パリでも多くのお店を持つMOFシェフ、エリック・トロションのお店 : eric'S by EricTrochon

東京、丸の内・新丸ビルにあるビストロ「eric'S by EricTrochon（エリックス バイ エリック トロション）」

フランス版“人間国宝”と称されるM.O.F受賞のエリック・トロションが 造り出す洗練されたメニューが楽しめる本格フレンチビストロ。

 「今のパリを切り取った日本のビストロ」がコンセプト。

エリック・トロション～パリに自身のレストラン「semilla」「Freddy’s」のオーナーシェフも務めています。2014年より虎ノ門ヒルズ“Piouette”の元アドバイザーシェフ。2011年MOF受章。新丸ビル「ミタン(MITAN)」と同時に2017年10月25日(水)にオープン

自身の創造性をあらゆるスタイルで表現するという人生哲学のもと、ただ料理人であるだけでなく、料理全般に関するコンサルタントとして、母校であるフェランディ(パリ-イル・ド・フランス商工会議所付属の料理学校)の教授として、幅広く活動中。

ランチメニュー・
7月の平日ランチセット（スモールサラダ ＆ ドリンク、バゲット or ライスが付いています）
イサキのポワレ ～アンチョビレモンソース～
スズキのパン粉焼き ～香草白ワインソース～
津軽鶏のロティ ～甘長唐辛子のソース～
蝦夷夏鹿のロティ　～グリーンペッパーソース～
赤身肉(サガリ)のバヴェットステーキ１00ｇ、１50ｇ,200ｇ

友人と待ち合わせして、伺いました。
本日は“スズキのパン粉焼き ～香草白ワインソース～”。友人は「蝦夷夏鹿のロティ　～グリーンペッパーソース～」に。

【サラダ】
「グリーンサラダ」
葉物サラダに､自家製ドレッシング。醤油をベースにしてマスタードや生姜を合わせた、シャープなドレッシングで、野菜がもりもり、美味しくいただけます。

【ご飯】
「ライス」
和式のお茶碗で。かなり美味しいお米です。

【メイン】
「スズキのパン粉焼き ～香草白ワインソース」
鱸の皮目に､パン粉、チーズやトマトなどを合わせて焼き付け、バターを加えたヴェルモットソースを添えて。柔らかな鱸の゙身質にチーズのコクとクリーミーなソースの三位一体。

友人【メイン】
「蝦夷夏鹿のロティ　～グリーンペッパーソース～」
赤ワインとフォン・ド・ヴォーのソース。ソースも美味しいから、パンで拭って。

【食後の飲み物】
「アイスコーヒー」

スピード提供も、ビジネスマンにはありがたい。この金額ならば、量も味的にも充分、満足できると思います。美味しい洋食をリーズナブルに楽しみたい方におススメです。

パリで「semilla」「Freddy's」のオーナーシェフも務めていらっしゃるシェフ・エリックがプロデュース「エリックス バイ エリック トロション」が新丸ビルにオープン。
オリジナルメニューを提案するワインビストロ。“食材にこだわった最先端の技法で素材の味が引き出されたお料理が楽しめます”とのことで楽しみに伺った。すると。。レストランというよりモダンなワイン・バルとかハイセンスなカフェしかもファッショニスタが集まるようなインテリア。

ランチメニューは、基本４種類、お魚、お肉、パスタ、リゾット等、サラダ付
このほか、前菜、サラダ、メイン、デザートのコース等。
本日は“的鯛”選択。

【サラダ】
「サラダ」
たかがサラダ、と思っちゃいけない。うまみの濃い野菜。
ドレッシングは、シンプルなビネグレット、本当に美味い野菜は、味付けしなくとも美味い。

【パン】
「カントリーロール」
まるで“チャバタ”もしくは“リュステイック”と思った。見かけとテイスト。キレキレにヒビ割れたクラスト、かなり厚く、コクもあるし香ばしく歯ごたえがあって手ごわい。中は保水が高いためか、モチモチとした生地で弾力感スゴイ。伺うと“自家製・カントリーロール”というお名前。素朴なお名前。三個いただいた。

【メイン】
『的だいの軽いグリエ　ルッコラソース　シャンピニオンのピクルス』
フランス語で“サン・ピエール”・ギリシャでは“セントクリストフォロスの魚”船舶や巡礼の守護神。
しっとりした的鯛に“お魚白身の昆布締め”を感じさせる、柔らかさ。焼きが入りすぎるとパサパサになりがちな薄いお刺身の様にスライス状にされた的だいの形は“コートレット”のように広げられている。軽いグリエ、のお題の通りジューシーさ、ふんわりさを残したいい味、焼きの仕上がり。フレンチの基本・身厚でないお魚はグリエといわれる。
“ルッコラソース”は香りと鮮やかな色。弾むような味ながら、すこしインパクト弱め、淡い味。あくまで的だいが主役、際立たせるために添え、の役割。和食を思わせる深い緑の色、華やかな味わいになります。この的鯛・魚のおいしさを活かす計算はすごいです。素材のよさ、美味しい記憶があとまで印象に残りました。

【ドリンク】
「コーヒー」
濃いめフレンチモカ。（オプション）

他のランチメニューは
アボガドとライムのクリームのフェットチーネ、牛肉エストウファード（蒸し煮）リパナシェ付

フランスの国家最優秀職人（MOF）の称号を持つ「デザイン・キュリネール」
エリックトロションさんは2011年にフランス版”人間国宝”と言われるフランス国家最優秀職人章(M.O.F)を受賞。M.O.F.のコンクールは、3年に一度開催され合格者にはフランス大統領の名においてトリコロールカラーの襟のコックコートの着用が認められる。
“名誉ある美味しいお料理”が気軽にいただけるなんて丸の内は幸せな街、ですね。
下の階にはカジュアルなワインバル「ミタン」も同時にオープン「カヌレカヌレ」が看板メニューとのこと。
スタッフのオペレーションはまだまだひやひや修行中、「サラダ」がメインの後になっても応援したいほどスタッフが真面目に働く姿はすがすがしい。今後「頑張ってね」とおこがましくも失礼ながら店長さんに申しますと「頑張ります」とこれまた真摯な嬉しいお答え。冴えと華、ありあまるお料理を期待し味わい尽くしたくなりました。基本週替わりになる予定だそうです。（オープンに付き、ご本人がいらしたようです）