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奥渋谷開拓⑥：発想の凄さに驚かされる創作料理
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よーぜふ (K)
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
ぽつらぽつら
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理、ビストロ |
|
予約・ お問い合わせ |
03-5456-4512 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
京王井の頭線【神泉駅】徒歩３分 神泉駅から132m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥10,000～￥14,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥10,000～￥14,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 領収書（適格簡易請求書） |
適格請求書（インボイス）対応の領収書発行が可能 登録番号：T4810828815037 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席・設備
| 席数 |
19席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング：円山町17に8台収容、神泉町9-14に40台収容、ほか |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | ドリンク持込可、テイクアウト |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2009年 |
| 備考 |
姉妹店「うつらうつら」 |
| 初投稿者 |
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2021.04
ちょいと奥渋谷を開拓してみたくなり、相棒に頼んで何軒か紹介してもらいました。
６軒目は、日替わりのお品書きを超シンプルに書いて想像力をかきたてる趣向の ぽつらぽつら。
◆金柑
「金柑」としか書かない１皿目は、レンゲの上に金柑を乗せたもの。
よく見ると金柑の下にはチーズが２種類（マスカルポーネとブーラッタ）、その上（写真では左にはみ出したところ）に黒トリュフです。
レンゲサイズなので分解せずに一口で食べてしまいましたが、完璧なコンビネーションに、いきなり唸らされます。
◆穴子
「穴子」としか書かない２皿目は、何と茶碗蒸し。
穴子は具にしてステルス化、穴子自体と言うよりは出汁の効いた餡も含めて全体のバランスを楽しむ趣向でした。
◆蕪
「蕪」としか書かない３皿目は、完全予想外の３色小皿。
下層が「ニラ」ペーストで苦味がしっかり出た濃厚系、中層が蕪のペーストで甘味を感じ、そして上層が殆ど生のシラスです。
そして黄色い粒粒がカラスミで、全体を重ね合わせて食べ進めると、ニヤける美味さ。
見て驚き食べて驚く、凄い作り込みでした。
◆寒サワラ
「寒サワラ」としか書かない４皿目、ようやくメニュー名の素材が主役として目に入ってきました。
表面を炙ってタタキにし、その下に敷いているのが赤大根(紅くるり・紅しぐれ)、そして(名前をド忘れしましたが)高級品の柑橘。
サワラと赤大根２枚と柑橘を重ねて一気に口に放り込むと、爽やかで重層的な組み合わせに唸ります。
◆本白子
「本白子」としか書かない５皿目、これもソテーされた白子の存在が初見から目に入ってきます。
ですが、味付けが変態的。
ＸＯ醬をベースに甘エビ出汁を加えてコクを出し、帆立の微塵切りを混ぜ込んで味に広みと深みを加え、トッピングの葉ニンニクで香りも重ねるという、タテヨコナナメに味を広げる面白すぎる作り込みでした。
◆毛蟹
「毛蟹」としか書かない６皿目は再びステルス化されたもの。
目に入ってくるのはソテーされたチコリで、毛蟹はベシャメルソースに混ぜ込まれています。
お初となる濃厚ベシャメルの美味さは圧倒的で、ド変態的な発想に驚きます。
◆仔牛
「仔牛」としか書かない７皿目は、肉ストレートの一皿。
「牛蒡ポタージュです」と言い添えて出してくれたので、まずはスープから口に入れますが、濃厚で美味い。
そして驚いたのがランプ肉で、表面から中心部まで完璧な火の通し、只々旨味だけが口の中に広がります。
更に驚くのがスープとの相性で、絡みつく美味さと言うか何と言うか、肉の美味さを一段階押し上げる凄い趣向でした。
という感じの、ぽつらぽつらでした。
面白い趣向で色々な食材を楽しませてくれる店、機会がありましたら、ぜひ・・・