水天宮前駅の傍にある鮪がウリの海鮮居酒屋！鮪ぶつ盛り丼は1250円に値上げになったが、それでも十分お得 : 傳 人形町店

　本日は、仕事の関係で上司と一緒に下北沢まで年末挨拶にやって来た。予定していた午前中の面談が、先方の都合もあって想定よりも早く終わってしまったため、下北沢駅周辺の飲食店はまだランチ営業を開始しておらず。致し方なく、そのまま小田急線・千代田線・半蔵門線と乗り継いで、水天宮前駅で下車。ここでちょうどランチの時間帯になったことから、上司からの提案で当店を訪問することに。当店には暫らくご無沙汰していたので、久し振りに大好物の鮪ぶつ盛り丼を味わえるということで、とっても楽しみ。お店の前に着いたのは、開店時間である11時半のちょっと前であったが、既に店頭には男性の1人客が並んでいた。我々もその後ろに暫く並び、開店と同時に店内左奥のテーブル席へと案内された。
　早速、ランチメニューを見てみると、鮪ぶつ盛り丼（1250円）、鮪三種丼（1480円）、海鮮丼（鮪といろいろ：1300円）、ねぎとろ丼（1200円）、焼魚定食（1200円）、鮪と真鯛お茶漬け膳（1400円）、鮪とろ炙り丼（1250円）が並んでおり、ごはん大盛（100円）、ごはん中盛（50円）となっている。2021/3訪問の前回レビュー時と比較すると、全メニュー200円前後の値上げとなっており、以前は無料だったごはんの大盛も有料になっている。原材料費や人件費の高騰が続いていることから、この程度の値上げは致し方なしと言えよう。それはさておき、注文はもちろん鮪ぶつ盛り丼なのだが、鮪ぶつ別盛りにしようか一瞬迷ったが、今回は素直に鮪ぶつ盛り丼のごはん大盛を酢飯で注文することにした。
　期待の鮪ぶつ盛り丼のごはん大盛は、注文から5分ちょっとで登場。スジのほとんどない綺麗な鮪ぶつがごはんの上に山盛りになっており、これは見るからに美味しそう。実際に食べてみても、中トロレベルの脂が乗っており、改めて当店の鮪ぶつ盛り丼の美味しさを実感。今時、このレベルの鮪ぶつ盛り丼が1250円で味わえるのであれば、十分お得と言って良いだろう。前回訪問（2023/4：鮪ぶつ別盛り・ごはん大盛・白飯）・前々回訪問（2022/8：鮪ぶつ盛り丼・ごはん大盛・白飯）の写真もアップしておいたのでご参考まで。

　当店は私のお気に入りのお店ということで、2020年1月訪問の前回レビュー以降も継続的に訪問しており、その後の再訪回数は8回を数える。当店のランチメニューの主役は鮪ぶつ盛り丼であるが、それ以外の高額メニューが気になったことから、前回レビュー時には未食だったメニューを再訪を重ねて味わい、ランチメニューを全制覇することができたので、1年3ヵ月振りに再訪レビューをアップすることにしよう。
　まずはランチメニューを復習すると、鮪ぶつ盛り丼（1100円）、鮪三種盛り丼（1320円）、海鮮丼（1100円）、ねぎとろ丼（1040円）、まぐろ豆腐定食（880円）、焼魚定食（990円）、鮪と真鯛お茶漬け膳（1210円）、鮪とろ炙り丼（1100円）の8種類となっている。実食済なのは鮪ぶつ盛り丼、海鮮丼、鮪とろ炙り丼、鉄火丼（現在はメニューになし）の4種類なので、以下では前回レビュー時には未食だった5種類のランチメニューについて、それぞれ簡単にコメントしたいと思う。
　最も高額なのは鮪三種盛り丼であるが、これはねぎとろ・赤身・中トロといった三種類の鮪が酢飯の上に乗ったもの。中トロは脂の乗りが良く文句なしの旨さだが、全体としての味・ボリューム・値段などを勘案すると、鮪ぶつ盛り丼に軍配が上がる。次に高額なのは鮪と真鯛お茶漬け膳で、鮪と真鯛それぞれの刺身に甘めの味噌ダレがかかった状態で出て来る。まずはこれをそのまま・薬味を付けてご飯と一緒に食べる。これでも十分美味しいのだが、熱々の出汁をかけると刺身が半生状態になって、味と食感の違いを楽しむことができる。このお茶漬けの出汁は、結構濃いめの味付けになっているので、そのまま飲んでも美味しかった。
　ねぎとろ丼や焼魚定食（鯖醤油焼き）はごく普通の美味しさであったが、予想以上に美味しくて気に入ってしまったのがまぐろ豆腐定食。まぐろは脂が乗ったトロの部分を使用しており、ご飯との相性も抜群。豆腐にもしっかり味が浸み込んでいて旨い。急いで訪問したのにお目当ての鮪ぶつ盛り丼が売り切れているとガッカリだが、そんな時は気を取り直してまぐろ豆腐定食を一度味わってもらいたい。きっと気に入ってもらえると思う。

