今回は旬の二十世紀梨を購入。イートインした白バラ牛乳のソフトクリームも旨い。 : とっとり・おかやま 新橋館

この日は有楽町〜日比谷〜新橋のアンテナショップで食材調達。北海道、沖縄、香川・徳島、鹿児島、島根、鳥取・岡山をぐるっと回ってきました。

新橋駅から徒歩数分のこちらではまず岡山の野菜類と鳥取の梨を購入。梨は明治時代からの二十世紀と平成の新品種、新甘泉の2種類がありましたが、ここはやはり昔ながらの二十世紀にしました。大山町で穫れた2Lサイズ500円のものです。

買物終えた後は一階右側のソフトクリームコーナーへ。ソフトクリーム350円は岡山の蒜山ジャージーのと鳥取の白バラ牛乳のがありますが、自分にとってより馴染み深い白バラで、コーンとカップはカップを選びました。

道路に面したイートインカウンターで食べたソフトクリームはすっきりした甘さと白バラらしい上質なミルク感が特長。暑い中アンテナショップを巡った疲れを癒やすことができました。

梨は家に帰ってから冷やして食べましたが、さすが公式アンテナショップならではのクオリティです。みずみずしさと、シャリシャリした食感、甘さと酸っぱさのバランスがいい。鳥取県公式サイトによれば甘さだけを求めない「玄人」の梨だそうです。こちらの梨にして正解でした。

早いものでもう2ヶ月もしたら松葉ガニの解禁。今年はカニガチャやるかどうか分かりませんが、その頃にまた伺いたいと思います。

新橋駅銀座口から徒歩数分のところにある鳥取・岡山両県のアンテナショップです。数あるアンテナショップの中でも自分的には利用頻度の高いこちら。

いままで鳥取の松葉ガニや大山ハム、白バラ牛乳、岡山の日生ガキやえびめしの素、パクチーなどをいままで買っていますが、今回の目的はそれらでは無くて椎茸。

最近「有吉クイズ」で放送された「椎茸のアヒージョ」を見て家で作ってみたくなったのと、東京駅の祭で買ったアベ鳥取堂の駅弁、「しいたけ弁当 素晴ら椎茸」に入っている肉厚の椎茸が驚異的な美味しさだったのがこちらに椎茸買いに来た理由です。

農林水産省「特用林産物統計調査」によれば椎茸の生産量トップスリーは徳島、北海道、岩手で鳥取県はずっと下位ですが、鳥取市の「日本きのこセンター」は椎茸の研究や新品種開発では有名な存在らしい。

今回そういう意識で売場を探すとちゃんと生椎茸、干椎茸もあるし、「しいたけ弁当」も販売しています。

アヒージョ作るには生椎茸なので倉吉市の福井聡生産の原木栽培の椎茸を二袋とせっかくなので「しいたけ弁当」も一個購入しました。

「しいたけ弁当」の椎茸は「日本きのこセンター」が開発した115という品種の干椎茸ですが、買った椎茸の品種は分かりません。ただ生産者の福井さんは県の品評会で何度も林野庁長官賞を取られた方だそうです。

家で作ったのは沖縄のぬちまーす振った塩焼きとシチリアのオリーブオイル使ったアヒージョですが、どちらも旨い。特にアヒージョは味も食感も最高でマシュルームで作ったのよりずっと美味しい。

正月の煮しめの干椎茸も今年は鳥取産にしようと思います。

新橋駅銀座口から徒歩3分程の場所にある鳥取・岡山両県のアンテナショップです。

こちらのお店は今まで何度も利用。鳥取では松葉ガニ、白バラ牛乳、大山ハム、岡山では日生ガキ、えびめしの素、パクチー等を購入しましたが、どれも美味しい。

今回は白バラのコーヒー牛乳で一服と思って伺いましたが、「とりおか 秋のパン祭り」というイベントを開催中です。

両県の14店のパン屋さんがそれぞれ袋入りのご当地パンを販売。デパートの催事とかで全国のご当地パンが集合することはよくありますが、二つの県限定で14店も集中的に出店するのは珍しい。当然知らないパン屋さんがほとんど。

