東京ステーションホテル内の重厚なBAR : Oak

マイレビュアーさまがたの口コミを拝見して、
素敵♡いつか行きたい。。
と思っていたこちらのBARにようやく行ってまいりました。
東京ステーションホテル2階にあります。
重厚な扉は初心者の私にはかなり敷居が高いけどこの日はもともと心構えがありましたので気合いを入れて（？）扉を開きました。
サラリと1人で来られているかたが眩しすぎる。

中に広がるは予想通り、いやそれ以上の重厚かつカウンター前に広がる外の灯りに情緒ありの素敵な空間です。
あぁ大人の世界。。。(*´-`)どきどき。

お気付きと思いますが、これはBARといふものにまだまだ不慣れな2人の訪問記です。
まさに雰囲気に憧れてやってきただけのお子ちゃま。
（いや、年齢は充分すぎるほど大人ですが）

金曜の夜19時半頃、入店直後は半分くらい埋まる程度でしたがあれよあれよと満席に。
危ないところでした。早く来て良かった。
初心者なのでカウンターではなくテーブル席にさせていただきました。笑

メニューを拝見するに、特にウィスキーの種類が豊富なBARのようです。

そして軽すぎる夕食で比較的お腹が空いていた旦那は

○ビーフシチュー 3,593円
（こちらも以下も全て税サ込み価格で記載します）

に目をつけ。。。
フツウ最初にオーダーしていいものなのか？
中盤なのか終盤なのか。
初心者すぎる我々は、

○赤ワイングラス 2,034円
○シーブリーズ 1,526円

と共に最初にオーダーしてしまいました。
はずかすぃ。
ガッツリ系を最初から頼むなんて、居酒屋じゃないのよっっ。(ﾉД`)
（どなたか、BARにおいてのガッツリお食事系、正しいオーダータイミング教えてください。。。m(__)m）

さて、飲み物がきました。
赤ワインはインパクトの強さが印象的なアルコール分強めに感じるワイン。
旦那はアルコール弱いので、飲みやすいカクテルをお聞きしたらシーブリーズと仰ってくださってのでそれを。
ウォッカ、グレープフルーツ、クランベリーの入ったさっぱりとした味わいのカクテル。
一口いただきましたが非常に美味しい♡
良きお酒で腕の良いバーテンダーが作るカクテルはやはり違う。

暫くすると、シチューをお待ちの間に、おつまみを三品どうぞと出してくださった。
お通し的なものと思い、あとでレシート拝見しましたが、これサービスだったようす。
無知な客になんて太っ腹な対応。。。
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ステキスギマス！！
しかもどれも美味しい。
スモークされたカリカリのお豆など、お酒のお供に最高すぎます。スモークの香りが堪らない。

そしてビーフシチューがやって参りました。
一つオーダーしたら取り分けのお皿も出してくださって場違いオーダーに対してなんてお優しいの。。。
シチューは牛肉がたっぷり入ってます。
相当美味しいです、奥深い味わい。
赤ワインが効いているようす。
ジャガイモもそれは柔らかで。丁度いい塩梅に別途蒸したものを使っていそう。
付け合わせのパスタと野菜も大変美味しくてこのお値段にも納得でした。

ゆっくり頂きつつ語らっていると赤ワインが空になりほどよきタイミングでお店のかたも聞きにきてくださり。

○1915 1,469円
という、東京ステーションホテル100周年にちなんだカクテルをオーダーしました。
上にはライムとレモンの皮がそれぞれ５周巻きでカットされたものが載っております、合わせて100年を表されているそう。
日本酒ベースのさっぱりとした味わいに皮の香りがフレッシュさを添えてくれて、こちらも最高に美味しい！

ステーションホテルが開業してから、もう100年も経つのですね。改装前はそもそもホテルの存在も存じなかったので、以前はどうだったのかしらと思いを馳せながら、大人のムード溢れる空間を堪能しました。

本来だったらこのあたりでおいとまさせていただくのですが。
実はこの日ステーションホテルで使える5,000円チケットを持っていたのだ！
わっはっは。←気が大きくなっている。

既にチケット以上いただいていることはわかっていながら。。。
旦那ももう一杯飲む？と促してくださるし（それは雰囲気に酔いしれた私の幻想という噂も）
最後の一杯をオーダーさせていただく。

しかも、普段全く飲まないウィスキー。
しかも、ストレートで（！！）。

○ホワイトオーク シングルモルト あかし 2,034円

です。
よくわからないままに、国産で今しか飲めないという記載に惹かれて。
初心者向き玄人向きもあったかな、それくらいお聞きしようかと思いつつ、それすら聞けない小心者のワタクシ。

何故ウィスキー、それもストレートにしたかと言うと、メニュー拝見するにこちらのBARのウィスキーへの力の入れ具合が凄く伝わってきたし、過去に、以下のような経験をしたからです。

あるとき、油絵教室のおじさまがたが、写生旅行の際、ウィスキーを持ち込んでらっしゃいました。
当時20代の私はアルコールには強いけれどウィスキーはあまりに強くて苦手で飲めないと言いましたら、少しだけウィスキーを入れたコップにほんの数滴の水を入れてくださり
「試してごらん」
と。
恐る恐るいただくと、香りが花開いて美味しいではないですか！
そのあと、
「いやいや、それは流石にアルコールが強すぎるでしょう」と
他の方が水を更に加えてくださったのですが、途端に私の苦手なウィスキーの味に。
あれ。水、数滴のときのほうが美味しかった。。。？
と思ってしまったのです。
更には、ストレートノーチェイサーというジャズの名曲もあるくらいなのだから、ストレートでのオーダーは特段おかしくないはず、
私も昔より大人になったからストレートもいけるかもと。
勿論私はチェイサーは必要なので、
ストレート＋チェイサーにすれば、お水も加えられるじゃない♡なんて素人の浅はか考えを。

運ばれてから気付いたのは、やはりわたしには早すぎたということです。。。
(￣▽￣;)
ガッツーン！と強いアルコールが。
そらそうだ。
。。。これは私のような初心者では、無理かもしれない。。。
しかし！
ほんの少しずつ口にしてガッツーンとしたあとに飲むお水が美味しいこと。笑
えぇと、つまり、ウィスキーの香りが広がりつつ透明な味わいが広がってくるので、勿論ウィスキーがあるからこそ美味しいのです。
店員さんが心配して
「お強くないですか？」と笑いながらお水を何度も注ぎにきてくださりました。感謝いたします。。。
初心者なので完飲は無理かと思っていたのですが、BARという心地よい空間で、高揚感を感じながらの語らいの合間に少しずつ少しずつ飲んでいたら、いつのまにか完飲しておりました。 きゃ。
そして、後半は前半より美味しさがわかるようになっていたような。。。そんな心地になりながら。
本来ウィスキー好きのかたなら尚のこと、進んでしまうウィスキーなのだろうなと想像しつつ。

結果的に大満足の訪問と相成りました。

味もさる事ながら、サービスも本当に素晴らしかったです。
流石は東京の玄関口に在るBAR。

素敵な時間をありがとうございました。

後日談。
ウィスキーの話を親にすると、
母には呆れられ
父には
まずはうちにあるXOとナポレオンの違いを試してみなさいと言われました。笑

次回の訪問は実家で勉強したあとで行きますか。。。
(*´-`)