一足先にカウンターで感じられる春。口福に浸りながらの、天ぷら初め。 : てんぷら 深町

公式

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てんぷら 深町

(ふかまち)
2024年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店

天ぷら百名店2023選出店

食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店

この口コミは、YamaNe79さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.3

¥20,000~¥29,9991人
  • 料理・味4.3
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.7
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-

4.0

¥10,000~¥14,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.7
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
2021/01訪問7回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.7
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥10,000~¥14,9991人

一足先にカウンターで感じられる春。口福に浸りながらの、天ぷら初め。

2021年、天ぷら初め。我が家はやはりこちらに。
しばらく間があいてしまったのですが、
今回も春を先取りすべく、まだ冬のうちに。

ただ、この日は1月であるにも関わらず、
体感的には3月頃。
身も心もすこぶる穏やかでありました。

蓮根。舞茸。アスパラ。そら豆。
そして、ふきのとう。
やはり野菜ですねぇ〜。
魚が劣るということでは決してないのですが。
歳のせいかな…(笑)

甘味・旨味・苦味……
火入れの良さも手伝って、
素のおいしさを楽しませていただきました。
豊かな春の香りと共に。


━━《had》━━
◆No.2 @10,000円
ランチの際は、毎度こちらのコースで。
・車海老2尾
・魚3種
・野菜5種
・ご飯/赤出汁/香の物
・天丼 or 天バラ or 天茶

**
・汲み上げ湯葉
湯葉自体は思ったよりも凛々しい食感。
甘味は控えめで。

**
・車海老の頭
美味な天ぷらショウの開幕は、香ばしく。
その中でニュッと分け入ってくる、
海老の御身の食感が心地良く感じます。

**
・車海老×2尾
魚3種の中では、パフォーマンスは圧倒的。
相当にレアな仕上がりで、
秀逸さが際立っていました。
やや小ぶりではありますが、
御身がねっとりと柔いのはもちろんのこと、
甘味がなんとも潤沢。

1尾目は塩で。2尾目は天つゆで。
なお、1尾目と2尾目の火入れの感じは
ほぼ同じだったかと思います。
火を入れすぎてるということは無く。

**
・そら豆
鹿児島より。
衣は最小限で、添える程度に。
故にほっくりしたお豆の食感が前に来ます。
香りが強めで、存在感がありますね。

**
・ふきのとう
これまた香りが芳醇。
ジュワァ〜ッと水分が広がり、
終始みずみずしくあります。
フレッシュ故に苦味もそこそこくる訳ですが、
どこか丸い印象を残しますね。

**
・鱚
衣でしっかりコーティングされていた印象ですね。
淡白な白身ボディは、
油がじんわりと馴染ませてくれます。

**
・舞茸
サクッとした仕上がりは言わずもがな。
その食感が心地良いのはもちろんのこと、
“らしい旨味”が誠に秀逸でした。
素直においしい、と。

**
・墨烏賊
塩。お好みで、かぼすで。
柑橘系との相性は良好だったかと思います。
が、塩でシンプルに甘味を味わうほうが
個人的には好みでした。
軽い弾力。ニュッとくる食感。まずまずと。

**
・蓮根
土浦より。
繊維に沿って、シャクッ、シャクッと。
塩でいただけば甘味がググッと引き立ちます。
どこかお菓子のような感覚も覚えました。
天つゆよりも圧倒的に塩だと思います。

**
・アスパラ
凛々しき。
繊維から滲み出る豊富な水分に、
甘みが詰まっていました。
塩からの、天つゆという流れが◯。
パラッとする穂先よりも、
茎の根元のほうが好みだったりします。

**
・穴子
他のタネと比較して、
揚げ時間はだいぶ長かったかなと。
そのせいか、今回のラインナップの中では、
衣が一際しっかりとした食感だったように思います。
穴子本体は端正な味わい。
もう少しふっくらとした感じが
欲しい気もしましたが……安牌ですね。

**
・天丼
かき揚げはシンプルに、小海老と小柱のみ。
それらの食感&味わいよりも、
むしろねっとりとくる衣に琴線が触れました。
自分の好みに対して
タレがちょいと多めではありましたが、
このかき揚げとお米との絡みは最良の〆に。

**
・林檎のシャーベット
林檎の風味は、思ったよりも濃ゆめに。
ひんやりとしてフィニッシュです。


━━《situation+》━━
・妻とランチ
・土曜13:00頃、事前に電話予約の上訪問
・待ち時間ゼロでカウンター席へ

  • てんぷら 深町 - 汲み上げ湯葉

    汲み上げ湯葉

  • てんぷら 深町 - 車海老頭

    車海老頭

  • てんぷら 深町 - 車海老(1尾目)

    車海老(1尾目)

  • てんぷら 深町 - 車海老(2尾目)

    車海老(2尾目)

  • てんぷら 深町 - 車海老(2尾目):断面

    車海老(2尾目):断面

  • てんぷら 深町 - そら豆

    そら豆

  • てんぷら 深町 - ふきのとう

    ふきのとう

  • てんぷら 深町 - 鱚

  • てんぷら 深町 - 舞茸

    舞茸

  • てんぷら 深町 - 舞茸

    舞茸

  • てんぷら 深町 - 墨烏賊

    墨烏賊

  • てんぷら 深町 - 蓮根

    蓮根

  • てんぷら 深町 - アスパラ

    アスパラ

  • てんぷら 深町 - 穴子(腹)

    穴子(腹)

  • てんぷら 深町 - 穴子(尾)

    穴子(尾)

