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佐久間北大
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店名 |
閉店
大勝軒
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ半蔵門線・銀座線三越前駅A1出口より徒歩3分 三越前駅から179m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
席数 |
48席 |
---|---|
個室 |
無 お二階に宴会用座敷アリ。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 ランチ禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近くにコイン他多数 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり、スポーツ観戦可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
オープン日 |
1933年11月17日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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この界隈は取引先も多く、以前からこのレトロ過ぎる佇まいの店の前を良く通っていたので存在は知ってはいました。
マイレビュアーさんから4月26日で閉店するとの情報を得て、それまでに何とか一度行っておこうと用も無いのにこの近所の取引先に13時にアポイントを取付け、その前に昼飯を食いに行ってみました。
いやーすみません、取引先の担当君もいい迷惑でしたね!
12時丁度くらいに店の前まで行くと、次々に先客が吸い込まれて行きます。
前の人が明けた入り口が閉まる前に恐る恐る滑り込むと、狭い店内に6席テーブル2つと4席テーブル3つがもうギリギリ詰め込まれていて、ほぼ満席の盛況振りです。
真ん中のテーブルの奥側が1席だけ空いていて、そこに案内され席に着きましたが小さなテーブルに勿論相席だし、2階にも席はあるようで出入りするお客さんや料理を届ける店員さんがギリギリ脇を頻繁に通るので、その都度上半身を傾け避けなければならず凄く肩身が狭いです。
初めてでしたが、多分もう最後だと思うのでラーメンも炒飯も餃子も食べたいと思い、A定食(ラーメンと半炒飯のセット)900円と半餃子(4ヶ350円)を注文しましたが、今日は餃子が出来ませんとのことでA定食のみの注文となりました。
多分、想定外の忙しさで回らないと判断したんでしょうね、仕方のないことですが残念です。
品出しまでは20分近く掛りましたが、その間も次々お客さんが来たり帰ったり並んだり覗いて諦めたりと大盛況です。
漸くやって来たA定食はラーメンと半炒飯、胡瓜の古漬けが小皿にちょこっとのっています。
先ずはラーメンから頂きますが、スープは鶏ガラ出汁と僅かに節の旨味、それに化学調味料の効いた濁りのない醤油味で、このしみじみと美味い感じが良いですねぇ。
胡椒をタップリ振りかけて麺を頂きますが、麺はかん水を使った細目の中華麺で、歯ごたえはイマイチですがツルとした喉越しが良い感じです。
それにこの細麺がスープに良く絡んで旨味を運んでくれる感じが良いですね。
具は豚モモ肉の焼き豚と何故かハムが半欠片、それにメンマが多分水煮ではなく塩漬けを戻して濃いめの味で柔らかくなるまで長時間煮ているんでしょうか、ちょっと特徴的です。
これはもうラーメンとゆうより子供の頃に食べた中華そばそのもので、初めて訪れたはずなのに凄く懐かしい感じが溜まりませんねぇ。
炒飯は、半炒飯とゆうよりミニ炒飯とゆう感じで小さな皿に盛られています。
具材は焼き豚とグリーンピース、それに玉子は一緒に炒めてなくて錦糸卵みたいに上から盛られています。
味は確り化学調味料の旨味が感じられ、ちょっと醤油の焦げたような香りも漂い、適度な塩味が良い塩梅でこれも凄く懐かしい味でしみじみ美味いです。
安普請が見て取れるうえに老朽化が進んだ店舗はお世辞にも綺麗とは言い難いうえに、席も狭くとても寛げるような雰囲気でもありません。
ましてや高級な料理でもないし、特別な調理をしている訳でもなく、ただ凄く懐かしくてしみじみ美味い普通の中華そばと炒飯です。
それ以上でもそれ以下でもありませんが、この懐かしさはずっとそこに在り続けて欲しいと切に願うべき、そんな店です。
時代は平成から令和へと移り変わりますが、また昭和が一つ無くなっていくんですねぇ!