中2階の忘年会の仕上げは鶏の煮込み麺 : 八重洲大飯店

八重洲大飯店で忘年会。パーティープランはちょっと変わって、1万円以上でないと個室が使えなくなってしまったようで、今日は中2階のオープンスペース。と言っても、食事をするにはここはよい空間。

飲み物は、フリードリンクが2時間。90分ラストとかではないのがありがたい。

前菜四種盛り合わせ： くらげ、蒸し鶏、まぐろねぎソース、焼き豚。まぐろにねぎソースっておいしい。
フカヒレとフグ皮のとろみスープ： とろみがおいしい。
アンガス牛とブロッコリーのソテー： ブロッコリーと合わせるとさっぱり。
手長海老の香脆椒(クリスピーチリピーナッツ)あえ： えびがプリプリ。
鮑と豚肉の北京風醤油煮込： アワビはやはりおいしい。
特製鶏の煮込み麺： これが〆に出るので、こちらのコースは喜ばれる。
中国甘味デザート： マンゴプリンと杏仁豆腐

こちらは何と言っても最後の鶏白湯の煮込みそば。大きな土鍋でサーブされるのが、とてもおいしそう。実際、とてもおいしい。冬は特におすすめ。

今日は、こちらはお初という女子を含めて3人で、ランチに訪問。初めてなら、これでしょ！ということで、3人とも鶏煮込みそばにした。

いつ食べても美味しいが、やはり冬の寒い時期は、土鍋でぐつぐついってくる、この鶏そばはなお美味しい。

熱いスープを一口飲めば伝わる、この旨さ。トロッと濃くて、これだけのスープを取るのには、大変な手間がかかっているだろう。

ストレートの麺もいい感じに火が通り、白湯スープに溶け出さない。

早い時間に来れば、ゆっくり食べられるし、八重洲の貴重な空間でもある。

他の各種麺メニューもおすすめがたくさんあるが、やっぱり一番はこれ！

この時期、大人数で個室を確保するのは骨が折れる。そんな時にこちらは八重洲の穴場。ランチに来ていても、上までずっと八重洲大飯店だと思わないらしい。

ということで、30人弱で、3階の個室でゆりコース。

2時間の飲み放題付き。これ、紹興酒や桂花陳酒などの中国酒が好きな人にはよいのでは？

料理はこんな感じ。

１．山海の六種冷前菜銘々飾り盛り
旬の小海老前菜　酔っ払い海老みたいな味
クラゲ　太くていい
カニ　足1本
アワビの葱ソース　なかなかおいしい
鴨の前菜　ふつう
黒蜜叉焼 　あまり蜜が強くない
香腸　台湾っぽい

日替わり六種ということだが、七種あったね。

2.　葦切鮫ふかひれと濃厚蟹味噌とろみスープ　とろみ加減がうまい。

3.　アンガス牛に栗とポルチーニ茸の香りソテー　一番ふつう

4.　オマール海老のテールと冬野菜にハーブソース　グリーンのハーブの味がなんだかみんなでいろいろ言っていたのだが、パクチーだな。ちょっと好き嫌いがある味。

5.　珍重オーシャンパーチ(めぬけ)の素揚げスウィートチリーソース添え　これなかなかおいしかった。
　
6.　特製鶏の煮込みそば　やはりメインというか〆なのだが、これなしでは八重洲大飯店は語れない。みんなお代わりするね。大きい土鍋で作って食べるとおいしく感じる。