  • てんぷら 深町 - 香の物

    香の物

  • てんぷら 深町 - 天丼

    天丼

  • てんぷら 深町 - 天丼:カメラ、寄せてみました。

    天丼:カメラ、寄せてみました。

  • てんぷら 深町 - 赤出汁

    赤出汁

  • てんぷら 深町 - 林檎のシャーベット

    林檎のシャーベット

  • てんぷら 深町 - 初期位置

    初期位置

  • てんぷら 深町 - 大根おろし

    大根おろし

  • てんぷら 深町 - 天つゆ

    天つゆ

  • てんぷら 深町 - かぼす

    かぼす

  • てんぷら 深町 - 塩

  • てんぷら 深町 - お茶

    お茶

  • てんぷら 深町 - 外観

    外観

  • てんぷら 深町 - メニュー

    メニュー

  • てんぷら 深町 - メニュー

    メニュー

  • てんぷら 深町 - メニュー

    メニュー

  • てんぷら 深町 - 入口

    入口

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2020/02訪問6回目

4.3

  • 料理・味4.3
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.7
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥20,000~¥29,9991人

“春”を感じられたおまかせコース。今回のMVPは、芳醇な香りが立つ【筍】でありました。

今回も記念日でお世話になりました。
春を先取りしたようなおまかせラインナップに、
満足度は高めに纏まった次第です。

我が家の場合、その満足度を大きく左右するのは、
お魚よりもむしろ野菜のほう。
全体の流れ〜ネタの順番がありつつ、
野菜のパフォーマンス、
全体におけるアクセントの大きさで
決まるような気がします。

頻繁にオジャマできる感じではありませんが、
(これはもう価格的に……)
時期を変えて、またお世話になりたく。
ぜひカウンターにて。


━━《had》━━
◆おまかせ てんぷら@20,000円
この夜の構成は……
車海老2尾に、魚7種。野菜5種。
そして、〆の丼物に、デザート。
質はもちろんのこと、ボリュームも充分ですね。

尚、〆の丼物は選択制。
天丼、天バラ、天茶(漬け)の3種から選べます。

・お通し
汲み上げ湯葉。
喉越し良好な、いつもの開幕です。

・自家製唐墨(からすみ)
フカッと優しい食感の後で追いかけてくる、
キュッと引き締まった塩分で
どうにもお酒が進んでしまう逸品。
日本酒スタートで「正解」と思わせてくれます。

・河豚の白子
凛々しさと柔さが同居します。
張りがありつつ、ニュッと壊れる様に、
うっとり。
熱々でいただくので尚更。
火傷にはご注意を。
序盤は塩で。後半はポン酢で。

・車海老 足
軽やかに。香ばしく。

・車海老
前回よりも、だいぶすっきりとした味わいでした。
ねっとりくる感じは控えめであり、
一言で言うなら「端正」。
甘味がググッと詰まっています。

尚、1本目よりも2本目のほうが、
レアさを感じられましたかね。
揚げ時間はかなり短いと思うのですが、
それでも差が出てしまう点に
天麩羅の奥深さを感じてしまいます。

・タラの芽
衣は激薄で、まさに添えるだけ。
フレッシュな苦味が、ダイレクトに伝わってきます。
穂先はふっくらとしており、水分も潤沢。
口の中でジュワ〜ッと広がるその水分と、
苦味と混じる様が堪りません。

・蕗の薹(ふきのとう)
掌で潰してから揚げてあります。
苦味がジンジンッとくる伝わってくる様に、
春の訪れを感じます。
フレッシュさは言わずもがな。

・鱚
富津より。かなりの大ぶりです。
そして、間違いなく、
これまでのベストパフォーマンス。
大当たりですね。
身のふくよかさ充分であり、
その身と衣とのバランスが抜群でした。

・筍
鹿児島から。早採りで。
この夜のベストアイテムだった気がします。

この“香り”はヤバい……
芳醇。芳醇。2回言います。
そして、食感。
凛々しく、そして滑やかに。
香ばしさとみずみずしさの応酬です。

・白魚
島根は宍道湖より。海苔巻きで。
ふっくらと、そして香ばしく。
思った以上に歯応えもありました。
海苔の香りがまた、
全体の味わいを膨よかにしてくれるようです。

・空豆
良い意味で、青臭い豆の香りが豊かです。
鼻を近づけると、
途端に強い香りに包まれます。
食感はほっくりと。
お供は、塩一択ですね。

・雲丹
大葉巻き。
雲丹がこれでもかというほどに詰まっています。
熱が入ると、かなり甘味が増すように感じます。
うるるんっと艶かしい食感は、
アダルトな装い。
また、大葉はかなり大判で、
プリッと弾けるように裂けますね。

・墨烏賊
衣の厚さは、きっとミニマム。
噛むほどに甘味が滲んできます。
ボディの、固すぎずほどよい弾力が
心地良い仕上がりでした。

・アスパラ
意外にも、宇都宮から。地元産。
決して太くはないのですが、
繊維に沿ってパリッと裂け、
そこから滲む水分と油の交錯に
最後まで口の中が潤います。

・穴子
安牌でしょうかね。皮はしっかり目。
身は決して厚い訳ではなく、
むしろもうひと声欲しかったところです。
が、尻尾にかけて穴子らしい香りが立ち、
カリッと揚がった衣との
食感のコントラストは終始楽しくありました。

・天丼
小海老と帆立の貝柱のかき揚げ丼です。
小海老の身の、ほのかな緩みが良き。
また、衣はふっくらと伸びがあり、
先ほどの穴子のそれとは打って変わって、
ネタを優しく包み込む包容力のようなものが
感じられました。

