パンの食感、旨味と甘味、食材の風味に圧倒！ : VIRON 丸の内店

【再訪】

久し振りにヴィロンのパンがいただきたくて再訪しました。

平日１２時少し前だったので、ぱらぱらとお客様がいる程度で比較的空いていました。

今回はサンドイッチがいただきたかったのでどれにしようかと・・・。
お値段も高いし、自分の好みと合うかどうか・・・いろいろ迷ってスタッフの方にお伺いしつつ以下の２点をテイクアウトすることにしました。

トン・クリュディテ（745円）：　ツナとオニオンのマヨネーズ和え、サニーレタスとトレビスがバゲット・レトロドールにサンドされています。

クラストがカリカリと香ばしく、パンの良い香りに包まれます。
クープ（切れ込み）部分はクラストも厚めなのでガリッ！とした歯応えで、クラムのコシと引きも強く、流石の噛み応え。
ツナとオニオンのみじん切りのマヨネーズ和えに加え、バゲットの（挟んである）奥の方にフレンチマスタードが効いています。
オニオンがサクサクと食感良く、辛味も感じられてなかなかにスパイシー。

いただきながらパンの甘味と旨味、香りに圧倒されました。

パン・オ・ゼレブ（280円）：　粉が多めにまぶされた細長くシンプルな形状。
以前に買ったゼルブ・オリーブと形状が同じなので、おそらく同じパンだと思います。
フェンネル、タイム、ローズマリー、セイジを練り込んだ生地にアンチョビ入りのオリーブが点在しています。

クラストは薄く軽めですがしっかりしていて、クラムはスポンジケーキのようなふっくら感がありつつかなりの引きがあります。
ハーブがいろいろ練り込まれていて噛むたびに香り良く、タイムとローズマリーの風味が強く感じられて大人な味わい。
アンチョビ風味軽めのオリーブが主張しすぎていないのでハーブ香が綺麗に香って美味しいこと！


トン・クリュディテは生オニオンの歯応えと辛味加減がちょうど良く、生オニオン苦手のはずなのにとても美味しくいただけました。
（辛味少なめのものを使い、水にさらし加減がちょうど良かったのではないかと。）
後にも先にも、バゲット・レトロドールの食感と風味が最高で、大満足！でした。

パン・オ・ゼレブのハーブの香り立ちや味わいも秀逸。
優しさの中に引きがあるパン生地の素晴らしさも手伝って、こちらも至福の美味しさ。
元々ハーブ、オリーブ好きということもありとても好みのパンでした。

バゲットのようなハード系のパンは日中購入して帰宅後リベイクしても悪くはないですが、焼き立てに近い状態のパンをいただく方がやはり美味しさも格別。
お値段お高めでも、ここまでの美味しさと満足感はなかなか味わえないので、コスパはそれほど悪くないと思います。

結果として、とても贅沢なランチタイムになりました。

又利用させていただきたいと思います。

【再訪】

久しぶりに再訪しました。

ゼルブ・オリーブ（273円）：　ハーブが入ったパンがいただきたくて３種類あるパン・オ・ゼルブの中からこちらを。
周りには小麦粉が付いていて、モチッとした引きの強いパン生地。
タイムとローズマリーが香り良く、中に入ったオリーブの塩味と香りが生きてます。
時折フェンネルの風味がするのがアクセントになっています。
“アンチョビ、オリーブ”となっていましたが、アンチョビの味はほとんど感じませんでした。
程好い塩味なので、噛むほどに小麦粉の甘さが際立ちます。

ブリオッシュ・オ・シュークル（231円）：　ポコポコと穴が開いたような可笑らしい形状。
“ブリオッシュ”とありますが、サックリ、ホロリとくだけるような生地。
フィナンシェよりサクッと感が強いです。
バターの塩味と上にのったざらめの甘さ、バニラ風味のハーモニー。
バターがたっぷり使われていますが、良質のバターなので、嫌なくどさがありません。
（バター苦手な私でもＯＫでした。）

