国産バター使用のバタークリームとオールドジャマイカラム酒漬けのレーズンを挟んだレーズンサンド : BUTTER STATE's 大丸東京店

＜商品＞
■バターステイツ　レーズンサンド（5個入）…税込972円
・長さ…約6.5cm
・幅…約2.5cm
・高さ…約2.5cm
・重さ…約34g
・原材料名…小麦粉（国内製造）、レーズン、加工油脂（精製加工油脂、植物油脂、その他）、バター、粉糖（砂糖、オリゴ糖）、クリーム、アーモンドパウダー、チョコレート、砂糖、洋酒、牛乳、液卵、加糖卵黄、卵白加工品、食塩／乳化剤（大豆由来）、香料、酸化防止剤（Ｖ．Ｅ）、環状オリゴ糖
・熱量…151kcal
・アルコール含有量…約1.26％
国産バターを北海道生乳のクリームに溶かしこんで仕げたというバタークリームとオールドジャマイカラム酒漬けのレーズンをビスケット生地で挟んだスイーツ。
レーズンはラムの甘い香りが素晴らしく、粒も大きめでとてもジューシー。
よく冷えた状態でいただいくと、ビスケット生地はサクサクでバタークリームもかため。
少し常温に戻してからいただくと、ビスケット生地がやわらかくなり、バタークリームも口どけが良くなることでより一層バター感が楽しめます。
この手のレーズンバターサンドの中では、かなり美味しい部類に入ると思います。

＜商品＞
■バターステイツ（8個入）…税込1080円
北海道バターを極限までたっぷりと練りこんで、独自の“なだれとろけるマウンテン焼き”で焼きあげた、“バタークッキーの限界を超えた新バタークッキー”。
ベーシック3個、ショコラ3個、アーモンド2個の詰め合わせ。

■ベーシック
・直径…約5.5cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約22g
・原材料名…小麦粉（国内製造）、バター、粉糖（砂糖、オリゴ糖）、砂糖、乳等を主要原料とする食品、食塩／酸化防止剤（Ｖ．Ｅ）
・熱量…110kcal
今回いただいた3種類の中で最もバター感を楽しめたのがこの「ベーシック」。
サクサクとした食感も良いですし、口の中はバター一色。
バターリッチなクッキーです。

■ショコラ
・直径…約5.5cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約20g
・原材料名…小麦粉（国内製造）、バター、粉糖（砂糖、オリゴ糖）、砂糖、ココアパウダー、乳等を主要原料とする食品、食塩／酸化防止剤（Ｖ．Ｅ）
・熱量…110kcal
ココアパウダー入りのバタークッキー。
生地が茶色いので、側面を覆うグラニュー糖の結晶が目立ちます。
ココア風味が強いためか「ベーシック」程バター風味は感じられず。

■アーモンド
・直径…約5.5cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約21g
・原材料名…小麦粉（国内製造）、バター、アーモンド、粉糖（砂糖、オリゴ糖）、キャラメルパウダー、砂糖加工品、砂糖、乳等を主要原料とする食品、食塩／酸化防止剤（Ｖ．Ｅ）、乳化剤（大豆由来）
・熱量…115kcal
アーモンド入りのバタークッキー。
アーモンドのコリコリとした食感と油脂感は良いもののバターに特化して考えると「ベーシック」の方が純粋にバターのコクを楽しめるかなと。


■バターフィナンシェ（3個入）…税込680円
・縦…約5.8cm
・横…約5.8cm
・厚さ…約1.8cm
・重さ…約15g
・原材料名…バター（国内製造）、砂糖、卵白加工品（卵白（卵を含む）、食塩）、アーモンドパウダー、小麦粉、転化糖、食塩／環状オリゴ糖
・熱量…124kcal
2022年10月1日発売開始となった高温であめ色にこがし焼きした北海道産発酵バターをスペイン産アーモンドのパウダーと合わせたフィナンシェ。
原材料名がバターから始まるくらいですから、食べる前からハードル上がりまくります。
表面は堅く引き締まっておりエッジもしっかりと。
中はバターを溜め込んだしっとりとした食感で、焦がしバターのほろ苦さとアーモンドの香ばしさもありますが砂糖の甘味によるインパクトの方が強め。
スイーツとしてはこれはこれで美味しいものの、個人的にはもう少し甘さ控えめの方がよりバター感が楽しめて良い気がしました。