・赤出汁
しじみ汁。

・お新香
胡瓜。人参。株。白菜。

・デザート
苺のアイスクリーム。


◆貴 純米(一合)@1,500円
幸い一合に留まりました…(笑)


━━《memo》━━
・大根おろしはフリー。
 無くなれば、お替りを。


━━《situation+》━━
・妻と夕食
・土曜17:00頃、電話予約の上で訪問
・店奥のカウンター席へ

  • てんぷら 深町 - お通し:汲み上げ湯葉

    お通し:汲み上げ湯葉

  • てんぷら 深町 - 自家製唐墨(からすみ)

    自家製唐墨(からすみ)

  • てんぷら 深町 - 自家製唐墨(からすみ):断面

    自家製唐墨(からすみ):断面

  • てんぷら 深町 - 河豚の白子

    河豚の白子

  • てんぷら 深町 - 河豚の白子

    河豚の白子

  • てんぷら 深町 - 河豚の白子

    河豚の白子

  • てんぷら 深町 - ポン酢:河豚の白子に。

    ポン酢:河豚の白子に。

  • てんぷら 深町 - 車海老 足

    車海老 足

  • てんぷら 深町 - 車海老 足

    車海老 足

  • てんぷら 深町 - 車海老

    車海老

  • てんぷら 深町 - 車海老

    車海老

  • てんぷら 深町 - タラの芽

    タラの芽

  • てんぷら 深町 - 蕗の薹(ふきのとう)

    蕗の薹(ふきのとう)

  • てんぷら 深町 - 鱚

  • てんぷら 深町 - 筍

  • てんぷら 深町 - 筍

  • てんぷら 深町 - 筍:断面

    筍:断面

  • てんぷら 深町 - 白魚

    白魚

  • てんぷら 深町 - 空豆

    空豆

  • てんぷら 深町 - 雲丹

    雲丹

  • てんぷら 深町 - 雲丹

    雲丹

  • てんぷら 深町 - 墨烏賊

    墨烏賊

  • てんぷら 深町 - アスパラ

    アスパラ

  • てんぷら 深町 - アスパラ:断面

    アスパラ:断面

  • てんぷら 深町 - 穴子:腹

    穴子:腹

  • てんぷら 深町 - 穴子:尻尾

    穴子:尻尾

  • てんぷら 深町 - お新香

    お新香

  • てんぷら 深町 - 赤出汁:しじみ汁

    赤出汁:しじみ汁

  • てんぷら 深町 - 赤出汁:しじみ汁

    赤出汁:しじみ汁

  • てんぷら 深町 - 天丼:小海老と帆立の貝柱

    天丼:小海老と帆立の貝柱

  • てんぷら 深町 - デザート:苺のアイスクリーム

    デザート:苺のアイスクリーム

  • てんぷら 深町 - 貴 純米(一合)@1,500円

    貴 純米(一合)@1,500円

  • てんぷら 深町 - 塩

  • てんぷら 深町 - 檸檬

    檸檬

  • てんぷら 深町 - 大根おろし:甘味。苦味無し。

    大根おろし:甘味。苦味無し。

  • てんぷら 深町 - 天つゆ

    天つゆ

  • てんぷら 深町 - 卓上

    卓上

  • てんぷら 深町 - 箸

  • てんぷら 深町 - 暖簾

    暖簾

  • てんぷら 深町 - 外観

    外観

  • てんぷら 深町 - 外観

    外観

  • てんぷら 深町 - メニュー

    メニュー

  • てんぷら 深町 - メニュー(ドリンク)

    メニュー(ドリンク)

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2019/05訪問5回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥20,000~¥29,9991人

心が踊る天ぷらタイム。今後も季節ごとの変化と、技術の進化を楽しみたい。

京橋に構える江戸前天ぷらの有名店
数年前から、我が家の記念日と言えば、
コチラに足を運ぶことが多くなった。

『ミシュランガイド』では星を獲得し続け、
また、食べログ内でも高いスコアをキープ。
ただそんな状況とは裏腹に、
相変わらず予約難易度の低さは嬉しいばかりだ

太白胡麻油で揚げる天ぷらは、
旬の野菜に、海の幸。
それら素材そのものの質の高さに加え、
火入れの妙だと思うのだが、
実にみずみずしさを感じられる次第

天ぷらの高級店は他にも数多くあるかと思うが、
我が家はやはりこちらに足を運んでしまう。
なかなか新規開拓できない。
安心と信頼は大きい。


---《いただいたメニュー》---
◆おまかせてんぷら@19,000円
◇お通し
 前回同様、【汲み上げ湯葉】での開幕。
 ツルッとした喉越しが、心地良い。

◇くちこ
 ナマコの生殖巣は、能登の珍味である。
 エッジの効いた塩気は、酒のつまみに最適。
 ボディは薄いながらも、
 ググッと埋もれるていくような食感を
 味わえる。

◇鮑
 深緑色の鮑の“肝”ソースでいただく。
 とにかく強烈なインパクトを残してくれた。
 ねっとりとした弾力は、
 ニュゥゥッとどこまでも優しく。
 芯のレアさが絶妙であった。
 肝ソースで磯の香りが加速する。

◇車海老の足
 序盤のスタメン。
 カリッと香ばしく、殻が弾ける。

◇車海老
 安心の良パフォーマンス。 
 薄手の衣が、さっくりとした食感を優しく添える。
 その後で、ボディの食感がねっとりとくる。
 このバランスが秀逸であった。

