チャリングしてもローテに入れたいのだけど・・・ちょっとハード？！ : ALVITA

・ー・追加更新・ー・

本日、漸く2回目の訪問。
前回以降２度ほど訪店したものの、
限定５食のペスカトーレにありつけず２度ほど見送っていた。
そしてその間、店の客足が早く混み具合もＵＰ。

既に限定食への望みは無理と知りつつも、
前回おじさんが褒めちぎっていた「今週の限定５食」の
フォアグラ乗せリゾットを先ずは聴いてみる。
−が、やはり終了。アタリマエデス（笑）。

限定食は予め諦めないと。
ランチに行って帰るだけでもぎりぎりの「昼休み１時間」。
チャリングして何度も漕ぎ着け、見送っての今日は３度目。

ALVITAでランチが食べたいと思ったら、この先ずっと
「今週のパスタランチ」だろう。こちらも魅力のCP。

うん、十分だ。
今週は「プッタネスカ」。いいんじゃないっ?!
ゆえ、本日は、頂くこととした：

【今週のパスタランチ　Ａ】　
メカジキと水菜のプッタネスカ

メカジキや1/2にカットされた黒・グリーンオリーブがふんだん。
ケッパー（ケイパー）やアンチョビの特長よりも、
黒胡椒がキリリッと効いている。
プッタネスカで黒胡椒が強めな味わいは初めて（ちょっと強めかな）。
メカジキは火加減ちょうど良く、パスタとの絡みがよくトマトの甘みも
感じるトマトソース。
全体の味のバランスも、嗜好にあう。

生パスタは、たしかリングイネ。食感も今回の方がしっかりとした印象。
前回渡り蟹のときには大好きなリングイネだぁと思わなかったので、
恐らくあのときはスパゲティだった、と思う・・・。　

前菜も、自家製感がきちんと味わえる。
・冷製コーンポタージュ。
・オムレツ２切れ。
・ラペの替りに今日はラタトゥイユ（カポナータ？）を出してくれた。
　よく煮込んだ野菜が凝縮され冷えていながら十分な甘みが感じられた。

前回も今回も葉肉がしっかりした瑞々しいサニーレタスや水菜たち。
葉野菜の鮮度の良さからもこの店の姿勢が伝わる。

初めての訪店時は、小さな店ながら若干ゆっくりしたランチの時間という
印象だったが、このところかなり賑わっている。
そのうち満席でＡランチも食べられない状況になるだろうなぁ。
ランチタイムにチャリで辿り着くには少しハード。
それでも、若いシェフの、料理に向かう気持ちが味わいに表れ、
そして交わす会話にも、飾らぬ実直さが感じられて好感が持てる
から、タイトなランチタイムにかき立てられてしまうのだ。
（バジルが無理でも代替素材に春菊とかなんて無茶ぶりした前回の
　話題を覚えてくれているのも嬉しいじゃないですか・・・）

料理だけでなく、それに匹敵するかそれ以上に、店が醸し出す雰囲気
や人柄が、客に「この店に又来たい」と素直な動機付けになるものだ。

現在のランチエリアでは、北出食堂とか respiro、パルケッジオ・コーヒー
などが、「心地も良し」のローテに入っているけれど、
ALVITAは、今の自分にとって、確かにそんな１軒。


・ー・初投稿・ー・

今週のパスタランチ　A　（生パスタ）
　渡り蟹のトマトソース

ランチ共通；
　前菜・サラダ（ワンプレート）
　　サニーレタスのサラダ
　　キャロットラペ　
　　一口サイズのスパニッシュオムレツ風２切れ
　　　with　トマトソースとバジルソース
　　サツマイモの冷製スープ
　　　　〜この日の前菜〜

○　渡り蟹のトマトソース
ブランデーがちょっと強く効いている。
エッジのある（濃いめの）味付け。
生パスタ、モチモチ感は確かにあるが
特筆する食感ではない。
パスタの量はソースの味の濃さに対しては
すこし少ない感じがするけれど、
当方にはちょうどいい量。

○　前菜・サラダ
全体的にそのあと供されるパスタを期待させる
味わい。満足できるワンプレート。
キャロットラペは、フィットチーネのような形状。
若干厚みがあるので人参の甘みがちゃんと感じられる。
サニーレタスのドレッシングも自家製なんて嬉しい。
ラペもレタスも、供されたフォークの形状で食べるには
すこし食べにくい感じはするけれど、味が凌駕する。
とくにいいなと思ったのは、サツマイモのビシソワーズ。
クリーミーというより濃厚な口当たりと味。
この前菜を堪能するため贅沢を言えばグリッシーニ１本
あれば、なお嬉しい・・。
なんて、このコスパを考えれば、贅沢・・デス。

税込８８０円はお得。

隣のおじさんは、限定５食のフォアグラが乗ったチーズリゾットに
超ご満悦。シェフを誉め称えていた。
他のおじさんグループも支払い時「おいしかったよ」と声をかけている。
（ホント同感！）
−　おっと当方、間違いなくオバサン、でした。

毎週メニューが替わるなら、週1で通いたい感じ。
１３時からのカルボナーラが週替わりメニューに入る日は
あるのだろうか？一度試してみたい。

週替わりパスタに、
ペスカトーレとジェノベーゼのパスタをリクエストしてみた。
近い将来食べられるかな？？

この日のBGMは、たしかずっと Maroom5、これも
個人的にアドバンテージポイントがあがる。

　　　　　※　　※

小さな路面店。若い夫婦？
ちょっとシャイながらも実直なシェフ。
力みすぎてない一生懸命な感じがとてもいい。

ランチのこのコスパ、シェフの人柄もそのまま、
ずっと続いてほしい、から昼も夜も力入れすぎて
体壊さない程度に、細く長く堅実に、と応援したくなる。

全体的に味が濃いめなのは、
内蔵料理が得意と自称するバール故かもしれない。