中でも目を引いたのが岡山木村屋のロールパン。バナナクリームが一番人気のようですが、コーヒー、たくわんサラダ、福神漬サラダ、高菜サラダ、焼きそば等、種類豊富です。

因みにたくわんサラダは滋賀県長浜市のつるやパンのサラダパンにそっくり。緑と黄色のパッケージも良く似ています。本家サラダパンはツレの好物ですが、自分はあんまり。甘くない系の中から焼きそばパンを買ってみました。

ふわふわで口どけが良い大きなロールパンに挟まれているのはシンプルな焼きそば。ソースがしっかり焼きついた濃いめの味の焼きそばは優しい味のパンとの相性バッチリで旨い。

デパートや駅構内のご当地パンイベントの顔ぶれが固定化してきている中でこちらの取り組みは新鮮。是非他県のアンテナショップも同様の催しをやって欲しいものです。

今年は越前がに、加能がに、松葉がに等、冬の日本海の美味 ズワイガニが高くてなかなか食べる機会がありません。

週末に新橋・銀座方面に出かけた際にひょっとしたらと思ってこちらのアンテナショップを除いてみるとビンゴ！  

鳥取産松葉がにの足一本欠けたもの正価1万7800円がさらに半額になっています。これを逃すと今季はもう食べられないかも。そう思って一杯を即決で購入しました。後は以前食べて美味しかった岡山県産の日生がきも追加。他も回る予定だったので会計だけして取り置いてもらい、夕方ピックアップして帰りました。

家で取り出した松葉がには生きてはいないものの鮮度は良さそう。やはり店で見たよりも大きく感じます。早速調理して食べてみると、身の味はいいものの、脚の身の繊維が切れ気味でみずみずしさが足りない気がします。

味噌は問題なく美味しいけれど、ちょっと惜しい感じは否めません。やはり半額には理由があったのか、調理に問題があったのか.....。

殻付きの日生がきは電子レンジで蒸しガキにして食べましたが、やはり美味しい。今年は蒸した後に「せんべろメーカー」で焼いてみましたが、そちらもなかなかでした。

松葉がには来シーズンに期待します。

この週末は有楽町、銀座、新橋界隈でアンテナショップめぐり。北海道、富山、島根と回った後、最後に伺ったのが新橋駅銀座口にあるこちらのアンテナショップです。

こちらではこれまで鳥取の活き松葉ガニや岡山の殻付き牡蠣等の海産物系を多く買っていますが、それらはシーズンオフ。今回は岡山県産のパクチー、小松菜、鳥取県産のほうれん草、わさび菜等、主に野菜を購入しました。

後はせっかくなので、㈱越河(鳥取県米子市)の冷凍カニシューマイ「蟹包み」と千代むすび酒造(鳥取県境港市)の純米酒も追加。

野菜はどれも美味しかったけれど一番はパクチー。広島式汁無し担々麺に添えたり、生春巻の具として包んだりしましたが、風味がキツすぎないのでサラダ感覚で食べられます。

パクチーは福岡、静岡、茨城、千葉の４県で全国生産量の8割が生産されていて岡山県は離れた５位。でも実際に食べてみた感じでは質は上位に決してひけをとらないようです。

岡山にはパクチーゼリーなるスイーツもあるようですが、でもそれを食べたいかはちょっと微妙。やはり生で食べるのがいいかもしれません。

週末のこの日は銀座界隈をぶらり。帰りがけにひょっとしたらと思って新橋駅銀座口から徒歩3分程の場所にあるこちらのアンテナショップに伺ってみました。

ひょっとしたらの対象は2日前に解禁されたばかりの鳥取産の松葉ガニ。我ながらこういうことには鼻が効くというのか、実際に行ってみると店内入口近くには活きた松葉ガニとメスのセコガニが並べられています。網代港の浜勝商店の出張販売で、なんとこの日が今年の初入荷だったらしい。