 1尾目は塩で。2尾目は天つゆで。
 個人的な好みは前者。

◇空豆
 鼻に持って行った時の豆の香りが印象的。
 身はほっくりと、儚くほどける。
 ただ、時間が経つと
 当然ながら食感が変わってしまう。
 5個あるが、早めに腹にしまい込みたい。

◇新玉ねぎ
 テロっとしており柔く、そして甘味が強い。
 油を纏ったことで、それが色濃く出たか。
 産毛な印象を受ける。

◇鱚
 安牌。
 身は薄いが、ほっくり。生臭さは皆無である。
 淡白な御身は、ハラッと崩れる。

◇万願寺唐辛子
 決して身は厚い訳ではないが、甘味は充分。
 蓄えた水分量の恩恵か。
 薄手の衣のパフォーマンスも良好であった。

◇めごち
 身のふくよかさは、
 先ほどの鱚とのギャップも楽しめる。
 淡白だが、ふっくらと。
 これは「天つゆ」を含ませた方が良さそう。

◇雲丹
 大葉に巻かれた雲丹は、
 罪悪感を覚えてしまうボリューム。
 歯は雲丹に溺れ、
 ねっとりとした舌触りには、興奮を覚える。
 紫蘇の存在感は最低限。
 あくまでも主演のパフォーマンスに魅せられる。

◇水茄子
 泉州より。身は引き締まっている。
 潤沢な水分が「天つゆ」と交わり、
 繊維に沿って避ける様が、実にうんまい。
 ただし、火傷には要注意。

◇稚鮎
 頭から咥えれば、ギュッとした強い苦味。
 これが酒をうまくさせる。
 そして、その頭を越えれば一転、
 ほっくり、さっくりとした
 か弱きボディを楽しめるという流れ。

◇ホワイトアスパラ(北海道)
◇グリーンアスパラ(長野)
 2種のアスパラを、ハーフサイズでいただく。
 ホワイトは、ほぼ生なのかというほどのレアさ。
 噛みきれない。
 繊維からほとばしる水分が、フレッシュさを物語る。

 一方、グリーンはシャキシャキと。
 穂の部分にかけての食感の変化が楽しい。
 ただ、個人的には茎のほうも、
 1本丸々楽しみたかった。
 人によって楽しみに明確な差が出てしまうのは惜しい。

◇穴子
 安牌。
 強烈なインパクトは無いが、
 いかにも穴子らしいアイデンティティを感じられた。

◇天丼
 締めは3種から選べるが、
 今回も、天バラと天茶(茶漬け)は遠のいた。

 かき揚げの具は、小海老&帆立の大きな貝柱。
 相変わらず、とてもシンプルだ。
 天つゆでしっとりし、凛とした米と馴染む。
 そして、今回はこの“米”がおいしい。
 粒が立っており、
 つゆを纏っても端正な輪郭を崩さない。

◇デザート
 今回は、以下の3種で構成されていた。
 ・ヨーグルトのシャーベット
 ・グレープフルーツのジュレ
 ・パッションフルーツのシャーベット

 柑橘寄りの構成にあって、
 ヨーグルトのシャーベットが全体に丸みを。
 そして、夏らしいさっぱりとした余韻を感じ、
 爽やかなフィニッシュ。
 とにかく満腹。

◆貴 純米(一合)@1,500円


---《利用シーン+α》---
・夫婦で夕食。誕生祝いを兼ねて。
・電話予約の上、土曜17:00頃に訪問
・L字型カウンターの4名側(狭いほう)に。

  • てんぷら 深町 - お通し:汲み上げ湯葉

    お通し:汲み上げ湯葉

  • てんぷら 深町 - くちこ

    くちこ

  • てんぷら 深町 - 鮑

  • てんぷら 深町 - 鮑:断面を。

    鮑:断面を。

  • てんぷら 深町 - 鮑:肝ソースで。

    鮑:肝ソースで。

  • てんぷら 深町 - 車海老の足

    車海老の足

  • てんぷら 深町 - 車海老:1尾目

    車海老:1尾目

  • てんぷら 深町 - 車海老:2尾目

    車海老:2尾目

  • てんぷら 深町 - 空豆

    空豆

  • てんぷら 深町 - 新玉ねぎ

    新玉ねぎ

  • てんぷら 深町 - 新玉ねぎ:断面を。

    新玉ねぎ:断面を。

  • てんぷら 深町 - 鱚

  • てんぷら 深町 - 鱚:別角度で。

    鱚:別角度で。

  • てんぷら 深町 - 万願寺唐辛子

    万願寺唐辛子

  • てんぷら 深町 - めごち

    めごち

  • てんぷら 深町 - 雲丹

    雲丹

  • てんぷら 深町 - 雲丹:向きを変えて。

    雲丹:向きを変えて。

  • てんぷら 深町 - 雲丹:断面を。

    雲丹:断面を。

  • てんぷら 深町 - 雲丹:寄ってみる。

    雲丹:寄ってみる。

  • てんぷら 深町 - 水茄子

    水茄子

  • てんぷら 深町 - 水茄子:断面を。

    水茄子:断面を。

  • てんぷら 深町 - 稚鮎

    稚鮎

  • てんぷら 深町 - 稚鮎:寄ってみる。

    稚鮎:寄ってみる。

  • てんぷら 深町 - ホワイトアスパラ(北海道)&グリーンアスパラ(長野)

    ホワイトアスパラ(北海道)&グリーンアスパラ(長野)

