この日は 「漬け」と「かんぱち」がトップかな : 蛇の市 本店

[2023.9.1 夜1/2]
9月1日は官公庁人事異動発表日。あおりをくうのもいやなので，夕方早い時間に行って早々に退散と決め昼一で予約の上17時に往訪。
最初の１時間程は落ち着いた雰囲気の中ゆっくりとお鮨を楽しませていただきました。
つまみ（お造り）2品，玉子焼き，握り９貫，巻もの２巻，ノンアルビール5杯であがり。

この日一番舌鼓をうたせてくれたのは【（大トロの）漬け】。
上品な鮪の脂にまろやか味の漬け用ツメ。最高です。

食べた順序が逆になりますが【かんぱち】はしまった身の歯ごたえ良く透明な魚の甘み。

[2023.7.8 夜]
カウンター下手４席で往訪。
三越さんで行われているフェアと掛け持ち営業のため店主さんスタッフさん皆さんお疲れの筈なのに，相変わらず明るく元気あふれるパワーという味をいただきありがとうございました。

[2023.5.9]
昨年11月30日にカウンター席に座らせてもらって以来およそ半年ぶりに，夕方の開店時間16:30から18:30限定でなんとか予約とれました。
足繁く通う馴染みの客でもないのに，店主はじめスタッフの皆さんそれぞれが相応に応対してくれるのが嬉しい。

「おまかせでおつまみ」
【自家製のかまぼこ】が美味しかったです。【玉子焼き】は甘玉でふっくら。

「にぎり」
首題のとおり【あじ】【ひらめのえんがわ】【しろいか】がめちゃウマでした。
【かんぱち】も身厚でコリっと甘く自分的に夏の魚の代表格に相応しい美味しさでした。

「巻きもの」
【かっぱ巻】は，みずみずしい夏きゅうりを細引き。蛇の市さんご指定の契約農家さんから取り寄せられているお米，赤酢の加減と，（何度も書きますが）おいしい酢飯とのバランス絶妙で本当に美味しかったです♪
【鉄火巻】も，ツヤツヤの赤身（鮪）がどっしりと巻かれていて，これもまた申し分のない美味しさでした。

日本橋グルメふぇす＠日本橋高島屋に，蛇の市さん出店と聞きつけ往訪。
空いていれば 仮設お食事処で「カウンターおまかせ」でもと思ったが，先客万来。
すぐさまばらちらし実演販売コーナーで名物【ばらちらし】2,700円（込）を買い，目の前のイートインコーナーで家内と1折ずつ貪るようにいただく。

ん～うまいのぅ！ としか言いようのない酢めし。
ふわっとしているのにベタベタしていないし，甘すぎず酸っぱすぎず。
ネタも一通り美味いのが詰まっていて大満足。

今年も恵方巻は蛇の市さんで。
何やら近所の百貨店で出店をやっているらしく，スタッフの皆さん大忙しの中，なんとか巻いてもらいました。
巻物のネタの中で一番美味しかったのはイカ。相変わらずとろりと甘い。
酢飯の甘酸っぱさとのバランスがよく，見事なコラボ作品でした。

断酒・減塩中でも美味しいお鮨は食べられます。
その旨伝えると「じゃあ締めサバからいきますか。」「しろいかなんてこのままで行けますよ。かえって甘みをよく感じるかも。」なんて，できるだけ醤油に手が向かないよううまいこと誘導してくれます。

季節・産地限定の 駿河湾桜エビ（生）やしらす（生）なんかも，「甘酢やなんかでちょこっと味付するぐらいだったいけますか」なんて素材のうま味を最大限活かすように案内してくれたりします。

これまで正直あまり気にしなかったけど，醤油を切ると活きの良い魚ってこんなにも甘いものかとヘンな開眼をしてしまいました(笑)

この日は京都の陶芸家先生，家内と3人で ひさびさにカウンターに座らせてもらいました
ネタはもちろんのこと，握り鮨のシャリと煮切りがとにかく美味しい！

私は，いずれも握りで【しろいか】【えんがわ】【中トロ】【かんぱち】【あじ】【赤身】を，3人で分ける用に 巻きで【かんぴょう】【とろ鉄火】【とろたく】【かっぱ】をお願いしました。

今回大阪から来たお客さんを連れお店へ。
カウンター席は団体さん予約で埋まっているとのことで，テーブル席で食事。
刺身，茶わん蒸し，穴子の白焼き，握り寿司等々頼みましたが，それぞれにバラツキがあるように感じました。
特に【茶わん蒸し】は，出汁の味より先に塩味がすごく，さすがに客人もい一口目で「からい」（関西弁では，しょっぱいをからいと言います）と自分も感じたままのフィードバックをくれました。
刺身・握り寿司は，この日蒸し暑かったせいか，はたまた団体さん対応で忙しかったせいか，切り口は鮮やかなものの，ややぐんにゃりした食感に感じましたし，タマリ醤油もいつもよりからく（しょっぱく）感じてしまい，期待していたシャキっと・あっさりの江戸前寿司からはやや距離感を感じてしまいました。

顧客がどれだけ多くても，急がず騒がず気を落ち着けて，総大将が味わりをしたものだけを出すお店にして欲しいなぁと感じながらお店を後にしたのが正直なところです。

高島屋（東京店）出店のものを持ち帰り。
いつもながら，酢飯が美味い。
ネタは，まぐろ，いくら，いわし他。
珍しく俵型の折に敷き詰められたネタと酢飯のコラボは，量も程良く老若男女食べる人を選ばない美味しさです。