フォカッチャ・ドゥミ（221円）：　もっちり感とモッツアレラ・チーズが大好きなのでリピート。
こちらも小麦粉の甘さが際立ちますね。
チーズが溶けて焼けた部分がカリカリで美味（写真アップにしてみました）。

やっぱり生地が美味しいなぁ・・・と悦に入りながらいただきました。（笑）

余談ですが、ブラッスリーの方は相変わらず女性客で賑わっていました。

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‘11/05/24のレビュー

JR東京駅丸の内口を出て線路づたいに有楽町方向に歩いていくとはとバス乗り場が左手にあり、そこを過ぎた右手に東京ビルTOKIAが見えてきます。
お店は１階で、屋根に赤く”VIRON”の文字があるのでわかりやすいと思います。

ブラッスリー・ヴィロンにはお伺いしているので、今回はパンをいくつか買ってみたいと立ち寄りました。

ガラス張りなので中の様子がよくわかります。
１３時過ぎだったからか、お店はそれほど混んではいませんでした。
入ると左手にショーケースがあり、手前からケーキ、サンドイッチ、パン・・・と並んでいます。
フランスのブーランジェリーの雰囲気がそこにあります。

ショーケースの中にあるパンを一通り見てから注文。
（こちらのレビューを読んで行って助かりました。
さもなければ、迷ってしまって選ぶのにもっと時間がかかったことでしょう。）

バゲット・レトロドール（357円）：　こちらに来たらやっぱりこれははずせません。
ちぎると（パンは切らずにちぎった方が美味しいと思っています）モチモチで引きが強いです。
表面はパリパリで香ばしく、だけど中はしっとりとして気泡も不揃いで大きめです。
噛みしめるほどに小麦粉の甘味が感じられて美味しい～！！
軽い塩味があるので、何もつけずにこのままイケます。
後をひく美味しさですね。

クラムがブラッスリー・ヴィロンで食べたものよりしっとりしていました。
こちらでランチすればお代わり自由ですが、パンを食べたいときはやはりそのものを買った方が良いですね。

フォカッチャ・ドゥミ（221円）：　まずバターの良い香りで始まります。
粘り気のある生地でちぎるのも苦労したほど。
フォカッチャはイタリアでも食べたことがありますが、これほどモッチモチなのは初めてです。
ジャガイモが生地にも練りこまれていて、チーズと良く合います～。
表面にかけられた塩の絶妙さと、ピリッと効いた黒胡椒が大人の味でした。
溶け出たチーズが焼けた部分がおせんべいのようにカリッカリッで香ばしく最高でした！

クイニー・アマン（315円）：　こちらで好評なので気になり買ってみました。
バターたっぷりで焼かれたパイ生地の上がカラメリゼされています。
焼け焦げたカラメル部分が美味しい～！
表面はカリッ、中間層はサクサク、そして中央はしっとり・・・中心部はおモチが入っている？ような・・・食感がとても楽しいです。
（正直に言うと、カラメリゼされた部分が上顎にくっついて少々食べにくかったです。（笑））


生地がしっかりしているので、どれも見かけよりもボリュームがある（お腹にも溜まります）パンでした。
実はバターはあまり得意ではないのですが、上質のバターを使っているので味も香りもしつこさはなく。
元々シンプルなパンが好きなこともあり、バゲット・レトロドールが結局のところ一番美味しく感じられました。
お陰で食べ終わった後、顎がかなり疲れました・・・。（苦笑）

コスパの方ですが、サンドイッチを買わなければそれほど高くはつかないと思います。

パン一つ一つを”VIRON”のロゴが入った紙袋に入れてくれます。
あまりエコとは言えませんが、ヴィロンのパンを買った！という気分にさせてくれます。
（クイニー・アマンのような上が貼りつき易いパンは袋の上部に余裕を持たせて封をしてありました。）

お目当てのハーブが入ったパンは残念ながらありませんでした。
ハーブが入ったパンは月曜日以外の日にあるとのことなので次回に期待することにします。