「夜も出来上がる」ドライカレー【点数4.5】 : 本石亭

いつもはランチで伺っているこちらの名店。最近は振られることもしばしば。本日はディナータイムに伺ってみました。

『本石亭』

夜は夜で全く違う顔で楽しめます。もちろんカレーも提供されており、ワンドリンクとカレーと言った注文形態のようです。マスターのワンオペですので、個人的には時間を気にせずお酒を飲みながら絶品カレーもいただくという楽しみ方がいいかな、なんて思います。

【魯肉飯（おつまみ）】
おつまみで出していただいた小さ目魯肉飯。八角の甘くスパイスが効いた味付けのコロチャーサイズの豚肉が上に乗った一皿。おつまみとしては意外でしたが、食欲をそそります。

『フィッシュ&チップス（650円）』
チキンナゲットのようなフィッシュと、フレンチフライ。タルタルソースとケチャップ、ハインツのモルトビネガーとともに提供されます。

『ドライカレー大盛り（1100円）』
すみません、値段は推測です。

私の中では既に優勝しているこちらのドライカレー、味のレビューは過去レポをご覧いただくとして、マスターのイメージでは上野や銀座のカレーの名店メニューをイメージしてみていたとのこと。短時間で炒めを完了するジューシーかつ食感の良さと、味わいにおけるスパイシーさが特徴的なドライカレーで、やはり私の中では優勝しつづけてます。

お酒はサッポロから始まりブラックニッカのハイボールを何杯かいただきました。スコッチウイスキーも有名だけではなくカスクや意外な産出地のものもあり、ハイボールで楽しんでいる方もいらっしゃいました。

とても美味しかったです！！！
夜が出来上がりました！！！

本日のランチタイムは少し早めにオフィスを抜け出すことができた！しばらく伺えていなかったし、バーはこの時期営業休止しているところも多かったが、電話で聞けるイメージが無かったのでダメ元で伺ったらやっているではないですか！

『本石亭』

早めなので売り切れもなく、４種類のカレーから選べますが、ずっと食べたかったこちらを大盛りにしました。

『ドライカレー（1000円）＋大盛り（100円）』

中華鍋に油をなじませて、ご飯、冷蔵庫からカレーペーストを投入し、ガンガンと炒め始める。落ち着いたバーには不釣り合いな中華鍋の音は、それでもリズミカルな独特のビートを奏でて空間を支配する。炒めが終われば盛り付け。あらかじめ用意された具材やトッピングを盛り付けて完成。

ドライカレーの中を観察してみると、細かく刻んだコーン、ピーマン、ソーセージがある事に気がつく。今まであまり意識しなかったが意外にお子様が好む系の具材たちだ。

具材としては、上にフライドオニオン、もも肉をマリネしてジューシーに仕上げたタンドールチキン風、ほんのり温かい蒸したじゃがいも、エリンギ、ブロッコリー、ニンジン。

添えられたキャベツは、ターメリック、クミン、マスタードシードなどスパイスと酢で調理されたもの。

調理は一瞬なのになんでこんなに美味いんだろう、と思わせる完成されたドライカレー。

とっても美味しかったです！！！
ごちそうさまでした！！！

ここのドライカレーは絶品である。他では食べられないし、めっちゃ丁寧に作ったカレーをライスと炒めちゃうのだから、そのスタンスや潔くて格好良い。

そのドライカレー目当てで、少し遅めの12時55分ごろ伺ったのだが、提供できるのは欧風カレーとインド風カレーのみとのこと。暫し考えてこちらにしました。

『インド風カレー（1000円）』

【ルー】
印象はザ・インドカレー、スパイスカレーというわけではなく、欧風カレーの粘度を持ったインド風カレー。とはいえ浅い出来のものではなく、インドカレーを意識していて日本人が美味いと感じる、まさに「インド風」の一皿。

【具材】
こちらのお店お馴染みの、あと乗せタイプ。ほくほくとしたジャガイモ、ニンジン、マリネして調理したしっとりスパイシーな鳥肉、エリンギ他。食感も味わいも独立しても楽しめる。

【ライス】
固めに炊かれたジャポニカ米。上にはフライドオニオンとパセリ。

こちらもイケますね！！
ご馳走様でした！！

今日は1日考えることの多い日で打ち合わせは少ない。午後一も打ち合わせはないため、眠気を気にせず美味いものを食べようと考えながらオフィスを離れる。少し迷った末、久しぶりにあのバーの激うまカレーにしようと思い立つ。

『元石亭』

普段は席が埋まっていることが多く、どう待てば良いのかよくわからない。（店内で待てばいいのー？）本日は幸いにも待たずに席に着けた。

『ドライカレー（1000円）』

店にいる客の注文はチキンカレー半分、ドライカレー半分といったところ。ここのドライカレー、中華鍋でざっと作るのだが、これがまた美味いんだ。もちろん元となるカレーそのもののうまさがあってこそなのだが。
カレーは辛味の強くスパイスの風味を多分に感じられるもの。上にドライパセリとフライドオニオン。茹でたジャガイモ、ニンジン、エリンギ、しっとり柔らかスパイシーなタンドリーチキン、キャベツのピクルスが添えられている。

炒め時間は11時48分から11時50分だったので、2〜3分。想像以上に短かった。

本当に美味しい。
ご馳走様でした！！！