　水天宮前駅7番出口の直ぐ傍にある鮪がウリの海鮮居酒屋。最近、会社近くのランチで一番気に入っているのが当店で、ある上司から「ランチで数量限定の鮪ぶつ盛り丼が絶品」と紹介されたのが訪問のきっかけ。その後、これまでに7回訪問を重ねて、鮪ぶつ盛り丼以外のメニューも幾つか味わってみたことから、そろそろレビューをアップすることにしよう。お店自体はビルの2階にあるのだが、非常に目立たない場所につき、当店目当てで探さないと辿り着くのは難しいかもしれない。ちなみに、我々は裏にあるエレベータールートで入店している。
　ランチメニューは、鮪ぶつ盛り丼（1100円）の他には、鮪とろ炙り丼（1100円）、海鮮丼（1100円）、鮪三種丼（1320円）、鉄火丼（1100円）、ねぎとろ丼（1040円）、焼魚定食（990円）、本日の定食（880円）、鮪と真鯛お茶漬け膳（1210円）が並んでおり、ご飯の大盛はサービスになっている。鮪ぶつ盛り丼は本当に大人気で、当店の開店時間は11時30分なのだが、11時40分過ぎでも売り切れの日がある位。ただ、12時過ぎでも残って日があるので、その日によって仕入れる量が多少違うのだろう。これまでの経験からすると、雨の日だと比較的遅くまで残っている印象があるので、興味のある方は最初から諦めずにチャレンジしてほしい。
　その鮪ぶつ盛り丼だが、一口では食べ難い程に分厚くカットされた鮪ぶつが、10切れ以上ご飯の上に盛られているので、初めて食べる人は見た瞬間に嬉しくなってしまうだろう。しかも鮪は完全なる赤身ではなく、中トロに近い位に脂が乗っているので、味的にも十分満足できる。ご飯は酢飯になっているが、「鮪ぶつ盛り丼を別盛りで」とお願いすれば定食形式にしてくれ、酢飯・白飯のどちらか選択できるのでお試しあれ。
　鮪ぶつ盛り丼が売り切れの場合は、鉄火丼が一番お勧め。鮪ぶつのような厚みはないが、味的にはほぼ一緒なので、ご飯を大盛にして我慢しよう。海鮮丼は、色々な海鮮ネタを味わえるが、他店の海鮮丼と大きな違いはなし。鮪とろ炙り丼は、炒めたモヤシがご飯の上に敷き詰められた焼肉丼のような仕上がりにつき、賛否が分かれるだろう。とにかく当店のランチの主役は鮪ぶつ盛り丼なので、まずは鮪ぶつ盛り丼を味わってもらいたい。