7.　中国甘味デザート　2色のマンゴプリン

人数がいれば、こちらのコースはおいしいし、個室でゆっくりできるので使い勝手がよい。しかもすぐ東京駅。

久しぶりにランチで訪問。初めての連れは、メニューの豊富さに驚いていた。セットメニューで悩んだあげく、ザンジャーメンにした。私は、汁なし担担麺に。

出てきたザンジャーメンを見て、何かが違う気がする。ひょっとして、少しサイズが小さくなったのではないか？

その思いは、自分の汁なし担担麺を見て、さらに強まる。でもこれは、食べ過ぎの私にとっては朗報と思いたい。

ザンジャーメンを初めて食べた連れは、かなりうまかったらしく、連れて行ってよかった。

汁なし担担麺は、山椒の感じはいいのだが、辛さは前よりマイルドになったかな？けっこうな辛さだった記憶があるのだけど。質量ともにマイルドになったということか。

それでも、こちらは八重洲最強の中華であることは間違いない。

こちらは、お昼としてはやや高めではあるが、ゆっくり食事ができるのが特徴。鶏煮込みそばがイチオシであることは間違いないが、その他のメニューも毎回選ぶのに迷う、一度食べてみたいものが並んでいる。

今日は6人のランチで、中2階の丸テーブルへ。初めての人も多く、みんな鶏煮込みそばにして、2回目以上の2人は、拾目そばに。1人は拾目タンメンに、私は拾目焼きそばにした。

鶏煮込みそばが好評だったことは言うまでもなく、寒いときも暑いときもおいしいのだよね。

拾目焼きそばは、五目の倍だけあって、具が豊富。醤油ベースのあんだが、味付けがちょうどよい。麺の方は片面をカリッと焼いてあって、ここにあんをからめて食べるのがおいしい。レバーや大きなきくらげなどが入っていて、ボリュームも十分。あんがおいしくて、麺であんをかき集めて完食。

何人も連れてきているが、いつもとても好評のランチ。

今日は、14人の宴会で利用。向かい合う形がよいので、円卓ではなくセットしてもらったら、今回は、小さめの部屋とテーブルで、やや窮屈になってしまった。その分、距離が近くて、フリードリンク(2時間)だったこともあって、けっこうお酒が進んだ。

食事は、7品のなでしこコース。

特選山海の冷前菜銘々飾り盛り： 老酒漬け海老、鴨、焼豚、かに身、煮こごり。
最上(葦切背鰭)ふかひれの姿煮 パイタン醤油仕立て：　姿煮は小さくても満足度が高い。スープの味は抜群。
牛ランプ肉とこだわり野菜、丹波しめじ粗挽きペッパーソテー：　立派なしめじが牛肉よりおいしい。
姿大海老のドライトマト チリーソース煮： 大海老をかにの身をほじるように殻からはがして食べるえびチリ。けっこう辛い。
北京ダック 創業50年スタイル： 巻いたものが２つ。

特製鶏の煮込みそば： なんといっても、メインはこれ。大きい土鍋でどーんとくる。たっぷり2杯食べて、スープだけでもう1回行ってしまうおいしさ。この白湯は、さすがの味。今日は麺がいつもより硬めで、なおよかった。

中国甘味デザート： 今日は、マンゴープリン。

ぴったり2時間の会で、料理の出方もぴったり。多少の好き嫌いがあっても、宴会には無難な中華だが、どうせなら、メインにおいしいものを食べたい。それも高価な食材ではなくて、鶏そばというのがいいね。

1945年からやっている老舗中華にランチに行こうとお誘いを受け、雨の中をでかけた。

店に入るとそこは天井が高く、こんなスペースがあったのかという空間。ランチメニューも表裏でずいぶん種類がある。おいしそうなメニューがいろいろあるが、ここは最初なので、人気の鶏の煮込みそばを二人とも注文。セットでつけたのは、ふかひれ餃子＋しゅうまいとミニチャーハンにわかれたが。

ほどなく鶏の煮込みそばが土鍋でもってこられる。豆板醤も置いていってくれたが、白湯には何も入れたくない私は、そのままで最後まで。スープは、濃すぎず、上品な濃度で、適度な塩加減、とてもおいしい。ふだん濃厚な白湯を割と食べているので、あっさり感じるが、決して薄くはない。具は、鶏肉と青梗菜。

