オマール海老のランチを : ル カフェドゥ ジョエル・ロブション 日本橋高島屋店

ランチに伺いました。
いつもお手軽にフレンチをいただけるのでいいのですが、お正月なので結構混んでいます。
お正月のランチコースをお願いしました。
（それぞれの名称は不確かです）

・アントレ：ホタテとキャビア
白と赤のコントラストが、お正月っぽいです。盛り付けも綺麗で、いつものランチと違っているのがわかります。
ホタテは適度に柔らかくていい食感で、上にキャビアが載せられていて、わずかな塩味が甘みを引き立てます。
また、カラスミがしっとりしていて、甘い感じがします。
それぞれ美味しいですね。美味しいものを並べてあり、ちょっとまとまりがないような感じですが、アントレなのでいいです。

・プラ：オマール海老のロースト　リゾット
オマール海老は、丁寧に剥がしてあり、ほのかにカレー味がして、スパイシーで美味しいです。オマール海老だけだと薄味になってしまうので、スパイスで味にインパクトを出しているようです。
（ロブションは、カレー味がよくありますね）
下は、五穀米風のリゾットで、チーズとアメリケーヌソースが濃厚で美味しいです。
でも、不思議としつこさはなく、軽い感じでとても食べやすいです。くるみもあって、かみごたえがあります。
さすがメインだけあって、このオマール海老とリゾットの組み合わせはとてもいいです。

・デセール：ピスタチオ、イチゴのソルベ、チョコレート
球形のガラス器に入っていて、プレゼンテーションが綺麗です。
デザートというより、オブジェのように見えます。
チョコレートのスライスに、金箔が載っていて、金色のプレートとマッチして、豪華な感じでお正月らしさが出ています。
上のピスタチオのクリームとイチゴのソルベの組み合わせがとても相性がいいです。
どちらも爽やかな味わいで、いくらでも食べられそうです。
また、下のチョコレートは、ムースよりも粘度が高く、しっとりしていて美味しいです。

お正月なので、いつもと違い、限られた食材しかないため、特別なランチになっているとのことでした。制約のある中で、十分美味しい料理が提供されていると感じました。
ポーションはいつものように少なめで上品で、僕にはちょうどいいです。
特別なメニューもたまにはいいですね。
通常メニューに戻ったら、また是非伺います。

ランチにまた伺いました。

今のシェフのお父様が御前崎で漁師をされていますので、毎朝、新鮮な魚が届きます。そのため、ポワッソンが美味しくておすすめです。きっと、シェフの力作だと思います。もちろん、ヴィヤンドも美味しいです。
前菜、メイン、デザート、パン、ドリンクがついたメニューAをお願いしました。

・アントレ：天使エビ　パートブリックで揚げバジルのソースを添えて
　ロブションのスペシャリテを、カフェ流にアレンジしたものです。パートブリックを巻いて揚げてあり、パリパリした食感がします。さらに、クミンパウンダーが程よく散らされていて、食欲をそそります。温かくて、とても美味しいです。先日、他店でエビフライをいただきましたが、当然、こちらの方が、高級な味がして、大満足です。付け合わせのピクルスで、さっぱりします。

・プラ：ホウボウ　ポワレにしナージュ仕立てのサフランソースで
　皮目はパリ、身はふっくらで、クサミは全然なく、いつも通りの安定の美味しさです。サフランとレモン風味のナージュが、野菜やフュメの味もほのかに感じられつつ、さっぱりしてとても美味しいです。花形の人参は、早い春のイメージでしょうか。

・デセール：苺　フロマージュブランのアイスにアーモンドキャラメルを添えて
　フロマージュブランが、食感はねっとりしていますが、味はあっさりしていて、酸味もなく、意外とスッと入ります。シャーベット的ないちごアイスが、淡いいちごの味がします。最後に、底にコンフィチュールがあって、しっかりと甘いいちご味を味わえます。ロブション流いちごパフェです。とても美味しくて満足なのですが、アーモンドキャラメルがなかったりして、珍しく、説明と実物があちこちずれています。


無難な味のフレンチとは違い、どれも、他のレストランとは違うユニークな味で、完成度も高く、今回もとても気に入りました。
メニューが更新される前に、また是非伺います。

再びランチに伺いました。
前に、御大が味のチェックに来ているのを２回見かけました。カフェといえども、手抜きは一切ありません。

前回から、メニューはあまり変わっていません。
今回は、前菜、メイン、デザート、パン、飲み物がついたメニューA　3,024円をお願いします。

・温かいかぼちゃのヴルーテ　クルトンを添えて
　真ん中にメレンゲ、周りに、クルトンやかぼちゃの種、オリーブオイルが浮いていて、見た目が綺麗です。かぼちゃの濃厚な味がして、とても滑らかです。クリームは感じられません。メレンゲには胡椒がかかっていて、スパイシーさもあります。

・的鯛　柑橘バターでエチュベし　九条ねぎと共に
　白ワインの香りがかすかに香ります。的鯛はふっくら蒸しあがっていて、新鮮さを感じられて美味しいです。全体的に、塩味が効いていて、ケッパーが時々スパイシーさを感じさせてくれます。また、彩りを添えている赤いソースは、控えめな甘さがあって、違う味付けを楽しめます。

・マロン　カシスのクーリとフロマージュブランのアイスと共に
　マロンは、フランス産と思われるもので、生クリームと合わさっていて優しい甘さです。上にのあるフロマージュブランのアイスは、ヨーグルトのような酸味があり、面白い味です。底に、真っ赤なカシスのクーリが隠れています。とても濃厚な甘ずっぱさで、赤カシスが好きなので、たまりません。ロブション風モンブランといった感じです。

少し甘みのあるミルク風味のパン　パヴェを買って帰ります。

いつも落ち着いた雰囲気でリラックスできます。接客も丁寧で、とても気持ちがいいです。
次のメニューが楽しみです。

１ヶ月ぶりの訪問です。
日本橋の高島屋の２階の角にあって、いつも賑わっています。
少し暗い店内で、赤と黒に統一されていておしゃれな感じです。
お昼に来てランチメニューのB　２２６８円をお願いしました。
Bは、前菜、メイン、小菓子、ドリンク、パンのセットです。

前菜は、本日の鮮魚　カルパッチョ仕立て　プラス４３２円　を選びました。
この日はカレイのカルパッチョで、下には卵黄のソースが敷いてあり、上にはメレンゲが載っています。お酢やオイルは感じられず、さっぱりしていて優しい感じで美味しいです。

メインは、的鯛　柑橘バターでエチュベし九条ネギと共に　を選びました。
的鯛は柔らかく蒸しあがっていて、素材の味が優しく感じられて美味しいです。下に、ポルチーニ茸かトリュフのソースが少し隠れていて、魚にかけると濃厚な味になってさらに美味しくなります。

最後に小さなパウンドケーキとドリンクを頂きました。
ドリンクは、２１６円追加でハーブティーに変更してもらいました。
パウンドケーキは小さいですが、満足感がありました。

今のシェフは、素材、特に魚本来の味を大切にするみたいです。ソースは、控えめに少しだけ添えてある感じです。

量は少ないですが、手の込んだ美味しい料理がいただけて、雰囲気がよく、サービスも気持ちがいいお店です。