  • てんぷら 深町 - 穴子

    穴子

  • てんぷら 深町 - 穴子:腹側の断面を。

    穴子:腹側の断面を。

  • てんぷら 深町 - 穴子:尻尾側

    穴子:尻尾側

  • てんぷら 深町 - 漬物

    漬物

  • てんぷら 深町 - 天丼

    天丼

  • てんぷら 深町 - 天丼:かき揚げに寄ってみる

    天丼:かき揚げに寄ってみる

  • てんぷら 深町 - 赤出汁:しじみ汁

    赤出汁:しじみ汁

  • てんぷら 深町 - デザート

    デザート

  • てんぷら 深町 - デザート

    デザート

  • てんぷら 深町 - [手前]貴 純米(一合)@1,500円│[奥]烏龍茶

    [手前]貴 純米(一合)@1,500円│[奥]烏龍茶

  • てんぷら 深町 - 塩

  • てんぷら 深町 - 檸檬

    檸檬

  • てんぷら 深町 - 天つゆ

    天つゆ

  • てんぷら 深町 - 大根おろし

    大根おろし

  • てんぷら 深町 - メニュー

    メニュー

  • てんぷら 深町 - メニュー(ドリンク)

    メニュー(ドリンク)

  • てんぷら 深町 - メニュー(ドリンク)

    メニュー(ドリンク)

  • てんぷら 深町 - 暖簾

    暖簾

  • てんぷら 深町 - 外観

    外観

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2018/08訪問4回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥20,000~¥29,9991人
  • てんぷら 深町 - お通し

    お通し

  • てんぷら 深町 - 大根おろし

    大根おろし

  • てんぷら 深町 - 檸檬

    檸檬

  • てんぷら 深町 - 塩

  • てんぷら 深町 - 天つゆ

    天つゆ

  • てんぷら 深町 - 鮎のうるか

    鮎のうるか

  • てんぷら 深町 - くちこ

    くちこ

  • てんぷら 深町 - 車海老の頭

    車海老の頭

  • てんぷら 深町 - 車海老

    車海老

  • てんぷら 深町 - 北海道産とうもろこし

    北海道産とうもろこし

  • てんぷら 深町 - 北海道産とうもろこし:断面

    北海道産とうもろこし:断面

  • てんぷら 深町 - 鱚

  • てんぷら 深町 - 万願寺唐辛子

    万願寺唐辛子

  • てんぷら 深町 - 玉葱

    玉葱

  • てんぷら 深町 - 玉葱

    玉葱

  • てんぷら 深町 - 鱧

  • てんぷら 深町 - 梅肉ソース

    梅肉ソース

  • てんぷら 深町 - 生雲丹 大葉巻き

    生雲丹 大葉巻き

  • てんぷら 深町 - 生雲丹 大葉巻き

    生雲丹 大葉巻き

  • てんぷら 深町 - 生雲丹 大葉巻き:断面

    生雲丹 大葉巻き:断面

  • てんぷら 深町 - 泉州水茄子

    泉州水茄子

  • てんぷら 深町 - 鮎

  • てんぷら 深町 - 鮑

  • てんぷら 深町 - 鮑

  • てんぷら 深町 - 鮑の肝ソース

    鮑の肝ソース

  • てんぷら 深町 - アスパラ

    アスパラ

  • てんぷら 深町 - お新香

    お新香

  • てんぷら 深町 - 穴子

    穴子

  • てんぷら 深町 - 天丼

    天丼

  • てんぷら 深町 - 赤出汁

    赤出汁

  • てんぷら 深町 - わらび餅と抹茶のかき氷

    わらび餅と抹茶のかき氷

  • てんぷら 深町 - 梅酒

    梅酒

  • てんぷら 深町 - 卓上

    卓上

  • てんぷら 深町 - 店内

    店内

  • てんぷら 深町 - メニュー

    メニュー

  • てんぷら 深町 - メニュー(ドリンク)

    メニュー(ドリンク)

  • てんぷら 深町 - メニュー(ドリンク)

    メニュー(ドリンク)

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2017/12訪問3回目

4.2

  • 料理・味4.2
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.7
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥10,000~¥14,9991人

定期訪問。定番と旬で彩る、良質な天麩羅タイム。今回は【椎茸】と【穴子】が牽引する

2017年、天麩羅納め。
迷わず足を運んだお店は、我が家のご贔屓店。
約7ヶ月ぶりの訪問です。

テンポよく天麩羅を楽しんだ後で、
職人さんともゆっくりお話させて頂き、
今回も素敵な深町タイムを過ごさせて頂きました。

ちなみに……
毎度オーダーする【No.2】が、
1,000円ほど値上がりしていましたが、
これまでのコチラでの貴重な体験を考えれば、
御財布の紐もなんだか緩くなります(笑)

また、正月を過ぎると、
またガラッと食材が変わるということですから、
その頃にまたオジャマさせて頂こうかと思います。

 
---《いただいたメニュー》---
◆No.2@10,000円+税
└ 車海老の頭(2)
└ 車海老(2)
└ 魚(3)
└ 野菜(5)
└ かき揚げ天丼
└ 赤出汁&香の物
└ デザート


