初音
（はつね）食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店
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色鮮やかで、様々な味覚を味わえる杏あんみつ
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店舗基本情報
| 店名 |
初音（はつね）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
和菓子・甘味処 百名店 2023 選出店
食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店 |
| ジャンル | 甘味処、カフェ、和菓子 |
| お問い合わせ |
03-3666-3082 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 徒歩1分／日比谷線人形町駅 徒歩2分 水天宮前駅から231m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
お通し代、サービス料 なし |
席・設備
| 席数 |
24席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、バリアフリー |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1837年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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■杏あんみつ 税込み1000円
いつかは行ってみたいと思っていた老舗甘味処です。
創業は天保ハ年とのこと。
メトロ半蔵門線水天宮前駅からはすぐ。
日比谷線人形町駅からも徒歩約2分程度の距離。
店内に入ると、
「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ。」
との声がかかる。
この台詞、とても好きだ。
あたたかみを感じる。
モダン和風？な店内。
ガラス障子に斜に入る、黒のラインがとても素敵。
４名ずつの座席が、奥まで縦にずらりと並んでいる。
やわらかい光。
大きくて丸く ぽわっとした灯りの間接照明が
天井から下がっている。
椅子はクッション部分がない木の椅子なので、
お客はコートやダウンを尻に敷いて座っている。
ご年配のお客の合間に、
しゅっとした成りのサラリーマンの若者が座っている。
三時のお茶休憩だろうか。
BGMはない。
ただ人々の会話が、さざ波のように寄せては返す。
合い間に、
「いらっしゃいませ。」
「ありがとうございました。」
張りのある声が、軽やかに響く。
あんみつの蜜は、
白蜜か黒蜜かを選べるとの説明。
選択の余地がある時は、
いつも黒蜜ではなく白蜜を選ぶ。
さっぱりでいきたい。
杏あんみつ 税込み1000円
この店に来たら、
絶対にこれを食べようと思っていた。
ビジュアルでの、憧れ。
ピンクと緑色の求肥は
舌の上で とろっと溶けてしまい、
赤えんどうは渋みのある皮が舌に残る。
伊豆諸島産という天草寒天は、
軽やかに ぐずっとくずれる。
天草のにおいは特にしない。
果物は、缶詰めのミカン・黄桃・さくらんぼ・杏。
杏は大ぶりで滑らかなもの。
さわやかな甘酸っぱさを堪能する。
自家特製のこしあんは、
とろとろな口どけのこしあん。
器の中に、塩気を感じる。
塩の確かな存在感、あんこだろうか？
果糖の甘み・杏の酸味・塩気・豆の皮の渋み。
まとめるのは、さりげない甘さの蜜。
色鮮やかで、様々な味覚を味わえる杏あんみつ。
こちらはいろんな意味で、歴史を感じるお店。
※ 採点基準については、プロフィールをご覧ください