黒岩土鶏を使った絶品焼鳥 : 焼鳥 鐡

友人に勧められて行った東京駅の近くにある焼鳥屋さんが素晴らしかったので紹介したいと思います。


どうも！みなさん！おはこんばんにちは！お初のお方は初めまして！
ワールドワイド・シュバルツ・ネッシー１６世と申します。よろしくお願いいたします。


今回レビューしたいお店は「焼鳥 鐡」さんです。最寄り駅は東京駅か京橋駅のどちらかです。どちらの駅からも歩いて5分以内の場所にあるのでアクセスはとても良いと思います。最初は店の読み方が分かりませんでしたが、鐡と書いて「くろがね」と読むそうです。


5000円と8000円のおまかせコースがあったので、せっかくなので高い8000円の方のコースを選択しました。

まずはドリンクで響を注文しました。その後は長野県産の真澄などを楽しみました。

・ウニとキャビアとササミの海苔巻き
一品目から芸術的なビジュアルで衝撃的でした。
ササミは昆布締めのようです。山葵と醤油をつけて味わいました。
ウニの量が多いので、最初はウニの旨味が口全体にブワーッと広がって幸せな気分になりました。一見、ウニの味が強過ぎてウニの味しかしないような感じがしましたが、ちょっとしてからササミの上品な味わいもしっかりと感じられました。
コースの最初から贅沢の極みと言った一品でした。

・とうもろこしのスープ仕立て
ポタージュをイメージして作ったそうです。
出汁と味噌が入っているみたいで、とうもろこしの上品で奥深い味わいを楽しめました。分かりやすく言うと、庶民が慣れ親しんだコーンスープの高級版といった感じでしょうか。
ちなみにこちらのメニューは7月からの物らしいです。

・宮崎県産の黒岩土鶏の胸肉のたたき
鶏肉が透き通ったピンク色で食べる前から絶対に美味しいだろうなと確信出来るビジュアルでした。
こちらはすだちを絞って、ポン酢で味わうスタイル。
鶏肉なのに信じられないぐらい旨味が濃厚でした。臭みも全くなく、柔らかくて食べやすかったです。
付け合わせのネギとミョウガとすだちが鶏肉の美味しさををより引き立てていました。美味し過ぎて、3品目から既に大満足でした。

たたきを食べ終わったタイミングで大根おろし、おしんこ、鶏皮のビネガー和えの３つが小皿に入ってきました。
・大根おろし
大根おろしは焼き鳥と食べたり、合間に食べて口をリセットしたりと寿司でいうガリ的な役割。
良い素材のものを使っているのか、普通の大根と全然違かったです。そのまま食べても美味しく、卓上の出汁醤油をかけて食べても美味しかったです。
おかわり自由なので結構食べてしまいました笑

・おしんこ
おしんこは落ち着いた優しい味わいでした。

・鶏皮のビネガー和え
鶏皮はビネガーの酸味と夏みかんの甘さが印象的でした。さっぱりとした味わいで野菜も色々入っていたのでサラダ的な役割にもなりました。

・ハツモト
心臓のあたりの部位のようですが、癖や臭みが驚くほどなく、さっぱりとしていて食べやすかったです。コリコリ感や硬さはなくてめちゃくちゃ柔らかいのが印象的でした。

・銀杏の串
銀杏は埼玉県産の物のようです。
ホクホクとしていて最初は枝豆のような味わいでしたが、後味で程よい苦みをを感じました。肉の間にこれを挟むのは良い気分転換にもなり、店のセンスを感じました。

・ササミ
レア気味で焼いてるらしく、上に山葵が乗っていました。
レアなのにびっくりするほど柔らかくて、山葵がササミの旨味をより引立てる。大袈裟かもしれませんが、ササミがここまで美味しく感じたのは初めてだったので感動しました。

・トマトのピクルスとレバームース
お洒落なビジュアルで見た目は完全にデザートでした。ここまてまお洒落な見た目にするのは凄いと思います。綺麗なのでインスタ映えもすると思います。
店員さんの説明によると、隠し味にオレンジのムースが入っていて、レバーの臭みを消す役割があるらしい。
トマトはピクルスなのに甘いのが印象的でした。レバームースの見た目はチョコにしか見えなかったです。一口食べて見ると、癖や臭みなどは全くなく、後味でレバーの濃厚な旨味が口の中に広がりました。