半切恵方巻
今年のは，甘めの出汁巻玉子焼き，あっさり穴子，固めのヤマゴボウが舌に残った。
相変わらず，サラッと食感だけどさっぱり下味のシャリのうま味，海苔のうま味がベース。

テイクアウトも良いけど，あ～またカウンターで蛇の市っつあんの握り鮨が喰いたい！

蛇の市さんの酢飯はやっぱり旨い。
巻きずしでもふんわりとしたお米に，さらっとお酢とお醤油（？）の味。
巻物のネタは，ネギトロ，うざく，かんぴょうの3種限定。
どれも飾りすぎず，すっと腑に落ちるネタの味各々。
玉子焼きは甘固系。
お店に直参するとどうしても握り鮨に目を奪われがちだけど，持ち帰り用の巻き寿司も同じ美味しさを味わわせてくれるのが嬉しいです。

三四四会の催事で購入
いつもながら，酢飯がうまい
いなり寿司のきつねさんはやや（自分には）しょっぱかったかな
他かんぴょう巻き，玉子巻きはさすがのお味
昔はこれをお弁当として持って，東海道や中山道を行脚したんでしょうね
そんな想いを馳せることができる一折の弁当に感謝

仕事の帰り 家人に内緒で飛び込もうとお店前に到着。
ま，まさか，すでに家人がお店の人と話しているではないか…（笑）
お互い照れながら仲良く入店。但し次のお客さんの先約ありということで，1時間1本勝負でカウンター席を空けていただきました。
お鮨屋さんはやっぱりカウンター席が良いですよね。

鯵，えんがわ，中トロ，イカ，穴子を握りで，ネギトロを軍艦で，鉄火とカッパを巻きでいただきました。
どれも一級品！ 味がどうのということを超え，やはり歴史ある鮨専門店は違うなぁ～。
こういう美味しいお鮨が食べれるよう頑張って働こう・元気でいようとさまざまなことを呟きながら，丁度次のお客さんが来られたあたりでお店を後にしたのでした。

当店の肴をいただきたく再訪。
色味が美しいだけじゃなく，あわび，サーモン，いくら，いか など 肴具材がトロっとしていて美味い。
何より，酢飯のふんわり加減と甘酸っぱい香りのバランスが絶妙。
3,500円の折を2つ頼んだ（電話予約）のですが，ごはん系とおかず（肴系）を分けてくれたのも有難い♪ 玉子焼きは好みによるけど，甘玉しっとりお出汁効いてる系です。

今回は端午の節句用に ちらし寿司を分けていただきました。
当店2Fにあるイタリアンのダ・ゴトウさんとのコラボちらし寿司【要予約でした】
発想が素敵ですよね～。和の葛飾北斎 と 伊のミケランジェロが 寿司折の中に絵画・彫刻のようにちらさらていて開けてびっくり，食べて尚びっくりの面白い作品でした。

東海道53次 他諸々街道の起点・終点となったお江戸・日本橋。
日本橋から徒歩でも10分ほどで行けるお鮨屋さん。
なんと言っても，コース（予算）内できっちり上等・最高のお鮨を食べさせてくれる安心のお店です。

今回は【江戸前ばらちらし】（3000円税別）2折をいただきました。
鮨通の方に叱れるかもしれませんが，まず酢飯が 唸るほどとにかく美味い♪
ネタの鮮度や大きさを競うお店は星の数ほどあれど，シャリだけで十分いけるのは類を見ないレベルです。
さらにさらに…ネタは気取らず飾らず，大海老は見世の貫禄を放っているものの，【大トロ】【イカ】【ウニ】【穴子】【いくら】はこれって ばらちらし で片づけてしまうには 勿体ないほど素晴らしかったです♪

おろしたて甘み漂う天然わさびには きっちりワサオーロが被せてあるなど，うまい物を美味しく食べてもらいたい（それでいておしつけがましいのは江戸の粋じゃないという粋）透明感溢れるお店味。

店頭も折詰も未だの人はぜひ！ お勧めの一店です♪

義母の喜寿祝いに「おまかせ」コース5名分で伺いました。
「使った金額／1人」は，ワイン一本/人 と 日本酒一合/人を含んでますのでご参考まで。

【茶わん蒸し】凄いクリーミー！ こんなに柔らかい茶わん蒸しをいただくのは初めてです。しかも蒸上げ後に生のいくらとわさびをあしらうなんて，凄く粋だと思いませんか。
ほんのり上品 でも しっかりと効いたお出汁のお味もバツグンです。

【お刺身4点盛り】 本マグロ赤身，〆さば，かんぱちのどれも美味しかったです（貝類は苦手なので，赤貝は家人に食べてもらいました）。

【しゃこ】 大ぶりの蝦蛄２尾が一皿に！ 煮詰め（ツメ），わさび，細引きのかっぱ（きゅうり）が添えられてきました。蝦蛄の食感，ツメとわさびのバランス，かっぱの清涼感と大変食べやすい一皿でした。

【金目鯛の煮つけ】 うまい！ ふっくら脂がのったキンメのうま味を余すところなく，煮つけのダシが出過ぎず引っ込み過ぎず。ダシの濃さと煮つける時間とのバランスが（自分のなかでは）満点でした♪

【穴子の白焼き】 ツメと煮つけが続いた後の白焼き。穴子の白焼きをいただくのが初めてだったのですが「こんなに美味いものか！」と唸るほどでした。皮パリ中ホクでは言い表せない，鼻孔で感じる上品な香りに包まれた逸品でした。

【のどぐろ焼き載せ一口ご膳】 冬ののどぐろって脂が最高！ ほんの一口大の味付きごはんに載せられたのどぐろ焼き。 今宵の宴席一番に美味しくいただいた逸品でした。