馬喰町にすごい和食屋さんができていた！（生牡蠣好きなアナタへｗ） : MK MUSAI

江戸通りから一本北側に入った路地、いわゆるエトワール海渡エリアに、
いつのまにかひっそりオープンしていました。
軽井沢の契約農家の新鮮野菜がウリで、雰囲気もともすけ系で素敵♪
後で知った所によると、浜町のファーマーズグリルの姉妹店だそうです！

＝＝＝＝＝2018年2月　ランチ訪問＝＝＝＝＝

この日は浅草橋・蔵前方面に、行きたいBM店がたくさんできていたので、
場所や雰囲気をチェックしにお散歩する予定で、自宅を出発しました。
が、当店のメニュー看板に目が留まり・・・
「ぬぬっ！野菜の西京焼き？？うまそうやないけ！」
「茶碗蒸しがついてるのもえぇやないけ！」
と、目を奪われていると、店員さんが出てきてくれました。
地下のお店ですが、階段と前庭があり、石砂利と敷石の敷かれた入口に
思わず向かってしまいました。
あ～、ボクのBM店を巡る旅は、3分であえなく撃沈・・・
なんて優柔不断・・・というより、臨機応変な対応！
場所としては、馬喰町交差点から2分、東神田バス停から1分程度です。

海辺で聞くようなアコギベースのフュージョンがかかっています。
天井は低いですが、吹き抜けから陽光が差し込む、和洋折衷なインテリア。
木のぬくもりも至る所で感じられますし、花器の配置なども素敵！

2人卓に案内いただきました。
店舗自体は小さめで、4x4、2x4、カウンター4席（ハイチェアスツール）に、
掘りごたつ式の個室も用意されています。

まず、「デトックスウォーター」という、柑橘系のフルーツが混ざった水が来ます。
スタッフさんは男性陣のみ、キッチン2人に接客対応1人。

■野菜の西京焼きプレート
　とろける温かいわらびもち　　　1,300円

焼き野菜が大好きなボクのためのプレートのようです！

前菜の扱いで、プレートの前に
・朝絞りの鰹と昆布のお出汁
・蕎麦の実の煎ったもの
が出てきました。
良い香りの出汁をずず～っと飲みながら、蕎麦の実をぽりぽりといただきます。
おこちゃまなので、こういうぽりぽり、かりかり食感は大好きです！

7分ほどでプレート到着！見目麗しい、彩に溢れた内容です！
西京焼きの内容は、書き切れていないかもしれませんが、
にんじん、かぼちゃ、蕪、じゃがいも、ズッキーニ、大根、だったかな？
手前側に一見さつまいもと思える、中が白っぽくて外皮がワイン色のお野菜。
さつまいもと思って食べたら、なんと大根！
キレの良さからそうめんかぼちゃっぽい食感です。
スタッフさんを呼び止めて質問してみると、「レディ大根」と言うらしい。
紅芯大根、赤大根、紫大根とも違う、中が白で外が紫、変わってますね！
炭火焼にしているのか、所々焦げ目があって、そこに西京味噌の甘く深い味付け、
美味しい～♪
個人的には、にんじんが一番好みでした。良くも悪くも人参くさくて。
この皿には箸休めの葉物野菜と、塩にぎり、粒山椒が載っていました。

茶碗蒸しは小さめながら、具材は色々なものが入っていてお得感あり。
日替わり小鉢は鶏ロール（と一口で言っては申し訳ないほど、何層もの層になってた）。
浅漬けと思われる皿は、ジュレ掛けでひと手間かけてある一品だし、
切り昆布とひじきの和え物に、ラディッシュとトマトを添えるなんて、
素人には考え付かない技で、なんだか色々勉強になりました。

ものすごい満足感なり。
最後にわらび餅。
まさしく「むにゅ～～～ん」と柔らかく、スプーンとフォークで掬うようにして
いただきました。

夜メニューも比較的リーズナブルな価格から用意されていて、カウンター席もあるので、
ぜひまた来たいと思います！
この辺りは、東京オリンピックに向けての準備として、
東京マラソンでも去年からコースに使われ始めたエリア。
馬喰町と言うと、ただ元気なだけのバイタリティに蹂躙されまくっていましたが、
裏千代田ができてからは、素敵なお店が増えてくれて住民としては嬉しい限りです♪

会計後、庭部分にテイクアウトコーヒーが用意されているので、お好きにどうぞとのこと。

店内は禁煙で、前庭部分に灰皿が設置されています。
開店花台が何個かまだ設置されていました。
そうね～、うらちよのさん葉かとキャパやこだわり感は似ている所があるかも。
平日は、集客が期待できるのではないでしょうか！？

そうだ！書き忘れないように。
当店は牡蠣にもこだわりを持っており、時機に合った生食用の牡蠣を仕入れているそう。
ボクは生憎「生牡蠣」は食べられないのですが、ランチタイムは300円OPで
「活きたまま食べる生牡蠣」が用意されています、お好きな方はぜひ～♪

ごちそうさまでした！
昼も夜も、また利用させていただきます♪