水天宮の近くにある伊勢うどんが味わえる居酒屋！ランチメニューで一番高額なトロ鮭定食も美味しかった : 人形町 徳

　2020年12月訪問の前回レビュー以降も、当店には継続的に再訪を重ねている。その最大の理由は、会社の先輩がメインメニューの「伊勢うどん」というよりも、「ミニばくだん丼」を気に入っているからである。私自身は、伊勢うどんが好物なので特に異論はなく、いつも「今日は、伊勢うどんにはどのミニ丼を付けようかな」と考えながら、当店へと向かうのであった。4種類のミニ丼を制覇すると共に、前回クローズアップしたカレー伊勢うどんも味わったが、今回の最大のターゲットは、以前からずっと気になっていたトロ鮭定食に設定。このトロ鮭定食を中心に、再訪レビューをアップすることにしよう。
　メニュー表を見れば直ぐに気が付くと思うが、ランチメニューで一番高額なのがトロ鮭定食（1100円）となっている。唯一の1000円超メニューということで期待して注文したところ、出て来たトロ鮭定食は見るからに美味しそうで嬉しくなる。いわゆる焼鮭定食であるが、脂の乗りが頗る良く、大根おろしとの相性も抜群。これはご飯が進むこと間違いなし。これだけ美味しい焼鮭ならば、1000円超でも十分満足できるだろう。興味のある方は、是非一度トロ鮭定食を試してもらいたい。
　メインの伊勢うどん定食（750円）には、ご飯、玉子焼き、味噌汁、漬物、アイスコーヒーが付くが、ご飯をミニまぐろ丼（350円増）、ミニ生姜焼き丼（350円増）、ミニそぼろ丼（150円増）、ミニばくだん丼（150円増）に変更することができる。今回改めて4種類のミニ丼を味わった結果、私の好み順番をミニそぼろ丼→ミニばくだん丼→ミニ生姜焼き丼→ミニまぐろ丼に修正。ミニそぼろ丼は刻んだ軟骨のコリコリ感がお気に入りで、ミニばくだん丼は目玉焼き、明太子、シラス、岩海苔、カイワレ、鰹節、山葵をご飯によく混ぜ合わせて食べる。カレー伊勢うどんは安定感のある美味しさで、ヤワヤワなうどんを食べ終わったら、残ったカレーにご飯を入れて、カレーライスにして食べよう。単品でトロまぐろ丼（950円）、生姜焼き丼（850円）、そぼろ丼（750円）、ばくだん丼（750円）、カレーライス（750円）もあるので、通って自分好みのメニューを見つけてもらいたい。

　2016年4月訪問の前回レビュー以降も、当店には「細々と」通い続けている。「細々と」になるのは、会社の事務所からは少し距離があるためで、我々の中では時間的余裕がある時に散歩がてら訪問するパターンのお店となっている。前回レビュー後、当店には7回再訪を重ねているが、まだ味わったことがないメニューを幾つか注文してみたので、今回のレビューではその紹介を中心にアップすることにしよう。
　まずはメニューの復習ということで、メインメニューは伊勢うどん定食（750円）となっており、定食のご飯をミニまぐろ丼（350円増）、ミニ生姜焼き丼（350円増）、ミニそぼろ丼（150円増）、ミニばくだん丼（150円増）に変えることができ、別途、玉子焼き、味噌汁、漬物、アイスコーヒーが付いてくるので食べ応えも十分。この他にも、トロまぐろ丼（950円）、トロ鮭定食（1100円）、生姜焼き丼（850円）、そぼろ丼（750円）、ばくだん丼（750円）、カレー伊勢うどん（900円）、カレーライス（750円）が用意されている。
　今回のレビューの最大のターゲットはカレー伊勢うどん（900円）で、あのフニャフニャな伊勢うどんとカレーは絶対に合うだろうと考えた次第。期待のカレー伊勢うどんの上には、半熟の目玉焼きと刻みネギが乗っており、見た目からして美味しそう。まずはスープから一口飲んでみると、それ程辛くはないので食べ易いと思う。続けて、中からフニャフニャな伊勢うどんを引き摺り出して食べてみると、予想どおりカレーとよく合って美味しい。丼に残ったカレーには、定食のご飯を投入し、カレーライス状態にしてアッと言う間に完食。普通の伊勢うどんに飽きてきたら、是非、このカレー伊勢うどんも味わってもらいたい。
　普通の伊勢うどんも相変わらず美味しくて、真っ黒な醤油ダレを最後に飲み干す時、何でこんなにアッサリしているのかいつも不思議に思う。4種類のミニ丼は全て味わってみたが、私の好みはミニそぼろ丼→ミニばくだん丼→ミニまぐろ丼→ミニ生姜焼き丼の順。ミニそぼろ丼のそぼろには、刻んだ軟骨が入っておりコリコリした食感が楽しめるのでオススメ。まだ伊勢うどんを味わったことがない方には、是非、一度足を運んでもらいたい。

　水天宮駅5番出口から徒歩1分程度の場所にある、伊勢うどんが食べられる居酒屋さん。会社からはやや距離があるが、天気の良い日に散歩がてら、当店で時々ランチを食べている。個人的には、コシのある讃岐うどんは大好きだが、フニャフニャ系の博多うどん、宮崎うどん、多治見のころうどん、呉の細うどん等も気に入っている。当店で扱っている伊勢うどんもフニャフニャ系のうどんだが、この伊勢うどんが東京で食べられるのは嬉しい限り。
　ランチメニューは、伊勢うどん定食（750円）がベースとなっており、そこにミニまぐろ丼（350円）、ミニ生姜焼き丼（350円）、ミニそぼろ丼（150円）、ミニばくだん丼（150円）、ミニハヤシライス（150円）を付けることができ、トロまぐろ丼（950円）、トロ鮭定食（950円）、生姜焼き丼（850円）、そぼろ丼（750円）、ばくだん丼（750円）、ハヤシライス（750円）、ハヤシ伊勢うどん定食（900円）なども用意されている。ちなみに、定食には玉子焼き、味噌汁、漬物、アイスコーヒーが付くので、テーブルの上に並ぶと、結構豪華な感じになる。
　当店にはこれまで3度訪問しており、伊勢うどん定食に、ばくだん丼、ミニまぐろ丼、ミニハヤシライスを付けて食べてみた。注文をすると、最初にミニ丼、玉子焼き、味噌汁、漬物が出てきて、茹で時間がかかる伊勢うどんは、ミニ丼等を食べ終える頃に後から提供されるスタイル。これまで食べた3種類のミニ丼の中では、ばくだん丼が一番好み。ご飯の上に、半熟の目玉焼き、納豆、しらす、明太子、生海苔、カイワレなどが乗っており、これらをよく掻き混ぜて食べるのだが、口の中で色々な味が楽しめ、特に生海苔がよいアクセントになっている。
　メインの伊勢うどんは、色白でふっくらしていて、見るからに美味しそう。丼の底にあるたまり醤油ベースのタレを伊勢うどんによく絡めてから、一口食べてみると、これが見た目と違って全くクドクなく、むしろあっさりした味わいで本当に美味しい。コシが全くないフニャフニャの食感もいい感じで、アッという間に完食。これにアイスコーヒーが付いて1000円程度だったら、コストパフォーマンスは十分高いと言えよう。ミニ生姜焼き丼、ミニそぼろ丼はまだ味わっていないので、これからも再訪を重ねるつもり。