。
これらを何も付けず少し味わってから、レタス側に掛けておいた自家製玉葱ドレッシングを絡めて頂くと、野菜たちの味わいがより鮮明に浮かぶ。
オーダーから10分強で供されたパスタは、配膳時から黒トリュフの魅惑的な香りが鼻孔を擽る。
麺は生パスタらしくビジュアルはやや太めのスパゲティとヴェルミチェッリの中間といったところで、こうした濃厚なソースに良く合いそうだ。
鼻先で燻るトリュフの香りを愉しみながら、フォークで掬い上げたパスタを含むと今度は口内を雲丹の香りと旨みが包み込み、それらが鼻腔へ立ち昇る。
潮の荒々しさを感じさせながらも、海の嫋やかな優しさを孕んだ甘美な雲丹のエキスが味蕾を撫で回す。
堪らずパスタを噛むと、歯応えのあるモチモチとした食感にそれらが相乗され、恰も形を成した薫りを頂いている様な感覚になる。
噛むという行為でトリュフの薫りと雲丹の旨さが口内で反芻され、まろやかに心地良く喉を嚥下していく。
暫くこの反復運動に没頭し、気がつけばドリンクを片手に空の皿を眺めて余韻に浸っていた。
今回はパスタを頂いたが、ビーフイーターとしてはランチメニューのUS産牛ハラミステーキにも食指が動くところ。
魔窟・渋谷駅には近付きたくは無いが、此方にはまたお近付きになりたい二つの相入れない感情が頭の中でチークダンスを踊っている。