◇車海老の頭
 いつもの開幕。
 さらっとした塩を添えれば、
 香ばしさがより引き立ちます。
 ゆっくり噛みしめること推奨です。


◇車海老
 前回とは別物。
 「重くドロッとした」と言いますか、
 活力がやや身を潜めておりました。

 スコアのマイナスは、ここが大きいですね。
 前回が良すぎた、
 と言えるかもしれないのですが。
 

◇ぎんなん
 ほっくりと。
 そして、遅れてくるネットリとした食感に、
 旨味を感じられる一品。


◇鱚
 ホロホロとした身が、
 熱の発散と共に解けます。
 身がやや薄く感じましたが、
 トータルで納得できる一品でした。


◇くわい
 栗とはまた違う、凛々しいホクホク感。
 カリッとした衣のアクセントが、
 良い調和を生んでいるように思います。
 塩で。


◇墨烏賊
 噛みしめれば、素直に割けていく御身。
 気持ちよさを感じられる厚みですね。 
 そして、檸檬が合います。

 
◇加賀れんこん
 金沢から恵み。 
 でんぷん質が非常に多く、
 重厚なねっとり感を楽しめます。 
 繊維の割ける様が、これまた心地良い。


◇椎茸
 毎度高いパフォーマンスを発揮する一品は、
 今回はMVPかもしれません。
 潤沢な水分と交わる油の協奏曲は、
 思わず「お替わり!」と言いたくなります。


◇アスパラ
 いとみずみずしく。
 塩・檸檬でいただく頭も良いですが、
 天つゆで食らう茎のほうが、
 凛々しい繊維を色濃く感じられ、
 個人的には好みです。
 

◇穴子
 今回のNo.2の物語では、
 椎茸と並ぶベストパフォーマンスだったかと。

 脂がなんとも潤沢で、
 塩では脂が勝ちすぎてしまうくらい。
 さっぱりとした天つゆでいただくことで、
 丁度良い塩梅に収まる感覚を覚えました。


◇かき揚げ天丼
 具はシンプルに、海老と貝柱のみ。
 ただし、ふんだんに。
 
 そして、それらを包み込む衣の固さが抜群でした。
 いい馴染み具合。
 満足度が高いまま、一気に掻き込みます。 


---《利用シーン+α》---
・妻と、2017年お疲れさまランチ
・平日13:30頃、
 事前に電話予約をして訪問
・予約の電話は、訪問日の2週間ほど前


---《メモ》---
・支払いは、現金のみ

  • てんぷら 深町 - お通し

    お通し

  • てんぷら 深町 - 車海老の頭(2)

    車海老の頭(2)

  • てんぷら 深町 - 車海老(2)

    車海老(2)

  • てんぷら 深町 - ぎんなん

    ぎんなん

  • てんぷら 深町 - 鱚

  • てんぷら 深町 - くわい

    くわい

  • てんぷら 深町 - くわい

    くわい

  • てんぷら 深町 - 墨烏賊

    墨烏賊

  • てんぷら 深町 - 墨烏賊

    墨烏賊

  • てんぷら 深町 - 加賀れんこん

    加賀れんこん

  • てんぷら 深町 - 椎茸

    椎茸

  • てんぷら 深町 - 椎茸

    椎茸

  • てんぷら 深町 - アスパラ

    アスパラ

  • てんぷら 深町 - 穴子

    穴子

  • てんぷら 深町 - 穴子

    穴子

  • てんぷら 深町 - 香の物

    香の物

  • てんぷら 深町 - かき揚げ天丼

    かき揚げ天丼

  • てんぷら 深町 - 赤出汁

    赤出汁

  • てんぷら 深町 - 胡桃のアイス

    胡桃のアイス

  • てんぷら 深町 - 塩

  • てんぷら 深町 - 檸檬

    檸檬

  • てんぷら 深町 - 大根おろし(食べ放題)

    大根おろし(食べ放題)

  • てんぷら 深町 - 天つゆ

    天つゆ

  • てんぷら 深町 - 箸

  • てんぷら 深町 - 外観

    外観

  • てんぷら 深町 - 暖簾

    暖簾

  • てんぷら 深町 - メニュー(お昼のコース)

    メニュー(お昼のコース)

  • てんぷら 深町 - ドリンクメニュー

    ドリンクメニュー

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2017/05訪問2回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.7
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥10,000~¥14,9991人

再訪。三度目の訪問でも尚、新たな感動を体験できた銘店

東京京橋に構える、天ぷらの銘店。
三度目の今回が、感動の初訪問時を超えて、
いままでの中でベストパフォーマンスという
幸運に恵まれました。

素材の質の高さ。
素材を活かす、職人さんの技。
そして、天ぷらに純粋に向き合える雰囲気。

この三拍子が高次元で纏まっており、
且つ、お値段的にも、予約難度的にも、
定期的に足を運ぶことが出来る素敵店です。

暖簾をくぐれば、
たちまち胡麻油のいい香りに鼻腔が包まれます。
食欲は煽られるばかり。

確保されているカウンター席に速やかに座り、
オーダーを告げたら、
空腹の胃の鳴き声を抑えて待ちましょう。

まもなくしてスタート。
以降、約185℃の油で揚げたネタたちを、
テンポ良く、出して頂けます。

尚、こちらのお店の底力を堪能するには、
やはりコースがオススメ。
我が家は今回も「No.2」です。


---《利用シーン》---
・妻と2人で。
・土曜お昼に、彼女のバースデイランチ

・訪問3週間ほど前に、電話予約。
・尚、当日は、今回も予約で満席でした。
 予約は必須。


---《いただいたメニュー》---
◆No.2@9,000円+税
└車海老(2尾)
└魚(3種)
└野菜(5種)
└天丼 or 天茶 or 天バラ
└デザート


◇車海老の頭
 いつもの開幕。
 カラッと揚がった、凛とした香ばしさ。
 僅かに残った海老の身が、
 仄かな粘りを添えてくれます。


◇車海老
 会心の火入れ
 3度目にして、ベストパフォーマンス。
 トロッとした生感は、
 海老がまるで生きているかのようです。


◇そら豆
 極薄の衣は、サクッとした食感を
 仄かに添えるだけ。
 ホクホクと。
 そして、パラッと儚く壊れます。
 お豆の青臭さも、いい味わいに。


◇鱚(きす)
 車海老とは打って変わって、
 揚げ時間は長めに。
 その差は歴然。
 故に、しっかりとした衣のコーティングが、
 サクッとした食感を、より際立たせます。