＜お店について＞
2021年4月16日オープンのバタースイーツ専門店。
1978年創業のグレープストーンが展開するブランドの一つとして、2021年4月14日池袋に1号店（BUTTER STATE's西武池袋店）がオープン、こちらはその2日後に2号店としてオープン。
シェフ３人の共作から生まれた本格バタースイーツ専門店で、「いつでもバターの香りにつつまれたバター合衆国。わたしたちが生まれて最初に記憶する香り＝バターの香りを出発点に、バターがとけるほどのシェフの情熱でたくさんのおいしさを届けていきます。」とのこと。
なお、グレープストーンは本格デザート専門店の先駆けとなった店｢銀座ぶどうの木｣を開店以来、シリアルスイーツ専門店｢シュガーバターの木」、東京みやげの｢東京ばな奈ワールド｣、バームクーヘン専門店｢ねんりん家｣、スイーツの花園「TOKYOチューリップローズ」等を展開する会社。


＜商品＞
■バターステイツ ベーシック（3個入・ハロウィンパッケージ）…税込388円
・直径…約5.2cm
・厚さ…約1.8cm
・重さ…約19g
・原材料名…小麦粉（国内製造）、バター、粉糖（砂糖、オリゴ糖）、砂糖、乳等を主要原料とする食品、食塩／酸化防止剤（V.E）
・熱量…110kcal
・賞味期限…製造から24日
2021年9月1日から10月31日まで期間限定販売されたハロウィンパッケージの「バターステイツ ベーシック」。
「バターステイツ」はこの「ベーシック」の他に「ショコラ」や「アーモンド」、「ベリーシュガー」、「ブリュレ」の全5種類展開していますが、ハロウィンパッケージはこの「ベーシック」のみ。
ビビッドな紫色を基調に黒猫やパンプキン、コウモリといったハロウィンらしいモチーフが描かれています。
但し、ハロウィンパッケージなのは外パッケージのみで、中に入っていた商品の個包装は通常版の淡い水色と黄色を基調としたデザインで…ちょっと残念。
「バターステイツ ベーシック」はコロナ禍でのオープンでありながらもオープン1ヶ月で30万個以上を売り上げたという代表作で、北海道バターを極限までたっぷりと練りこんで、独自の“なだれとろけるマウンテン焼き”で焼きあげた、「バタークッキーの限界を超えた新バタークッキー」。
「バターの香りがあふれだす、“最高峰にして最香峰”のバタークッキー」というキャッチコピーもあり、このあたりの消費者の心をくすぐるキャッチコピーの付け方は、流石グレープストーンといった感じで感心します。
熊本県にある阿蘇山やハワイのダイヤモンドヘッドのようなカルデラ状に中心部が凹んだ山型。
その独自の形状とバター率の高さから、端の尖った部分（裾野部分や山頂部分）がボロボロと割れやすいので、扱いは慎重に。
バターリッチなサクサククッキー。
口に含んだ瞬間から口内をバターが占拠し、鼻に抜けるバターの香り。
後味ももちろんバター。
しばらくの間、口内はバター。
確かにバター感は素晴らしいですが、同時に甘さもかなりのもの。
大量に使用しているバターの酸化を防ぐためには砂糖の大量使用もやむを得ないのでしょうが、甘味も際立ちます。
美味しいものは脂肪と糖でできている…その通りだと思える、満足度の高いクッキーです。