麺の方はというと、見た目ちゃんぽんの麺のようで、白くて細いうどんのよう。煮込んでいるのか、けっこう柔らかめではあるが、のびてくずれるような麺ではない。

ミニチャーハンの方は、塩味あっさりで、今度はメインをチャーハンで食べてみたい気がした。白いご飯をもらって、白湯のスープでおじや風にして食べてもおいしそうだ。

価格的には1000円オーバーがメインなので、日本橋界隈の中華屋さんとは一線を画している。でも、それなりの魅力がある。

2015年4月：　半年ぶりに3人で訪問。今日は、地下のテーブルに通された。初めての連れは、定番の鶏煮込みそば。もう一人は、ザージャンメン。これどんなのですか？と聞くと、肉みそののったそばということで、ジャージャーメンということらしい。そして、私は予定通り、汁なし担々麺に、つい唐揚げ２つ＋デザートのセットをつけてしまった。

鶏煮込みそばは、白湯が今日もおいしそうだった。

ザージャンメンは、肉みそがたっぷり一面というか全面にのっていて、一口もらったら、ほんのり甘くておいしかった。

汁なし担々麺はというと、肉みそが2種類乗っている。どう見ても黒い方が辛いだろうと思いながら食べてみると、黒い味噌がのっていない麺の部分だけでも十分というか、かなり辛い。よく見ると、ざくっと刻んだ唐がらしがけっこう入っている。汁なしといいながら、麺の下にスープがあったりするのがあるが、こちらは完全に麺のみ。量的にも食べ応えがある。もう少し山椒の香りもほしい気がしたが、この汁なしは、かなりレベルが高い。おすすめ。

唐揚げをつけたが、大きくて、これは余計だった。担々麺だけで十分だった。でも、衣の薄い唐揚げは、味がよかった。デザートがタピオカで助かった、辛さいいっぱいの口直しに。

2016年1月：　12人の新年会で利用。丸テーブルを角テーブルに代えてほしいとお願いしたら、うまく変更してくれて、3階に通された。

今日の料理は、約1万円のこもれびコース、全8品。

１．アミューズ特選山海冷菜　銘々飾り盛りあわせ：　大皿で盛合せ。冷菜としては、標準的な内容。
２．極上ふかひれ姿煮(葦切鮫)と蟹味噌の煮込み：　蟹味噌のアクセントがよく、スープがとてもおいしい。
３．国産牛カルビのブラックペッパーソテー：　これはふつうかな。
４．若丸鶏の山椒蒸し香りソース掛け：　この鶏は、丸まま出てきて、取り分けてくれる。というか、ばらしてくれる。山椒の香りがよく、単品でもおすすめの一品。
５．海鮮三種のチャイニーズオリーブと葱山椒炒め：　えび、ほたて、いかの典型的な海鮮。ちょっとベタ。
６．特製鶏の煮込みそば：　これがメインでよかった。八重洲大飯店の名物だし、実際、とてもおいしい。ただ、このコースの中では、けっこうお腹にくるので、お代わりできた人は少なかった。
７．マンゴープリンとフレッシュフルーツ入りとろける杏仁豆腐：　これはおいしかった。
８．茉莉花茶(ジャスミンティー)

