『ラティーノ』さんで日本橋三越前印度風カリーライスで昔を懐かしむ夜。 - カレーのちスパイス時々ハーブ : ラティーノ

20年のお付き合いしている得意先の方と、  『ラティーノ』さんで、スパイシーな夜を(^^) 

スーパーナチョ(チリコン/ワカモーレ/生サルサ)

〆のカレーは、三越前蔦のカレーとして有名だった『印度風カリーライス』を。

とある小売業を共に担当し、時代の流れに対応する為に奔走した戦友ですなぁ。 いろんな思い出を話しながら、オッさんの夜はふけていきます(^^)＃三越前蔦のカレー＃印度風カリーライス

今日のカレーは？
八丁堀の『メキシカン料理ラティーノ』さん名物の日替わりカレーを。
今日の日替わりは？
伝説の日本橋三越前の蔦カレー
復刻版ですが、あの名店『インド風カリー』を再現してますよー。
汗びっしょり。
粉チーズと冷たい水がよく合うんだよねー(^ ^)
＃三越前蔦カレー
＃インド風カリー
＃ラティーノ

今日のランチは、私が営業周りをしていた頃、とてもお世話になった方からお声がけ頂き、八丁堀の老舗「ラティーノ」さんに集合です。こちらのお店は、ファサードを見てもわかるように、ラテンのノリがめっちゃいい感じのメキシカンテイスト〜♪　

うちの本社からも近いので、以前も伺ったことがあるのですが、ランチメニューには、カレーがずらりと。
 

確かに店頭のシェードには、「CurryBarLATINO」とな。今、流行りのカレーバーですが、ラティーノさんは20年以上、八丁堀で営業していて、カレーバーの先駆け！とも言える店ではないでしょうか？？
そして、私を誘ってくれた方は、ラティーノさんからすぐそばの会社に勤めていて、ランチは通いつめている常連さん。　私にオススメの日替わりメニューがあるとのことで・・・。じゃーん〜♪♪出た〜♪♪ 
なんと、今日の日替わりは、「復刻版　三越前インドカレー」とな！！
今や幻となった日本橋三越前に、蔦からまる店のあの『印度風カリーライス』を再現したメニューだと！！まだ、私が入社して5年目（今から25年前）に、会社の先輩に、「二日酔いにすごく効く、めっちゃすごいカレーがある」と言われて、三越前に連れて行っていただいたのがそのカレーとの最初の出会い。
あの日本橋三越前の一等地に、細長い２階建ての古い建物に、甲子園のごとく蔦が絡まっていて、お店のファサードには、「珈琲」の一言だけ。一見すると老舗の珈琲店のようなのですが、　入り口には、「印度風カリーライス」の木製の立て看板。店内は、スパイスの香りとサラリーマンでぎっしり・・・。　２階を案内され、狭い店内の奥の階段を上がり、テーブル席に相席で座ると、メニューなどを提示されるでもなく、ドーンとやってくるのが、「印度風カリーライス」！！　そうなんです。　その幻の名店は、メニューはこの１品のみ！誰しも、このカレーを食べに来ているのです！！そして、出てくるカレーは、シャバシャバなカレーソース。何も注文しないでも、「どん！」カレーが席に置かれます。　シャバシャバなカレーソースなんで、結構飛び散るんですよね。　今のインスタ映えカレーとは対局をなしていましたね〜（笑）シャバシャバなカレーソースに、ゴロゴロと豚肉とジャガイモ、ニンジン、玉ねぎが。　テーブルには、粉チーズが大量に置いてあり、周りのお客さんは、ほとんど、その粉チーズをかけて食しています。あの頃は、まだここまでシャバシャバなカレーを出しているお店は珍しく、満員の店内で、そろりそろりとそのカレーを口にすると、スパイシーな爽やかな香りが広がると、そのあとに、喉の奥から来た！！　ストレートにくる辛さ！！二日酔いでぼんやりしていた身体を覚醒させてくれます。　そのあとは、もう止まりません。　次々のカレーを食しながら、うなじから、額から汗が吹き出て、あっという間に完食です。　　店を出てからは、今度は胃から体全体に、スパイスが広がる感覚が！　もう二日酔いなど吹っ飛び、体中の細胞をスパイスが刺激し、力がみなぎってきます。　辛くてしょうがないのに、また食べたくなる！！　なんとも不思議な力を持ったカリーでした！！
今では、スープカリーを始め、このようなタイプのカレーを出すお店もありますが、この幻の名店は、戦前から、この地でこのカレーを出していたという話もあるんです。その逸話を物語るように、まだ国産のカレー粉が存在しない時代に、日本にカレー料理を広めた、イギリスのクロス＆ロックウェル社の『C&Bカレー粉』の缶が店内に置いてありました。おそらく、日本橋の三越で買い物を洒落込んで、西洋料理を楽しもうとする、大正昭和初期のモダンな人たちが、ここのカレーを楽しんでいたのだと、思いを馳せてしまうカレーでした。
さてさて、前置きはともかく、オーダーを。　本当は、単品で頼もうかと思っていたのですが、ラティーノランチ名物は、ランチカレーを組み合わせて食べる、「アベックカレー」が名物なんです。今は「あいがけカレー」が流行ですが、「アベック」♪って懐かしい響きですよね〜。ここら辺もツッコミどころ満載。
というわけで、日替わりの「三越前インドカレー」とのアベックに選んだのは、これも人気の「ドライカリー」さあ、運ばれてきたカレーは 

