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天香府/地階のフリーマン
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“トマトと玉子炒め定食”
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Jackie_m
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
本格中華食べ放題 天香府 新橋本店（テンコウフ）
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、四川料理、居酒屋 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ 新橋駅 烏森口 徒歩5分 新橋駅から455m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥2,000～￥2,999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX） 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
60席 （貸切宴会のご予約承ります） |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 60人、立食時 80人 |
| 個室 |
有 （2人可、4人可、6人可、8人可、10～20人可） 12名までの個室有り |
| 貸切 |
可 （50人以上可、20人～50人可） |
| 禁煙・喫煙 |
分煙 個室席をご利用して頂いての分煙対応 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 近隣のパーキングをご利用ください |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カップルシートあり、カウンター席あり、ソファー席あり、オープンテラスあり、バリアフリー |
メニュー
| コース | 飲み放題、食べ放題 |
|---|---|
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
| 料理 | 魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、テイクアウト、デリバリー |
| お子様連れ |
子供可（乳児可、未就学児可、小学生可） |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2015年9月3日 |
| 備考 |
※paypay、aupay、cloud payご利用いただけます。 |
| お店のPR |
新橋駅5分◆本格中華100品が《食べ飲み放題》！ゆっくり過ごせる個室は2名様～ご利用可◎
本格的な中華料理をリーズナブルな価格で楽しめるお店です◎一番人気は、100品目のメニューを好きなだけ食べられる《食べ放題・飲み放題付》コース！北京ダック・ロブスター・蒸ホタテなどの豪華食材を含むプランも大好評です◆完全個室あり。テーブル席を繋げれば、最大60名様までの貸切対応も可能です◎会社の飲み会や接待はもちろん、記念日や女子会など幅広いシーンでご利用いただけます。各種宴会にぜひご予約ください！ |
| その他リンク | |
| 初投稿者 |
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まだアラームが鳴る前に目が覚めると、なにやらスマートフォンの、黄緑色のインジケータがフラッシュしてる。誰からかなと思って目をやると、私の好きな Sちゃんからの、いつものように私を突き放すかのような、この上なく短いセンテンス。
「いく」
何が“いく”んだろう ? と思ったら、私から手伝いを乞うてもう何日か働いてもらっている Barに、明日 (即ち今日)、あのときの美人なお姉さん (私だけの東京宝塚)が入るから、Sちゃんもご飯だけ食べにきたら ? という私の自動送信 (またの名を夢遊送信ともいう)への応答だった ……
<H30.3.29 新橋>
今日は昨日よりも気温が上がり、初夏の陽気とのこと。
事実ぽかぽか陽気だったが、花粉症持ちの私としては、鼻水がとめどなく流れてきて仕方がない。この鼻水というとことん無駄なものを生成する器官を身体から切除したい気持ちでいっぱいなんだけど、そのオペに必要なツールを装備した黒マントを羽織ってこなかったので、今日のところは諦めるしかないだろう。
New 新橋ビルを横目に更に分け入った。この新橋という街のポテンシャルを、私はまだ知らない。昼間彷徨ってそれをある程度のところまででも把握しようとしたって、この街にしてそれも無理な話であろう。いや、夜の訪問頻度がけっこうに高かった時代もあったのだが、それは特定のチェーン居酒屋からのラーメン屋全店制覇くらいであって、この街の特質、こと“酒”ってことについてはほぼ未知という意味で。
―― だって飲み助の聖地なんつったって、ちょっとしたとこ入っちゃうとどこもけっこう高くつくんだもん、がぶ飲みチームからしたら ……
「天香府」
午後一時半。
遠巻きに幟が見えたので、店の前までのこのこと信号を渡ってやって来たが、どうも改装中の模様。だったらなんで幟をしまわないのかと訝る最中、地下で営業中との告知を見つけ、恐る恐る階段を下りてみた次第。フロアに脚を踏み込めば、先客は男性ひとり。
金髪の彼に人差し指を一本立てて適当なところへ着席。都合二名となって尚寂しいフロア。BGMなどという気の利いたものを求めるのは、もはや罪というもの。
おもむろにランチメニュウに目を通し、ラーメンと炒飯がともに不味かった場合のことを考慮した (おいおいおい !)、守り (と自分で思っただけ)の料理を注文。そんな辺りで、先客の男性が席を立ったことをトリガーとし、夜の部への備えであろうか、お店の男女が、まるで私がそこに存在しないかのようにテーブルを大っぴらに並び替える風景を、まるで海の向こう、大陸の出来事のようにただただ傍観するしかなかった ……
“トマトと玉子炒め定食” @700也
ラーメンと炒飯が不味かった場合、卵炒めならば最悪醤油かけちゃえば良いかなと思って。
が、これは最初から警戒していたことなんだけど、ニラ玉と違ってトマ玉には妙な甘ったるさがあって。で、もう初期の段階から醤油に頼る羽目に。
スープの味はしっかりついていた。
この火の入ったトマトにぴたりと相乗するものは、ひとりのマルチェロ・マストロヤンニとしてもう“ニンニク”しか思いつかないんだけど、そうして中華の領域に留まることができるかどうかが分からない。
とりあえず今の私にできることは、この醤油注しを肌身離さないこと (笑)
「ランチパスポートでお願いしま～す ♪」
―― 何だランチパスポートって …… ?
あとから下りてきたおばさまが着席するなり、お店の人に高らかに宣言。私の持つ殺しの許可証ではランチフリーにはならないが、それがあればただ食いが許可されるのか。
ひとりのクライングフリーマンとして、涙を流しながら席を立つ。
涙を流しながら昼飯を食う男 (単に花粉症なだけ)。
涙を流しながら人を殺すように、涙を流しながらトマ玉に醤油をかける男が、今、やおら ……
【その夜】
私の隣にはぴったりと女子大生、カウンターの向こうには超美人が揺れている。二人とも、手を伸ばせばとどく距離。でも俺は手を伸ばさない。今はまだ。二人とも、食べ物をおいしそうに、そしてきれいに食べるところが俺は好きだ。このえもいわれぬ絶景に、いつまでもいつまでも微睡んでいたいし、私にはその資格もあるだろう。
―― 何故ならば、この環境の半分は俺がつくったようなもんだし ……