渋谷で一番？ : はやし

〇2017年11月24日(金)午前11時30分初訪問
　今日は会社の振り替え休日。通院後、新宿御苑とオリンパスプラザへ行こうと思いました。その前に、どこかでおいしいラーメンをと思い、渋谷で一番おいしいというここにしました。

　さて、電車の中で地図を頭に入れて、渋谷駅を降りて店に向かいます。完璧に思った通りのところにありました。店には銀行のATMみたいにテープが張ってあります。店から離れたところにも何やら並ぶ場所があります。着いた時間はほとんど開店15分前。別に計ったわけではなく偶然。すでに一人並んでいます。ので、ここに並べばいいとわかりました。時間がたつと、隣の店を開けて、行列が続いています。こういうシステムだったのですね。

　さて、開店を待ちます。店の前には、メニューが貼ってあります。メニューは3種類だけ、らーめん(800円)、味玉らーめん(900円)、焼き豚らーめん(1100円)。裏メニューに塩があるらしいですが。食べるのは焼き豚らーめんに決めました。せっかくここまで来て、並んでいるわけですから、後悔したくはありません。
　開店2分前くらいに店主が出てきて、ちょっと待ってください、と言ってのれんをかけます。これがなぜかボロボロ。なんか絡まっているな、と思ったら後で見ると、人が入るところだけ半分折りになってました。
　さて、のれんをかけ終わると、どうぞお入りください。ということで、前の人に続いて、店に入ります。後ろにはたぶん10人以上の行列ができていたはず。
　食券を買います。前の人が買っているうちに、券売機の写真を撮ります。自分が渋滞の元になりたくないので。
　中に入ると行儀よく、カウンターの奥から順番に座ります。この椅子、回転するけど動かないタイプ。椅子の間隔は広くはありません。荷物は足元に置くしかありません。出し入れが面倒。

　さて、中はシンプル、お冷はセルフ。コップとポッドが置いてあります。調味料は一切ありません。それだけ、味に自信があるということでしょうか。

　やがて、らーめんが来ました、ハイ、チャーシューどうぞ。と店主の奥様。なんだ、メニューには焼き豚と書いてあるけどチャーシューでOKなんだ。

　早速、一番の人は食べ始めます。私は、一応、写真を撮ってから。一通り撮ると、遅くなった、早く食べないと並んでいる人に申し訳ない。とプレッシャーがかかります。

　それはともかく、らーめんは、味玉、チャーシュー4枚、メンマ、小さい海苔が乗っています。

〇麺
　細麺かと思ったら、それほど細くありません。小麦感があります。ツルツルではありません。ストレート麺のようです。少し黄色いような気がしますが、それほどでもありません。これは淡麗系だと思っていたので予想してませんでした。なかなかの食べごたえです。

〇スープ
　まず、少ないです。ちょっと麺を食べてから、レンゲの出番です。淡麗系だと思っていたのに、スープは透明ではありません。ちょっと濁っています。だしのベースはなんでしょうか？鶏だと思っていたのですが、ひょっとして豚骨かも。醤油は確かに効いています。魚介系も入っているようです。まあ、はっきりわかりません。確かにおいしいです。でも濃厚かといわれるとどちらかというと淡麗です。このスープは手間がかかっているのでしょう。そして、結構強い味なので、少な目でもOKなんでしょう。でも、私としてはもう少し欲しい。

〇チャーシュー
　肩ロースでしょう。冷えたまま入れています。脂肪が白い。でもすごく柔らかく煮こまれていて、適度な味付けがあります。おいしいです。

〇味玉
　黄身トロトロというよりは少し火が通っています。黄身が偏っているからかな。味は薄味が付けてあります。スープと同傾向の味。

〇メンマ
　印象に残っていません。

〇その他
　ゆずのみじん切りが入っていますが、どうも二切れのようです。2回しか味がしませんでした。もう少し細かく切って、まんべんなくいきわたるようにした方がいいのではないかと思います。(実際そうしている店があります)。

　というわけで、期待していた味とはちょっと違いました。この店の食べログ高評価ほどはおいしくないような気がします。例えばスープの味は、懐や、秋元なんかよりもおいしいか？と問われればそんなことはないと思います。ちょっと高めだし。
　それよりも困るのは、行列店であるということ。私が食べ終わるまでに、私の次の人も食べ終わってしまいました。たぶんその次の人も。これではゆっくり食べていられません。私が遅いのは写真を撮っていることもありますが、もともとそんな速い方ではありません。というか、考えながら食べるからいけないのかもしれませんが。プレッシャーで追い立てられるのは気持ちよくありませんね。〇村家なんかでも、プレッシャーがかかりますが。

　ということで、いつかゆっくり食べられないかな、と思いました。