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パスタ視点からのニボニボ系ラーメンの再構築
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タム6000
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店名 |
閉店
sisi煮干啖(si.si.Nibotan)
|
---|---|
ジャンル | パスタ |
住所 | |
交通手段 |
JR総武本線新日本橋駅から徒歩2分 新日本橋駅から314m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
12席 (カウンター12席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年10月21日 |
備考 |
夜は完全予約制のイタリアンとして営業 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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にぼセット・中盛(1300円)
この日は日本橋でランチ。
ラーメン業界では既に一大勢力となっている「ニボ系」ですが、パスタでそんな感じのメニューを創作したお店があるということで、今更ながら行ってみることに(ということで、ラヲタ視点からのレビューになることをご了承ください)。
休日12:05到着。店内ほぼ満席。後客続々ですが外待ちは発生しない感じ。
間取りは鰻の寝床的な奥に向かって細長いタイプで、客席はカウンターのみ。背後スペースはかなり狭く、デブが出入りすると背中に当たるくらい。
メニューは、基本の煮干しパスタである「にぼたん」、そこにニンニクを加えた(?)「ぺぺたん」、トマトを加えた「とまたん」の3種。単品の他、サラダとスープが付く「セット」もあります。
初回なので、ラーメン屋的な券売機で「にぼセット」をポチしカウンターへ。
食券を出すと、「にぼたんは小盛と中盛で選べます」とのことで当然中盛で。
まもなくサラダとスープが到着。
サラダは、サラダリーフに酸味の強いドレッシングがかけられ、チャーシューというかローストポーク的なものが3枚。
スープは、ジャガイモのスープに煮干出汁を加えたようなもので、ドロリと粘度があるのが特徴的。また岩海苔のアクセントがいい感じ。塩梅はかなり強め。
サラダを食べ終わることに出てきたパスタは、結構ボリュームありますね!生麺茹で前で200g以上あるんじゃないかな?
丸断面の太麺は、煮干し粉にまみれたもの。上には、チャーシュー、ムラサキタマネギ、バラ海苔にうずらの玉子。まぁ、パスタというよりは、煮干し系のラーメン屋で言ういわゆる「和え玉」に近い感じですな。
一口食べると「あぁ~、なるほど!その手があったか!」という感じ。
レシピとしてはたぶんそれほど複雑ではなく、ものすごく乱暴に言うと、バター、オリーブオイル、煮干出汁、ニンニクとスパイスで茹でた生パスタを炒め、煮干し粉を投入したような感じ。
味わい的には、クセの強いアンチョビ入りのペペロンチーノにバターを加えてコッテリさせたような雰囲気なんだけど、アンチョビの代わりにザリザリ&ニボニボした煮干し粉が入るので、食感や風味のエッジがダイレクトに感じられ、どことなくニボニボ系のーメンっぽいというか、ジャンクっぷりが増長されている感じですね。
明らかに「ニボ系」のラーメンに触発され、その要素を自分の土俵に持ってきて再構築したって感じですが(全然見当違いだったらごめんなさい)、いずれにせよこりゃ発想とずば抜けたセンス(特に後者は重要)の勝利ですな!
#これを食べた客がニボ系のラーメンを食べ、物知り顔で「ししにぼたんの影響を受けている!とか言っちゃってる記事を見つけ爆笑w
生パスタは太めで、モッチリと粘り腰のある噛み心地。
バターもたっぷり使っているからか、塩梅はかなり強めでパンチが効いており、これはラヲタにも十分訴求するメニューかと。
チャーシューはサラダと同じローストポークっぽいロース煮豚スライス。オレンジ色っぽいオイルがまぶしてありますが辛味はありません。肉フェスに出たようですが、チャーシュー単体では別に・・といった味わいかな?最近のラーメン屋のチャーシューの方がよっぽど凝ってると思います。サラダと合わせたら美味しかったけど、敢えてこのパスタの横にも添える意味は不明。あ、でも単品で頼んだ人はこっちの方がうれしいね。
コスト的にしょうがないのかもしれないけど、セットにするとローストポークやバラ海苔等同じ要素が何度も出てくるのは、もうちょっと工夫の余地があるかも?
食べ始めは前述の通り、ペペロンチーノの変種みたいな味わいなのですが、バラ海苔を混ぜていくとグッと和風の味わいになるのが面白いですね。あと、煮干風味と刻んだアーリーレッドの辛味は鉄板の相性。
卓上のスパイス(黒七味?黒胡椒?結構複雑)をかけるとグッとキレのある味わいに。
また、生唐辛子が浸けられた自家製の辛味オイルは、ちょっと酸味もあって、こってりしたタバスコみたいな感じでかなり旨いね。
ボリュームがあるけど味が濃く平坦でやや食べ飽きるので、こういった味変アイテムが豊富なのはうれしい限り。
あと、卓上にある「食べるソフト煮干」しみたいなやつがめっちゃ旨くて手が止まりませんw
ジャガイモにパスタを浸けてスープつけ麺風にしても、ニボ感が増して面白いです。
ラストは残ったスープを全てパスタ側にかけていただきました。ただ、スープもパスタも塩気がかなり強いので、両者を合わせるとショッパーになるのは玉に瑕。
ということで、なかなか満足満腹でごちそうさま。
ちなみに此方、このメニューをパクッた他のお店とひと悶着あったようですが、個人的には「ケツの穴小せぇなぁ」と。かつての「港屋」を見ててもわかるけど、本家が圧倒的に旨ければ、客は自然に寄ってきますから。
賛否あると思いますが、料理の歴史はパクリ(よく言えば伝承と改良)の積み重ねで、違う人のいろんなアイデアが加わることでたまに突然変異的な進化が生まれるのが面白いと思うんです。
そういう意味で、これのインスパを出すお店がもっと増えたら盛り上がると思うんだけど、やった店はフルボッコにされるんだろうなぁ(;´Д`)そう考えると、ラーメン業界ってまだおおらかですね(J系、ニボ系やご当地系の浸透スピードや「大勝軒」を名乗るお店の多さと言ったら!w)
まぁ、そういう個人の主観的な話は置いといて、一度食べてみるべき逸品ではあります(かの有名グルメ芸人も絶賛してるしw)。
とりあえず全メニュー攻略してみたいけど、次回以降は単品でいいかな?
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