浜町駅近くのランチが大人気の魚介料理店！私の好みは、かれい煮付→生鮭照焼→さば塩焼→刺身定食→づけ丼 : 魚とら

　2016年10月訪問の前回レビュー以降も当店にはコンスタントに訪問しており、数えてみると12回も再訪を重ねていることから、久し振りに再訪レビューをアップすることにしよう。この間には、近隣にあった超人気店「川治」の移転があったことから、当店が混み合う要因が増えてしまった。コロナ禍ということもあり、その後お客さんは極端には増えてはいないが、ランチのピーク時には店頭に行列ができる相変わらずの人気振りである。我々も以前は4人前後で訪問していたが、密を避けようということで、最近は2人で訪問することが多いため、アクリル板が中央に置かれたテーブル席に横並びに座って、美味しい料理が出て来るのを静かに待つ。
　ランチのメニュー構成・値段にも変化があって、直近では生鮭照焼（900円）、かれい煮付（900円）、さば塩焼（850円）、づけ丼（1100円）、刺身定食（1000円）の5種類となっており、トッピングとして生たまご（50円）、納豆（50円）が用意されている。定食のご飯の大盛は無料だが、づけ丼の大盛は100円増となるので要注意。以前は、ぎんだら照焼、目鯛照焼、さんま汐焼、はらす塩焼、黒むつ煮付、かき揚などもあったが、お母さんと息子さんの2人で切り盛りするには、メニュー数を絞らざるを得なかったのだろう。
　5種類のメニューを私の好みで並べると、かれい煮付→生鮭照焼→さば塩焼→刺身定食→づけ丼、という順番。まずは人気№1のかれい煮付だが、私は他店でこんなに肉厚のものを見たことがない。脂が乗った軟らかな身には、上品な甘みの煮汁がしっかり滲み込んでいるので本当に美味しい。お次の生鮭照焼は、これも出て来た瞬間、あまりの大きさに驚くことであろう。「生」なので身がしっとりとした食感で旨い。皮の部分も美味しいので、残さずに食べてもらいたい。さば塩焼は、大きめのカットが2切れで出て来るのでお得だ。脂もしっかり乗っているのでご飯が進む。刺身定食は、以前に比べると厚みが増した気がする。この日は中トロとカンパチの2種盛りだったが、ご飯を大盛にしたので味・量とも十分満足することができた。づけ丼は、鮪とカンパチの他、中央に甘エビが2尾乗せられている。私の好みの順番では5番目にしたが、特に問題がある訳ではないので是非どうぞ。

　浜町駅A2出口から徒歩3分程度の場所にある、ランチが人気の魚介料理店。上司らは、どちらかと言うと魚料理が好みの方が多いので、比較的会社から近い「川治」と当店の評価は頗る高い。しかしながら、超人気店の「川治」に4～5名で入るのはほぼ不可能な状態であることから、その近隣にある当店にいつも流れ込むことになる。と言っても、当店も人気店であることから、少しでも出遅れるとランチ難民になってしまう。従って、当店に待たずに入るためには、遅くとも11時45分には訪問した方がよい。
　客席は、入って右側にテーブル席が3卓、左側の座敷に大きな座卓が2卓あるが、混雑するランチタイムは当然のように相席となる。訪問し始めた当初は、大将、女将さん、若大将の3人で切り盛りしていたが、現在は女将さんと若大将の2人しかいないので、以前よりも忙しそう。ランチメニューは、店内奥の厨房の上にある黒板に記載されており、日によって1～2種類の入れ替わりはあるが、顔ぶれに大きな変化はない。
　基本的にどのメニューも美味しくてハズレはないが、一番のお勧めは肉厚で食べ応えのあるかれい煮付（800円）。見た瞬間にニッコリすること間違いなし。味付けも上品な甘さで、身にしっかり味が滲み込んでいるので、とっても美味しい。ご飯を大盛（無料）にしてもらって、ワシワシと食べてもらいたい。あと、インパクトがあるのは、かき揚（900円）かな。このかき揚もボリュームがあるので、出て来るまでに時間がかかるが、待つだけの甲斐はあると思うので、是非お試しあれ。
　刺身系のお刺身（900円）、づけ丼（1000円）も旨い。お刺身のマグロは、赤身の部分ではあるが、質の良いものを使っているのが見て取れる。ただ、お刺身自体の量が少ないので、私の場合はご飯の大盛は必須。づけ丼もご飯を大盛でお願いすると、見事に山盛りの丼が出て来る。この他にも、はらす塩焼（800円）、ぎんだら照焼（950円）、さば塩焼（800円）、黒むつ煮付（800円）などを味わったが、どれも美味しい思うので、皆さんも通って自分好みのメニューを見付けてもらいたい。