・レバー
レバームースの後にレバーの串が来たので、レバーの食べ比べが出来ました。
皿を運んでいる時点でレバーがプルプルしていました。食べてみるとプリンのように柔らかかったです。炭火の香りもしっかりとついており、上にかかっている甘ダレがよりレバーの美味しさを引き立てていました。

・つくね
香りと歯ごたえがよく、さっぱりとしていて後味が良かったです。甘ダレで味付けされているけど、甘さは控えめで、紫蘇の味などが後味で感じで上品な味わいでした。

・カブの茶碗蒸し
カブの主張も強いが、玉子の味もしっかりと感じられて、出汁も効いていてさっぱりとていました。心温まる優しい味わいです。

・黒岩土鶏のカシラ
肉厚なのにプリプリとした食感で歯ごたえも良かったです。噛むと肉汁が溢れてきて鶏肉なのにもの凄くジューシーでした。

・手羽先
串焼きなのにしっかりと骨付きでした。串で手羽先を食べるのは初めてだったので新鮮でした。
皮のサクサクした感じと程よい塩気がたまらない味わいでした。酒との相性も抜群です。

締め一品は卵かけご飯か、親子丼か、ラーメンの３つから好きな物を選ぶ形式でした。悩んだ挙句、卵かけご飯を選択。私はラーメンが大好きなので、ラーメンもかなり悩みました笑
一緒にいた友人は親子丼を選択していました。

・卵かけご飯
使っている卵は兵庫県産のブランド卵のようです。殻を割ってみると、黄身が濃いオレンジ色で普通の卵と違うのは一目瞭然でした。
店員さんに説明された通りに、先にご飯に出汁醤油をかけてから、かき混ぜた卵をご飯にかけました。
卵が濃厚なのに、意外と後味はさっぱりしていたので、するりと喉を通りました。言葉では説明しづらいのですが、卵かけご飯なのに違う何かを食べているような不思議な感覚でした。文章力がないので変な例えになってしまい申し訳ないのですが、とてつもなく美味しいという事だけは間違いないです。ここまで贅沢なＴＫＧは中々ないと思います。

友人が食べていた親子丼も美味しそうでした。

・梅ゼリー
ゼリーの部分は梅酒と夏みかんを混ぜたものらしいです。
最初は程よい酸味が来て、後味は甘めでした。梅は酸味が強めでさっぱりとした味わいで、後味で塩気もほのかに感じて上品な味わいでした。
締めのデザートにぴったりなさっぱりとした味わいのデザートでした。
ちなみにこちらのデザートは7月からのメニューらしいです。


個人的に肉は豚肉が一番好きで、鶏肉はそこまで好きではなかったのですが、想像以上の美味しさだったので、鶏肉でここまで満足出来るとはと感動するレベルでした。黒岩土鶏と言うブランド鶏を使っているそうで、とても美味しい鶏肉でした。
コースのどのメニューも美味しくて、丁度良い満腹感で終われたので大満足でした。
高級店なのに8000円とは安めの価格設定だったので、量が少ないのかなと思っていたのですが、食べてみるとそれなりに量のあるコース内容だったので、これで8000円とはかなりコスパが良いと思います。お酒を飲んでも1万円ちょっとで済むので、このランクのお店でこれだけで済むのは破格だと思います。店の外観は明らかに高級店と言った雰囲気で入り辛い感じもありましたが、思っていたよりもだいぶ会計が安かったのが衝撃的でした。

店も綺麗で落ち着いた大人の空間といった感じでした。接待や会食はもちろんの事、お祝い事や記念日からデートの利用でもオススメ出来るお店だと思います。
店員さんの接客もとても丁寧で品性を感じて、流石は高級店と言った感じでした。
また、一緒に行った友人はレバーなどが苦手だったのですが、最初にそれを伝えると他の物でしっかりと代用してくれていました。そういった気遣いが完璧だったのも好印象です。

アクセス、コスパ、味、店の雰囲気などが全体的に高水準でまとまっていた良いお店だったので、また美味しい焼鳥を食べたくなった際には利用したいと思います。


以上、ワールドワイド・シュバルツ・ネッシー１６世でした！
最後まで読んでいただきありがとうございます。またどこかでお会いしましょう！
I'll be back！！