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kamura
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店名 |
閉店
レストラン バカール(restaurant bacar)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
渋谷駅から12分 神泉駅から188m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
13席 (カウンター7席、テーブル6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2008年12月12日 |
備考 |
予約電話は営業日の正午~15時に受付しております。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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いつもお隣の知花に来るたびに気になっていた、明るいオレンジのファサード。
少し約束の時間より早く着いた私に、内側から扉が開けられる。
ようこそ、と、金山氏の張りのある力強い声と笑顔に迎えられたときから魔法にかけられたのだった。
::::::::::::
最初に登場したのは切り株の上、塩味、苦味、甘味、辛味、酸味のドレスをまとったフルーツトマト。
それはおなかをすかせてきた私の欲望と味覚をかりたてる最初の誘惑。
うずらたまごの殻の帽子をあけると、冷凍たまごの黄身。
ブータンノワールの上に咲いたたんぽぽのよう。
「最中」の中身は、フォアグラといちじく。
こうばしい最中の皮がフォアグラをやさしくつつみこむ。
いちじくとあいまるとかろやかすぎるほどで、いくらでも食べられる気がした。
白子のムニエル。
とろけていくはかない夢。
あたためていただいたbacar焼印入りの四角いブリオシュ。
バーニャカウダ。
生のカリフラワー、ヤングコーン、チコリ、
さつまいも、金色に光るごぼう・・・
蟹身入りの蟹味噌ソースと。
連れてきてくれた方がここでささやく。
而今があるよ、と。
このときこの時間、而今でこの蟹味噌ソースを味わう。
今を生きている私たち、もうここでなにもいらないくらい。
誰かが言う。
このソースで飲める、と。
私と同じ日本酒好きのひとだった。
清流の中を泳ぐように揚げられた稚鮎。
緩急。
強弱。
こえのいろ。
はなたれるときどきのことのは。
魔法はどこまでも続いた。
この夜、4人でいただいた飲み物は
カヴァ、白、赤を各ボトル一本ずつ。
而今(千本錦)と(八反錦)をグラスで。
以降いただいたメニュー
・ガスパチョ、エビがぷりぷり
・フォアグラ、鰻のソテーとマンゴ
・合鴨のロースト
・岩ノリのパン
・きのこのごはんと、いわしのごはん
・デザートは四種類、さまざまな演出とともに
・コーヒー
・キャンディボックスを開けると、可憐に咲いた生キャラメルの花
魔法にかけられたまま、
私たちはどのお料理をも笑いながら、喜びながら、楽しくわかちあった。
それはもう、
この夜が最後だとおもっていたからかもしれない。
お店の空気、シェフの仕事とたたずまい、金山氏のひらりとした仕事、
お料理のいろとかおりとすべてが織りなすマジック。
一夜の夢。
いつまでも魔法が解けなければいいのにと願う時間。
どうか、
いつかどこかでまた魔法をかけてください。
いつか、どこかで。