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看板が魚のカタチをしている、イタリア料理屋さん。
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じむち
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じむちさんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
移転
イルチッチォーネ（il Ciccione）
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン、シーフード、パスタ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
神泉駅（京王井の頭線）から徒歩3分。 神泉駅から153m |
| 営業時間 |
|
| 予算（口コミ集計） |
￥6,000～￥7,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） |
| サービス料・ チャージ |
コペルト（パン、席料）５００円／お食事のお子様も頂戴しております。 |
席・設備
| 席数 |
19席 （カウンター5席 テーブル2名×4席 半個室6席） |
|---|---|
| 個室 |
有 （6人可） 完全個室ではありませんが、周りからは見えない半個室となっております。 3名様以上からご案内させていただいております。 当日のお席の状況によっては、カウンター席もしくはテーブル席でのご案内となる場合がございます。 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 テラスに喫煙所があります。 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングがあります。 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、オープンテラスあり |
メニュー
| コース | 飲み放題 |
|---|---|
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる |
| お子様連れ |
子供可 ご予約時に必ずお伝えください。 |
| ドレスコード | 特にございません。 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2012年4月11日 |
| 備考 |
地下ワイン貯蔵庫。白40種 赤40種 泡10種以上！！ |
| お店のPR |
２０１９年１１月１６日～渋谷神泉から八王子に移転しました！
３年充電期間を経て八王子に移転いたしました。 |
| 初投稿者 |
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ちょっと路地を入ったとこ。わりと地味めなロケーションかと思いきや。少なくてもお伺いした折には、結構、予約で席が埋まっていらっしゃってたみたい。
小生ラは、カウンター席にて。店内で流されている、イタリア語のラジオみたいのが、少々喧しかったかｗ。
何品か、魚中心にお願いしつつ、アクアパッツァの後、リゾットでということも想定しつつ、イタメシ屋だと、頼みがちなパスタもお願いせずということで。
・岩牡蠣。そのままではなく、上に茶豆のピューレと香草をたっぷりと。連れいわく、そのピューレは、少々、余計では、とのコメントをしてたものの、ここいらは店の考え方の問題かと。
・スズキのカルパッチョ。なかなか野心的な一皿でいらっしゃるようにお見受けした。
日本人は、生の魚については、自分の味覚に絶大な自信を持ちがち、という気がする。旨いスズキを醤油でべちゃべちゃにしたらモッタイナイとお嘆きの向きでも、塩か、ワサビか。カルパッチョっていうと、やっぱり、オリーブオイルとバルサミコかって、安心するというか。つらつら考えてみると、かなり保守的な味覚という気がする。
こちらで供されたカルパッチョは、蜂蜜も入ってて甘めに仕上げられたレモンソースと。緑色のは、なにかと思ったら、キュウリをおろしたの、なんだそうで、も添えられてて、さっぱりとした清涼感を誘いつつも。ワサビかなにかのハーブを使ってスパイシーな感じでまとめるのでもなく、脇にまわった感じにて。そこに、アーモンドと香草も加わり。この甘めに仕上げたっていうベースのソースの味わいは、絶品のスズキと合わせるにしては、それなりにチャレンジングな気もするのだが、アーモンドがよく橋渡しをしてくれてたと思う。
・花ズッキーニに、チーズとアンチョビを詰めて、ホットケーキミックスみたいな衣をつけて揚げたの。今年はご縁があるのか、花ズッキーニ、シーズンで２回目か。たしか、１回目はチーズを詰めてあったっけか。こちらは、アンチョビも。なんで、やや思ったのだが、チーズとアンチョビが勝ってて、ややズッキーニの味わいが消し飛んでいらっしゃってたようなｗ。
・コチの半身をアクアパッツァにて。アサリも。干しトマトと、オリーブとケッパーと。これは、文句なしに良かったというか、小生の味覚にても旨かった。安心感を以って味わえる。
あと、そのスープを別に取ってあるので、有料のオプションで、後作りにてリゾットも作ってもらえる。鍋のあとの雑炊もどきとかではなく、米から仕上げた、ホンモノのリゾットにて。
一杯目は、スパークリングをバイザグラスにて。
その後、白ワインをボトルでひとつ。リヴィエラ・リグーネ・ディ・ポネンテ・ピガート。２０１３年もの。インペリア県、ランツォにある、デペリってワイン蔵の産。リヴィエラ・リグーネ・ディ・ポネンテDOCのピガート。
ピガートという葡萄は、小生、あまり飲んだことがない。しっかりとした黄色がかってて、わりと華やかなという案内をしていただいたにしては。ミネラル感も感じられたりと。あと、ピガートって葡萄は、オリーブオイルのニュアンスも感じられるというのが特徴ということのようなのだが。そこいらの感じも、フルーティで華やかなだけのワインと一線を画していたように思う。
夏だし、ワインの周りにアイスベルトをまとわせたまま、わりと冷たいままで空けてしまったのだが、もう少し、温度があがったほうが、塩っぽさとか、ミネラルとか、さらに複雑なハーブっぽいニュアンスとか、いろいろな要素がより強く感じられたのやもしれぬと。
気軽なトラットリアって風の感じの店ながら、攻める姿勢も見てとれる。小生、そこまでボキャブラリーが多いわけではないってこともあり、どこまで、この店の試みを掴まえて、楽しめてたのかは、やや心許ないところもないではないが。偶には、こういう店でメシを食うのも楽しい。