◇新玉ねぎ
 断面から立ち上る湯気。
 玉葱とは思えない、ホクホクした口当たり。
 そして、潤沢な水分。

 マルっと一口で味わうのが良いですね。
 そして、お供には、天つゆよりも、
 塩のほうがより甘味が引き立ち、好み。


◇水茄子
 アツアツのまま、
 サッと天つゆをくぐらせて。
 
 衣のサクッとした食感の後を追って、
 ジュワァ〜ッと広がる水分から、
 素材の新鮮さ・みずみずしさを感じます。


◇女鯒(めごち)
 すこぶる肉厚な身が演出する、
 ほわほわっとした食感は罪でしょう。
 白身魚のいわゆる淡白な味わいも、
 それに勝る食べ応えを楽しめます。

 そして、もちろん青臭さなんて皆無。


◇椎茸
 いままでで1番好きな椎茸。
 季節(仕入れ?)によって、
 こんなにも味わいが違うのか…。

 ギュギュッと、かなり引き締まった御身。
 そして、ここでも、
 ただ僅かに添えるだけの薄い衣。
 秀逸です。 


◇アスパラ
 長く太い1本はカットされ、
 上下で異なる味わいが楽しめます。

 個人的には、下半分に軍配。
 繊維から滲み出る潤沢な水分が、
 表面から芯にかけての、
 なんとも言えない食感のグラデーションを
 演出します。


◇穴子
 先の鱚に近しい、しっかりとした衣。
 カリッとした衣を割いて現れる御身には、
 青臭さみたいなものはありません。
 
 やはり好みは、しっぽのほう。
 腹のほうよりもむしろ、
 穴子のアイデンティティが濃ゆく、
 ここに素材の真の旨味を感じます。


◇天丼
 抜群の火入れで、前回と雲泥の差。 
 ホワホワとしたかき揚げが、
 抜群のパフォーマンスでした。

 プリッとした海老と、大ぶりな貝柱。
 食感の抑揚を、最後まで楽しめました。
 お米は、固すぎず、柔すぎず。
 全体として、いいまとまり感です。


◇林檎のシャーベット
 さっぱりと林檎が香って、フィニッシュ。


 ごちそうさまでした。大満足です!

  • てんぷら 深町 - 車海老の頭

    車海老の頭

  • てんぷら 深町 - 車海老

    車海老

  • てんぷら 深町 - 車海老の断面

    車海老の断面

  • てんぷら 深町 - そら豆

    そら豆

  • てんぷら 深町 - 鱚

  • てんぷら 深町 - 新玉ねぎ

    新玉ねぎ

  • てんぷら 深町 - 新玉ねぎ

    新玉ねぎ

  • てんぷら 深町 - 水茄子

    水茄子

  • てんぷら 深町 - 水茄子

    水茄子

  • てんぷら 深町 - 女鯒(めごち)

    女鯒(めごち)

  • てんぷら 深町 - 女鯒(めごち)

    女鯒(めごち)

  • てんぷら 深町 - 椎茸

    椎茸

  • てんぷら 深町 - 椎茸の断面

    椎茸の断面

  • てんぷら 深町 - アスパラ

    アスパラ

  • てんぷら 深町 - 穴子

    穴子

  • てんぷら 深町 - お新香

    お新香

  • てんぷら 深町 - 天丼

    天丼

  • てんぷら 深町 - 天丼。かき揚げに寄ってみました。

    天丼。かき揚げに寄ってみました。

  • てんぷら 深町 - 天丼。全景

    天丼。全景

  • てんぷら 深町 - 味噌汁。赤出汁。キリッと

    味噌汁。赤出汁。キリッと

  • てんぷら 深町 - 林檎のシャーベット

    林檎のシャーベット

  • てんぷら 深町 - 林檎のシャーベットにも寄ってみます(笑)

    林檎のシャーベットにも寄ってみます(笑)

  • てんぷら 深町 - お塩

    お塩

  • てんぷら 深町 - カウンターより。お塩の補充ができます

    カウンターより。お塩の補充ができます

  • てんぷら 深町 - 天つゆ。甘さの主張は、必要最小限。素材をジャマしません。

    天つゆ。甘さの主張は、必要最小限。素材をジャマしません。

  • てんぷら 深町 - 大根おろし。辛味は仄かに。余韻が残る程度。

    大根おろし。辛味は仄かに。余韻が残る程度。

  • てんぷら 深町 - 檸檬

    檸檬

  • てんぷら 深町 - お箸

    お箸

  • てんぷら 深町 - 暖簾

    暖簾

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2016/12訪問1回目

4.2

  • 料理・味4.2
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.8
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥10,000~¥14,9991人

東京・京橋に構える江戸前天ぷらの名店

★2016年12月 再訪(写真追加)

今回も、土曜ランチにて。
No.2(9,000円のコース)をオーダー。
予約がギリギリだった故に、
カウンターではなく、テーブル席にて。

ちなみに…お昼なら、予約は取りやすいかと。
2週間前くらいにお電話。

■■心躍った品は、以下。

◎車海老
今回のMVP。
火入れが絶妙で、
身の芯の部分の、「生」の残し方が秀逸。
さっくりとした衣と、
ねっとりとした御身とのハーモニーが、
開幕からテンションを上げてくれる。


