夏&CURRY
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佐久間北大
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店舗基本情報
| 店名 |
夏&CURRY（ナツ&カリー）
|
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、カレー |
|
予約・ お問い合わせ |
090-7981-4708 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
新橋駅から121m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
席・設備
| 席数 |
7席 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 初投稿者 |
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この日はビックサイトの展示会を見に行くため新橋からゆりかもめに乗り換える際、13時過ぎでしたがまだ昼を食べていなかったのでサクッと何か食べようと思い、ゆりかもめに乗り換え口の階段の脇を抜け新橋駅前ビル2号館の地下のこちらの店でカレーライスを頂くことにしました。
この２号館の地下は小さな店舗が犇めき合っていて、狭い通路が迷路のようですが『夏＆CURRY⇒』の案内板の通りに迷路を進んでいくと、居酒屋風の暖簾のこちらの店に漸く辿り着けます。
店内は僅か２坪くらいのＬ字カウンター８席のみの極小の店で、手前にお客さんがいるともう一旦立って店の外まで出てもらわないと奥の席には進めません。
カウンターには寿司屋のような冷蔵ケースがあり、店主も和食の職人のような渋い風貌で、とてもカレーを出す店には見えませんねぇ。
メニューはチキンカレーとエビカレーの２種類のみで、ちゃんとベースから別々に作られています。
チキンカレー750円にしてみましたが、ゆで卵と胡瓜のピクルスが付いていました。
ゆで卵の殻をむきながらカレーが出てくるのを待ちますが、品出しは５分程です。
丸皿の半分にライス、半分にカレーが盛られていて、スプーンで茹で卵を崩し、ご飯とカレーと共に良くかき混ぜて頂きます。
カレーの具材は、チキンの骨付き手羽元2本で、良く煮込まれていて骨離れは良いです。
その他は玉葱や人参、リンゴ？大根？（実際は良く解らない）等は摺りおろして入っているのか色んな味がしますが目に見える大きさの具材は鶏以外は無いです。
トロミはありますが、小麦粉では無く色んな具材が溶け込んでトロミを出しているようです。
ウスターソースの様な香りと、クミンシードの香りがしますがスパイスは弱く、これが一見濃厚そうに見えますが、実際は鶏の旨味も無く水っぽくて味が薄い感じです。
ただ実際水を使っている様では無く、色んな野菜等の具材から出た水分が多いようで、カレーの盛られた角の方には時間が経つと水分が分離しているのがみられます。
うーん、このカレーは非常に工夫して、しかも手間暇掛けて作られているのが手に取るように解りますが、その工夫が果たして成功しているかどうかは些か微妙な感じです。
どうも水分量の多さがスパイスの立ちも、鶏出汁の旨味も、味自体も薄い物にしてしまっているようで、もっと確りローストして水分を飛ばすなり、出汁を確り取るなり考える必要がありそうです。
しかし、何となくこのカレーには努力の跡が垣間見えるようで、これ以上何とかしろとゆうのは酷なような気もしてしまいます。
まあ、流行って無くて大変だとゆうなら別ですが、流行っているならこれで良いのかも知れません。
実際、チキンカレーは私が頼んだのが最後で、後から２名ほど来たお客さんはチキンカレーは売り切れと言われエビカレーを食べていました。
それに、私の好みじゃない方が人気は出るような気もしますし、私にとっても色々と考えあぐねる、まるで迷路にでも迷い込んだようなカレーでした！