お皿の真ん中にまあるく盛られたライスの上に、鎮座するのがドライカリー。その周りを「三越前印度カレー」が囲んで、これは、往年の名店「パク森」さんのビジュアルみたいで、なんだか、懐かしカレーの夢のアベックカレーです♪
久しぶりに出会うあのカレー。　口に運ぶと、♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪キター♪あのストレートな辛さの、蔦のからまる名店のカレーが！具材もお約束のポーク、ジャガイモ、ニンジンがごろりと。
いや〜　忘れていた思い出と出会えたようなカレー。　本当にやみつきになる味だったんですよね〜。
連れて行っていただいた方から、ご店主様をご紹介いただき、しばしカレー談義〜♪このカレーの復刻版のメニュー化にあたっては、三越前の蔦のからまる印度風カリーライスのあの店のご主人の息子さんに、お墨付きをもらっているとのこと。日本橋再開発で、あの店が無くなって残念だなあ、と、ずっと思っていましたが、息子さんは、お店を継がずに一般企業にお勤めしているとのこと。でも、こうやって、名店の味の復刻版が出て、私たちカレーファンに、当時の味を蘇らせてくれるのは、嬉しいことですよね。
ここ「ラティーノ」の店主さんは、店の雰囲気通り、ラテンのノリの楽しい方。　世界中を旅して、スパイスを愛し、基本はメキシカン料理とお酒を楽しむながら、70年から80年代の音楽が流れる店内で明るく楽しく過ごせる店になってます。ランチカレーも全ての種類を一つ一つを丁寧に仕込んでいて、手抜きなし！　スパイス愛がカレーに現れています。　
そして、プチ情報は、私とおんなじ、熱狂的な虎キチ！　もうそれだけで、テンションマックス！　昨年最下位に沈んだ我がタイガースの話で、またまた盛り上がり、楽しい楽しいランチタイムを過ごしました。
「ラティーノ」さん。　ここ八丁堀で20年以上、店を続けられているのは、この明るい店主さんファミリーに癒され、疲れたサラリーマンに元気を与え続けているからなんでしょうね〜♪
ごちそうさまでした〜♪今度は、仲間と一緒に夜、パーティをしたいと思います〜♪

会社の後輩に、八丁堀に面白いカレー屋がありますよ♬と聞きつけ、やってきました、『Curry Bar LATINO』さん。


ファサードからも、ラテンのノリがビンビンと！！
メキシカン＆エスニックカレー　とは？？　　まあ、細かいことはいいんじゃないでしょうか？？

カレーの種類はいいっすね〜。　カシミールカリー、ベンガルカリー、私の好きなインド系カレーもあれば・・。　　グリーンカレー、メキシカンカレー　と。

というわけで、私は、カシミールとベンガルのコンボを。　ここでは合いがけカレーは、アベックカレーって　笑えますね♬

後輩は、メキシカンとグリーンカレーのアベックカレー　これは通称メキシタイカレーって。
本当にラテンのノリです


営業時代にこの店のそばに通っていたのに、気づかなかったなあ・・。
お店の方にお聞きすると、もう20年近く営業していますよ〜と。
厨房には、バンダナ巻いて汗をかきながら調理をしているちょいワルおやじ系の人生の先輩の姿が。そしてレジの奥様は、そんな旦那様を支えるこれまた素敵なご婦人。

これだけの種類のカレーをどうやってるんですか？　とお聞きすると、カレーが大好きだから、全部手作りで仕込んでるのよ♬　って。　

気持ちいいラテンの空気が漂う、素敵な店でした♬