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店名 |
掲載保留
茂ち月(もちづき)
|
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
住所 | |
交通手段 |
浜町駅から230m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
備考 |
土曜日は前日までの予約販売で午前中まで営業。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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彼岸の墓参りの帰りに「川治」で、満足度の高いランチを堪能した後に寄ったのは、すぐ隣のこちらの店。
都内には「どら焼き」を売り物にする老舗和菓子補は多いが、こちらもその中の一軒として以前から一度試してみたいと思っていた。
むしろこの日はこちらに寄ることを前提に、昼食に「川治」を選んだと言った方が正しいかもしれない。
浜町公園からは近いが、この辺りも大きなビルが立ち並ぶ中に、ここだけが取り残されたような異空間である。
店の前には大きな柑橘系の樹木(時期的に実が良く確認出来なかったが夏蜜柑のようだ)が枝を広げ、さらに笹の茂みの奥に、戦後まもなく建てられたと思われる日本家屋がひっそりと佇んでいる。
暖簾も無いため木枠のガラス戸に貼られた「どら焼」の文字が無ければ、ここが店舗だとは分からない。
引き戸に手を掛けて入ると昭和50年代で時が止まったような雰囲気で、決して綺麗では無く左手スペースは埃が被った物置状態。
80歳くらいと思われる、ちょっと厳めしいご主人が一人で店番をしている。
正面のショーケースには、札は出ていても商品が一切納められてない。
貼り紙に'なるべく予約をお願いします'といった文言があるため、ダメかなとご主人に訊いてみた。
「どら焼」の他に饅頭なども製造しているのかも知れないが、ご主人からの'幾つでしょうか'の問いに、余り多くは買えないと察し'2個お願いします'と答えると大丈夫とのこと。
完成した品を小袋に詰める様子が窺え、1分くらいの後に手提げ袋が渡される。
どら焼は1個160円なので、320円と引き換えに袋を手に店を出る。
家に持ち帰り、墓参りの報告がてら仏壇に一旦供えてから食べてみた。
皮はきめの細かさは無いが、適度な弾力のふんわりとした食感が好ましい。
蜂蜜などは加えていないようで、香りも舌触りも優しい。
餡子は粗めの潰しに手作り感が表われており、砂糖はザラメか上白糖だけのようで、黒糖などは加えられていないため味わいはあっさり目。
結構な大きさだが皮とのバランスも良く、中々の食べ応えで160円は安い。
都内には俗に「三大どら焼き店」と称される店の他にも、評判の良い店が数多く点在しており、食べ比べて見るとそれぞれ個性が有って面白い。
こちらは跳び抜けたものは無いが、ほのぼのとした味と食感が身上のように思う。
この近くでは人形町の「清寿軒」が最も有名だが、あちらの伝統を感じさせる味わいとは異なり、また下町ならではの小粋さとも違っているが、子供の頃に近所に在った和菓子屋を彷彿させる素朴な味が、舌に嬉しかった。
こちらは場所が分かり難いことで有名だったが、隣に「川治」が越してきて存在が周知されるようになったとも言える。
現に隣に並ぶ客の何人かは、レトロな店構えの珍しさから写真に収めていた。
いずれにせよご主人が高齢のため大量の製造は無理と思われ、予約客以外への販売量は僅かのため早めの訪店が好ましいと思う。
このままの味と店構えが末永く続くとは考えにくいが、この近くに寄った際はまた覗いてみたい。