◎万願寺とうがらし
とうがらしと言えど、ピーマンに近い。
水分と油とのバランス・交わる様が、見事。

みずみずしく、そして、甘味が強い。
天つゆを勧められたが、
個人的には、塩で食べるほうが好み。


◎穴子
腹と尻尾の2切れ。
たまたまかもしれないが、
尻尾のほうが、腹より身が厚めであった。

しっかりとした御身は、弾力も充分。
もちろん青臭さも無く、
穴子のアイデンティティをしっかり楽しめた。


総じて言えることだが、
素材によって、衣の厚さの違いが実に楽しい。

匠の技。魅せますなあ。


■■■■■■■■■■■■■■■■
★2016年2月 初訪問

◎ミシュラン2016 一つ★
◎食べログ  4.24 / TOP100
 / Japan Restaurant Award 2016  天ぷら部門1位


旬の食材たちが纏う“みずみずしい旨味”は、
永き経験に裏打ちされた匠の技により、
真に引き出される。

天ぷら。素晴らしい。

薄く、且つ、素材毎に微妙に厚みが変わる衣。
衣のすぐ下、素材の“軽く熱の通った”部分。
そして、素材の芯に近い“生”の部分。

計算され、生み出されたこの3層を、
一重に噛み締め、
唾液と絡める。

旨味のみが凝縮した塊が、
食道を通り、胃袋に落ち着くまで、
余計な言葉は不要。

「嗚呼、美味い…」

…と、それしか出ないのだが。

■□■□■□

やたら温かい2月の土曜。
13:40の定刻通り、僕等夫婦は暖簾をくぐる。

チョイスした昼のコースは、『NO.2』。

・車海老:2尾
・魚:3
・野菜:5
・〆:丼(天丼 or 天バラ or 天茶)
・デザート
※ドリンク別

さらに、
『雲丹』を追加注文した。

魚介は勿論、
野菜が見事に美味い。

この2種が最後までバランス良く出され、
〆の丼で、完全に“落ちる”。
満足度は極めて高い。

以下、数品をピックアップしてみる。

■□■

◎雲丹(大葉巻き)
コースにはなく、追加注文。
ここに来たら、外せないだろう逸品。
塩で。

大葉から零れ落ちそうなほど
贅沢に盛られた北海道産の雲丹は、
軽く熱が通され、甘味が強めに。
限りなく生に近く、
“雲丹であること”がまるで損なわれていない。

大葉の薫り・サックリとした食感と、
厚く適度に柔い雲丹のコントラストが、
誠に素晴らしい。

食感と薫りの極み。

■□■

◎椎茸
みずみずしく、肉厚。
これは芯の残り(残し)方が絶妙だ。
最初は塩で。
そして、天つゆで。

薄い衣のすぐ後にくる、
凛々しく柔い肉厚な表面。

それを超えた先に待つ、
絶妙な歯ごたえ。

噛むほどに滲む、
濃ゆい椎茸の余韻。
天つゆはジャマをしない。

たまらない。
写真なんて撮らずに、さっさと頬張るべし!

■□■

◎帆立
揚げたというよりは、
表面をサッと炙ったような印象。
綺麗な薄桃色の2層仕立てが、
それを静かに物語る。
塩で。

水分と油のバランス。
素材と技術の融合。
終始見られる抜群のコンツェルトが、
見た目にも分かりやすい形で、
ここに表現されている。

■□■□■□

ちなみに…
訪問は、自身の誕生祝いの席にて。

自らオジャマしたいお店として選ばせて頂き、
自ら電話予約し、
妻を招待した。

運良く予約できた事に歓喜したが、
そんな自分以上に心躍らせていたのは、
むしろ妻のほう。
(食べ終えた後は、より一層…)

とにかく嬉しいもんだ。

季節が変わる頃に、
またオジャマさせて頂きたい。

ごちそうさまでした♪

  • てんぷら 深町 -
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YamaNe79

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
てんぷら 深町(ふかまち)
受賞・選出歴
2024年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店

2023年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店

2022年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店

2021年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店

2020年Silver受賞店

The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店

2019年Silver受賞店

The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店

2018年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店

2017年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店

天ぷら 百名店 2023 選出店

食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店

天ぷら 百名店 2022 選出店

食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店

ジャンル 天ぷら
予約・
お問い合わせ

03-5250-8777

予約可否

予約可

※昼、夜共にコース料理のみ

住所

東京都中央区京橋2-5-2 A・M京橋ビル 1F

交通手段

東京メトロ銀座線 京橋駅 徒歩1分

京橋駅から44m

営業時間
  • ■ 営業時間
    ランチ
    [火~金]
    11:30〜14:00まで
    ラストオーダー12時30分

    [土・日・祝]
    12:00〜
    1回転のみ


    ディナー

    2回転制

    [火~金] [土・日・祝]
    17:00〜19:00 1回転目

    19:30〜22:00 2回転目


    ■ 定休日
    毎週月曜日・第1・3・5日曜
予算

¥20,000~¥29,999

¥10,000~¥14,999

予算(口コミ集計)
¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

電子マネー不可

QRコード決済不可

サービス料・
チャージ

サービス料なし

席・設備

席数

14席

(カウンター10席、テーブル2名がけ2席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

近隣にコインパーキングあり

空間・設備

落ち着いた空間、カウンター席あり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる

料理

野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

お子様連れ

お子様は10歳以上から
もしくは大人と同じコースを一人前ご注文お願い致します。

ドレスコード

なし
過度な香水の匂いはお控え下さい。

オープン日

2002年

初投稿者

PriPriGoPriPriGo(425)

ブログに店舗情報を貼る

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店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム

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食べログ限定企画

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