【人形町】笹新：いてもたってもいられず久しぶりに一人飲みで伺う - 日本橋濱町Weblog（日々酔亭） : 笹新

最近は家飲みがすっかり習慣化され、外ではほとんど飲まなくなっていた。しかし、この日、どうしても我慢できなくて、人形町の居酒屋といえばここ！という笹新にお邪魔した。一人飲み自体も久しぶりだが、笹新で飲むのはもっと久しぶりだ。調べてみると、2020年の4月にお邪魔して以来だった。

この日行った時間は夜の8時少し前。店内には先客が1人と1組。1人さんは常連さんだった感じ。1組は会社に久しぶりに出社した流れだろうか。会社員風の男女だった。結構、酔っ払ってたよ。僕が知っている笹新は、この時間だと店内はお客さんで賑やかなのだが、時節柄しょうがないというところか。

さて、最初の1杯は、生ビール。この日はあまり暑くなかったので、最初から冷酒に行っても良かったのだが、やはり喉を潤したいということで生ビールから。サッポロ黒生、いいよね。

久しぶりの笹新なので何か美味しいものをと思ったが、何か店の雰囲気が違う・・・なんだろうと店の中をみると、以前はカウンターに並べられていた大皿料理がなくなっている。これも時節柄しょうがないのだろう。

さて、最初のおつまみは、やはり刺身の盛合せ。この日は鰤、スズキ、ヒラメだろうか・・・の3点盛。無難に美味しい刺身を肴にビールをぐびっと飲み干す。

ビールが終わったので次は当然、日本酒だ。この日は、新潟の菱湖と福井の越前岬をいただいた。どちらも夏酒で、軽くスーッと飲める感じが良かった。

このスタイルは以前から変わらないのだが、この日の地酒が5種類ほど選べるようになっている。この日、なぜか1番上の院殿は飛ばして、2番目と3番目をいただいた。帰りに隣の佐々木酒店で見たら、やはり1番上の院殿が値段が高いことが分かり、これは選ばなかったことは失敗だったと気づいた時は後の祭り。飲兵衛としては当然ながら、院殿の一升瓶を購入した帰ったのは言うまでもない。

おつまみは、さらに生しらすの塩辛に、名物のポテトサラダが続く。どちらの美味しい。生しらすは塩辛で食べるのは初めてだったが、塩加減がよく美味しかった。ポテトサラダは昔からの名物だが、大皿に盛られているのとは違う感じ。味がどうのということではなく、雰囲気ってやつだろうか。

そしてこの日の最後のつまみ。真いわしの天ぷらと新蓮根の天ぷらをオーダー。一緒に熱々を保ってくれた。熱々揚げたてなので塩がよく合う。

全体としては、満足で、そつなく美味しい料理なのだが、なんとなく違うんだよなあと思いながらお勘定をして店を後にした。

この違和感を確認しに、次回はもう少しゆっくり来ようと思う。

ごちそうさまでした。

人形町を代表する居酒屋、笹新さん。今の時期ならではのお昼のメニュー。毎日変わる日替わりで美味しい刺身などが楽しめる。

この日は、刺身の盛り合わせ、穴子ときゅうりの酢の物、おつまみ三種、ご飯、味噌汁というセッティング。

ご飯は、新潟は糸魚川のコシヒカリ。炊き加減もいい感じで、粒が感じられ、噛むと甘みが口の中に広がる。

味噌汁も当然美味しい。ほっとする味付けだ。具材はシンプルだったと思うが、何が入っていたか忘れた。

刺身の盛り合わせは、マグロ、鯵、小肌とあと白身の2種類はなんだろう・・・鯛とイサキか・・・自信なし。だけど美味しいのはもちろんだ。わさびと生姜が付いているので、お好みで食べる。

穴子ときゅうりの酢の物。王道の組み合わせ。煮穴子のサラッとした味付けがいい。酢の物にするためだからかもしれないが、このくらいがいい。

小さい利き猪口に入ったおつまみ。左からお浸し、もずく酢、何かの肝あえ・・・だと思う。どれも薄味で美味しかった。

ゆっくり美味しいひと時を満喫する。

店頭には、こんな感じで日替わりメニューが張り出されている。今の時期、美味しい刺身でご飯を食べたくなったらおすすめだ。

日々張り出されている日替わりメニュー笹新さんだから、本当は夕方から日本酒をちびりちびりやりながら美味しい肴をいただきたいが、今の時期なので、お昼に笹新さんの空間で食べられるというのもいいものだ。

1日も早く通常営業となることを祈りながらお店を後にした。

ごちそうさまでした。

自分が人形町に勤めるようになってほぼ20年経つが、その頃にはすでに人気の居酒屋であった笹新さん。なぜか、今までほとんど行ったことがなかった。それこそ人形町に来たばかりの頃、一度行ったことがあるだけだった。

今回、ちょっとした機会があり、この数日前に本格的に美味しい酒と美味しい肴をいただいた。満足だったということで今回は1人でゆっくり楽しんだ。

まずはお酒・・・この時は最初から日本酒。おの日は確か3回か4回お代わりしました。最初は薄濁りの1杯で、グイッといきます。もちろん美味しい。日本酒、万歳って感じ。

最初の肴はやはり生ものということで刺身の盛り合わせ。この日はマグロ、桜ます、カツオ、しめ鯖、みる貝？の5点盛り。お酒をいただきながら、いただくお刺身は美味しいものです。

日本酒は定番のお酒は沢の鶴、その他に本日の日本酒として各地の地酒が5種類ほどメニューにあるので、もちろんそちらからいただきました。この日は、順番は忘れましたが、香住鶴、古伊万里前、上喜元、豊賀、若葉の5種類。自分が飲んだのは、このうちの3種類か4種類・・・忘れてるw

これは2杯のお酒。こちらは透き通る清酒という感じ。飲み口もスッキリ系ではなかったかと思います。

次の肴は、自家製さつま揚げ・・・これは美味しかった。荒微塵に切った玉ねぎがたっぷり入っていて、いいか時の歯ごたえと魚のすり身の美味しさが相まってお酒が進みます。1枚と言わず、2枚ぐらい食べてもいいかも。

そして空豆と新玉葱のかき揚げ。こちらも揚げたて熱々を食べさせてくれます。塩でいただきますが、季節を感じながら食べられる、そしてお酒をぐびっと。

お次のお酒はまた薄濁り系のお酒。こちらはグッとくるけど、意外とさらっと飲めたような記憶があります。こういうお酒がいろいろ飲めるのが笹新さんのいいところの一つだと思います。

そして最後の肴は、これは珍しい・・・ホタルイカのなめろう。豊洲市場の方に聞いたとのことでした。他のお客さんがコンビーフみたいと言っていましたが、確かに見た目はそんな感じ。食べるとホタルイカの濃厚な味が口の中に広がります。この時期だけの美味しい一品。

例によって、居酒屋の滞在時間は1時間程度・・・この日は1時間とちょっといたような記憶がありますが、まあ、サッと飲んでサッと帰るって感じでした。

夕方、5時からやっているので、開店と同時に着席して3杯とおつまみ2品ぐらい食べて、帰るって感じで通えたらいいかなと思ったり。

ごちそうさまでした。次回はいつになるのでしょうか。