飲み物は、白穂乃果、白ワイン、かめだし紹興酒。

1万円のコースとしては、ややベタだが、ひと通りの料理で、味はしっかりしていて、安心の中華。

2016年2月：　お昼に2人で訪問。ちょっと時間がずれていたので、空いていた。

私は、前に食べておいしかった汁なし担々麺。連れは、おすすめの鶏煮込みそば。

汁なし担々麺は、肉みそに黒酢を使っていて、香りがよい。味噌を混ぜてみると、唐辛子がごろごろ出てきて、けっこう辛いのだが、それがおいしい。

汁っ気はゼロだが、かなりおいしい担々麺。鶏の煮込みそばと合わせて、お気に入りの一品。

2016年2月②：　鶏の煮込みそばの話をしたら、行きたいという人が複数いて、3人でランチに食べに行った。

中2階のスペースに通されて、広々と着席。

注文は3人とも鶏の煮込みそば。土鍋で登場すると、みんな、これこれ、と言いながら食べ始める。

ちょっと細いうどんのような感じの麺は、やわらかいが、ぐたぐたにならなくて、最後までほどよい感じ。

ちょうどよい中濃の白湯は、とてもおいしい。ちょっと高めのランチだが、これは外さない。

2016年3月：　3人でランチに訪問。中華好きの連れは、拾目やきそば。もう1人は麻婆豆腐のランチ。私は、初の豚角煮チャーハン。

拾目やきそばは、その名の通り、10種類の具が入った焼きそばのよう。けっこう量がたっぷり。

麻婆豆腐のランチの麻婆はけっこう黒目で、やはりこちらの四川系メニューはどれもおいしそう。

私の豚角煮チャーハンは、想像と違った。角煮は、トンポーローで、とろーっとしている。もちろんおいしい。でも、チャーハンの方は割と平凡で、トンポーローとの組み合わせはどうかな。私は白いご飯の方がこれならいいかな。

2016年4月：　お昼に2人で訪問。今日は、全席満席に近かった。

メニューを見て、まだ食べていないものをということで、とりめしを注文。

見た目は、海南鶏飯のよう。蒸し鶏に、卵のチャーハンにスープのセット。

想像通りの味で、おいしいことはおいしい。何気ないチャーハンも、さらっと食べられてしまう。

が、こちらの特徴あるメニューの中では、ちょっと平凡に見えてしまう。

やはり、暑くなっても食べたいと思う鶏煮込みそばと、汁なし担々麺が、お気に入りかな。

2016年6月：　今日は、12人の会食で利用。コースは、ゆりで、個室で。

乾杯は瓶ビールで、その後、紹興酒。

山海の六種冷前菜銘々飾り盛り：　かも、かに、くらげ、酔っ払いえび、チャーシュー、ほたて。酔っ払いえびの頭の部分がおいしい。
葦切鮫ふかひれと帆立貝柱のコラーゲンスープ：　何も言ってくれないが、ヨシキリザメのふかひれ。
青パパイヤと国産牛のサマーフレーバーソテー：　青パパイヤの瓜っぽい感じが新鮮。
手長海老のテールとポルチーニ茸のソテー：　海老の食感がよい。
素揚げカサゴの王朝伝来甘辛ソースあえ：　これも言われないとわからないが、淡泊な白身だと思ったら、カサゴ。
特製鶏の煮込みそば：　夜のコースでもやはりこれがメイン。ランチのようにひとり鍋ではないので、ぐつぐつとはしていないが、大きな土鍋でたっぷり食べられる。これは、皆さん、気に入っておいしく食べて頂けたようだ。
中国デザート：　杏仁豆腐とマンゴプリンのミックス。

飲物は、桂花陳酒のソーダと飲んだほかは、紹興酒一本で最後まで。

コースだと材料のよさが特徴だが、何気なく出していて、ちょっともったいない感じ。

けっきょくいつも盛り上がるのは、鶏煮込みそばだが、こちらは昼も夜も使い勝手がよく、バリエーションも多くて重宝。

2016年7月：　ちょっとゆっくり食べたいランチで、3人で利用。今日は、中二階の奥の席へ。

初めての人が多く、皆麺に。青菜と細切り牛肉そば、担々麺、拾目焼きそばと選んで、私は、お初のとろ玉担々麺。

とろ玉の名前の通り、とろろと玉子が落としてあって、ちょっとマイルド感がある。きざんだザーサイがかなり入っていて、麺を食べた後にも、しっかりある感じ。味もしっかり濃くて、ちょっと味噌感のある担々麺だった。

ボリュームがあるので、みんなびっくりしていた感じ。