『ミシュランガイド東京』☆14年連続掲載のフレンチの名店(^_-)-☆ : シグネチャー

初訪　202202（No.3391）
一昨日に☆☆☆☆☆ホテルであるマンダリンオリエンタル東京の37Ｆにある
『ミシュランガイド東京』で9年連続☆に輝く広東料理の名店に伺いましたので、
続けて同フロア内のこちらに伺わせて頂きました。
こちらは、アジア初のミシュランガイドとなった
『ミシュランガイド東京』の刊行された2007年（平成19年）から、
☆14年連続掲載のフレンチの名店でありまする～♫
始めて☆を獲得した料理長は替わられて、現在の料理長はニコラ・ブジェマ 氏ですが、
【15歳でシェフとしてのキャリアをスタート。その2年後、ミシュランガイドの☆に
輝くパリの「ラ トゥールダルジャン」で修行。ブティックホテル内にあるレストランにて、
☆☆☆シェフのピエール・ガニェール 氏のもと研鑽を積む。
その後、南フランスにあるラグジュアリーホテル「ラ レゼルヴ ド ボーリュー」内の
ミシュラン☆☆☆レストランにてスーシェフを務めた後、
☆☆☆に輝く「オーベルジュ・ド・リル」にて更なる研鑽を積み、
2011年には若干30歳でピエール・ガニェール 氏が香港の拠点とする
マンダリン オリエンタル 香港の「ピエール」の料理長に就任。
その活躍が評価され、2013年にはこちらの料理長に着任。
その後、2019年より館内の全レストラン＆バーを監修する副総料理長として活躍し、
現在シグネチャーの料理長を兼任。】と素晴らしいキャリアをお持ちです。

平日の開店直後の訪店で、先客無しの・後客7名って感じですが、
一昨日に伺った広東料理の名店『センス』よりも個室が少ない分、
ゆ～ったりとしており、居心地はそれ以上に良ろしいかとは思われます。
『センス』の反対側ですので、遠く霊峰富士も見れますし、今回是非見たかった
日本銀行本店を上から俯瞰出来る最高のお席に案内されました（嬉
日本銀行本店は旧館、新館、分館に分かれており、一番古い旧館（本館）は
1896年（明治29年）２月に出来た石積みレンガ造の建物です。
東京駅等を設計した辰野 金吾 博士の設計で、国の重要文化財に指定されていますが、
この旧館を上空から見ると「円」の形に見える事から、
辰野 博士が「円」を隠し文字にして設計したという話もあり、
巷では都市伝説になっているんですね（笑
新貨条例で正式に「円」が採用されたのは、1871年（明治4年）ですが、
明治時代の紙幣は旧字の「圓」が使われていましたので、
当時の建築家が「円」を意図していた訳でもないものの
偶然がなせる「円」と「日銀」のご縁は素敵ですね♡
話が横道にそれてしまいましたので、レビュー再開です。
接客に関しては、目配り・気配り共に優良レベルですが、『センス』との
最大の違いは笑顔のある接客で、楽しく食事が出来ますね♡♡♡

季節のクラフトビール　1700円+Tax+Service Charge 15%
一昨日と同じシャンパンを勧められましたが、同じ絵面では
何ですので、上記商品を発注であります。
フルーツの香りがする初飲の美味しいクラフトビールは、
アルコール度数が7.5%も有りますので、酔いが回るのが速くて
37F以上の天にも昇る心地で食事を頂いたゆっきょしであります(◎_◎;)

Chef Nicolas Boujema 4 course ランチ　8299円+Tax+Service Charge 15%

アミューズ：牛テールのクロノミツキ＆小さなクロックムッシュ◎◎
小さなクロックムッシュは温かい状態です。

発酵バター・フランス バッツの塩・拘りのコショウ◎
バッツの塩は初食ですので、調べてみると風を読む中世から伝わる伝統製法で
作られた希少塩で、​同じ塩田でも風の向きによって形状、味の異なる塩になる
との事で、このレベルのお店は使う食材からして、違うんですね(^^♪

パン：全粒粉のサワーデラ（サワードウを使ったパン）・水の代わりに
牛乳を使ったパンオレ・プチバケットの3種類◎
プチバケットは「ただいま焼き上がりました！」との事でしたので、
リベイクして出しているわけじゃないんですね（驚

冷たい前菜：オマール海老 パリ風◎◎
客に見せる為にオマール海老がデコレーションされており・・・(>_<)
実際に頂けるのは、背の部分にのった2切れだけです（笑

温かい前菜：ソーテルヌとフォアグラのスープ 茸のフリカッセ◎◎◎
目の前でスープを注いで仕上げてくれますが、
サーブしてくれた男性スタッフさん、前・後の写真を撮る時間を
与えてくれなくて、出来上がり時点の写真のみです(T-T)

肉料理：A5 和牛フィレ肉のロースト 濃厚な黒トリュフのクーリ アンディブのオルロフ◎◎◎
（追加料金 +5000円+Tax+Service Charge 15%）
お肉は当然の柔らかさで、ソースが抜群に美味しいですね。

デザート：プロフィトロール ヘーゼルナッツのカラメル
カンボジアの胡椒の香る温かいチョコレートソース◎
目の前で温かいチョコレートソースをかけて仕上げてくれますが、
サーブしてくれた女性スタッフさんは、前・後の写真を撮る時間を
ちゃんと下さって、こう言うスタッフさんは大好きです（笑

小菓子：ミニマドレーヌとフィナンシェ◎
これも温かい状態での提供です。

食後のドリンク：マンダリンオリエンタル東京のオリジナルティー○
烏龍茶ベースで、柑橘系の香りがして美味しいです。

入店時は客は自分だけでしたので、料理長の ニコラ・ブジェマ 氏が
挨拶に来られて、退店時は最後に担当してくれた女性スタッフさんの
エレベーターまでのお見送り付きで退店でありまする～♫♫♫

☆☆☆のカンテサンスに行ける程の稼ぎはありませんが、
これまで頂いたフレンチの中では一番美味しく頂けましたので、
暫くこちらで定点観測させて頂きますね♡♡♡

大変ご馳走様でした。