リコッタチーズケーキはまずまず : シアトルズベストコーヒー 丸の内マイプラザ店

この日は休日出勤を強いられました。
昨年から仕事は変わっていないのですが、今年は休日出勤が多いような気がします。
休日出勤だからと言って、立場上代休を取るわけにもいかないので、そこは諸般の事情により止むを得ずということで、「喜んで対応します！」というのが建前です。（笑）

そんな１日だったこの日も食べログ活動だけは何とかこなそうと、出勤途上でランチとランチ後のコーヒーを楽しむことにします。

ランチは、丸の内マイプラザの中にある「郷どり燦鶏」でなかなか美味しい九条ねぎの塩親子丼をいただき、満足。
出勤時間との兼ね合いもあり、ランチ後のコーヒーも手近なところでということになり、同店と並びの場所にあるこちらのカフェを利用することにしました。

シアトルズベストコーヒーは、昭和43年に創業者のジム・スチュアートが、ワシントン州ウィッビーアイランドで「the Wet Whisker」を開業したのが嚆矢です。
その後、昭和45年にシアトルに進出、平成3年にシアトル系コーヒーのコンテストで1位となったのを機に、店名を現在の「シアトルズベストコーヒー」に変更しています。
日本では、平成11年10月に1号店を大阪市北区の阪急三番街にオープン。
その後、エリアフランチャイズ制の採用により複数のフランチャイジーが運営する形を採っています。
平成20年1月には、フランチャイジーの一つであったWOW Brands Japan株式会社（大阪市中央区）が倒産し、近畿を中心とする一部店舗（約40店舗）が閉店するというアクシデントもありましたが、現在は、西日本を中心にして店舗網を再構築。62店舗が展開されています。

関東エリアは当店を含めて僅か8店舗なので、食べログで取り上げる意義もあるものと考え、今回、レビューアップするものです。

この日は、ランチを終えた11時20分過ぎに入店しました。
平日は朝7時から営業している当店ですが、土日祝日は、11時からの営業。
いつも朝お店の前を通る時は結構混んでいるのですが、さすがにまだオープンしてそれほど時間の経っていないこの日はガラガラ。
先客は1人だけで、ちょうどレジで注文を終えていました。

ただ、そこはお店の方も心得たもので、お店の体制も外国人男性(米国人？)1人だけ。
超減量経営です。
なので、先客が一人だけだったにも関わらず、その店員さんが先客対応している2〜3分の間、注文カウンター前で待たされ、私の後にも二人ほど並んだため、席はガラガラなのに3人待ちという奇妙な形になりました。

メニューは、店頭の看板は見てきましたが、ほぼ内容の同じものが注文カウンター向こうの壁の上に掲示してあります。
その他、注文カウンター横にスコーン、マフィンやケーキなどスイーツがわりかし豊富に並んでおり、さらにサンドイッチ類もあります。

注文は、リコッタチーズケーキ@420円とドリップコーヒーのトールサイズ@350円にしました。
セット割引とかは無いので、770円のコーヒータイムになります。

支払いを済ませると同時に注文の品の用意にかかってくれ、1分ほどで受け渡しカウンターなら品物を渡されました。

店内ガラガラだったので、一番奥の背もたれのある特等席に座らせてもらいます。

リコッタチーズケーキは、名前の通り、リコッタチーズを原料としたチーズケーキ。
リコッタチーズについては、ご存知の方も多いと思いますが、スペルは、イタリア語でRICOTTA。
再び(RI)煮た(COTTA)という意味の通り、チーズ精製過程で出る乳清を再び煮詰めて作ります。
私は、帯広在勤時にリコッタの裏漉しした豆腐のような食感と味のファンになりましたが、東京だとそう度々は見かけません。
ホイップクリームが添えられていましたが、リコッタ由来と思われるサッパリ感のあるチーズケーキでなかなか美味しかったです。

ドリップコーヒーは、トールサイズだったので、かなりたっぷりの量。
ドリップと言ってもマシーン淹れですが、シアトル系コーヒーだけあって、エスプレッソベースのしっかりしたボディのコーヒーで、悪くなかったです。

やや値段は高めだと思いましたが、チーズケーキもコーヒーもなかなか美味しく、値段なりの満足は得られたと思います。

ランチ、ランチ後のコーヒーと出勤途上で楽しみましたので、当たり前ですが、その後は仕事が待っています。重い足取りで職場に向かうことにしました。