松葉ガニは一杯10000円といい値段ですが、同じサイズの越前ガニと比べればかなり割安です。即決で一杯購入して帰りました。

よくあることですが、狭い我が家で見るとカニはお店で見るよりはかなり大きくて重さは1kg弱。脚一本の欠けも無い完全無欠の松葉ガニです。家にある鍋で一番大きいのを出して活きているうちに大急ぎで茹でました。

合わせたのは5日前に解禁されたばかりの新酒 山梨ヌーボー。ルバイヤート(丸藤葡萄酒)のヌーボー甲州白辛口です。

松葉ガニの脚を切って縦にハサミを入れると殻の中には真っ白でみずみずしい身がぴっちり。食べてみるとう～ん旨い。そこへきりりと締まった甲州白辛口を飲むとこれがよく合うこと。やはり魚介類に合わせるのは甲州に限ります。

甲羅を開けてみると味噌もしっかり。これもまた至上の美しさです。解禁日が近い組み合わせとしては11月中旬の鴨猟とボジョレーヌーボーもありますが、こっちの組合せの方がずっと旨い。

後で浜勝商店のHPを見てみるとほぼ同じサイズの松葉ガニ(冷蔵)は通販で約16000円。それが活きで10000円とはかなりお買い得と言わざるを得ません。これから解禁日直後のこちらのアンテナショップは要注意です。

新橋駅銀座口から徒歩2～3分のところにある鳥取県、岡山県のアンテナショップです。週末に近くに行ったついでに鳥取旅行の際に現地で買ったものが、ここでも手に入るかどうか確認に立ち寄ってみました。

結果、大山ハムは米子空港の売店よりアンテナショップの方が充実していて微妙な気分。でも鮮魚はもちろん、倉吉ウィスキー、袋パン、郷土料理の「ののこめし」等は現地でないと難しいようです。

確認済んだ後はせっかくなので店内を一巡。いろいろ並んでいる中で一際目を引いたのがカキオコでも有名な備前市日生(ひなせ)の殼付かきです。殼付というと上手に剥くのが結構大変ですが、売っていたのは容器のままレンジで加熱するタイプ。面白そうなのでさっそく1パック買ってみました。

家で早速調理してみると簡単なのに凄く美味しい。ぷっくり膨らんだ乳白色のカキの身はクセが無くて旨味のみ。こんなに美味しいカキの食べ方を今まで知らなかったのが残念です。

他の産地のカキで同じ調理をしていないので何とも言えませんが、「身が白く柔らかで、臭みがなく、ほんのり甘みもあり、加熱しても縮まない」という一年ものの日生かきのキャッチフレーズそのままの美味しいカキでした。

後で漁協がやっている通販サイト 「日生お取り寄せ市場」を見てみると、注文が集中しているため2月8日付けで殻付き牡蠣の販売を一時中止だそうです。買えて良かった。

新橋駅銀座口から徒歩数分の所にある鳥取県、岡山県共同のアンテナショップです。元々カタログハウスの実店舗があった跡にオープンして9月末でもう4年になるらしい。この日新橋方面に出かけたついでに久しぶりに覗いてみました。かれこれ2年ぶりで確か2回目の訪問です。

店内の目立つところに並んでいるのはマスカットや梨など両県特産のフルーツ類。でも今回は地味に岡山名物ご飯の「素」を二種類買ってみました。北海道の「スープカレーの素」や大分の「とり天の素」等、ご当地色が豊かな「素」系はアンテナショップでお気に入りのジャンルです。

今回買った一つは岡山市の三宝産業株式会社の「岡山ばらずしの素」240g入りで900円弱。「岡山ばら寿司」は岡山駅の名物駅弁「祭り寿司」や具材がご飯の下に敷かれて見えない「隠し寿司」と同系統のちらし寿司のようです。郷土料理百選選定委員会(農林水産省主催、服部幸應委員長)において「農山漁村の郷土料理」として選定された99品目の一つだとか。

家で開封すると一合用80g入りの小分け袋が三つ入っていて便利。さっそくご飯に混ぜて作ってみます。中に入っている具はタケノコ、レンコン、人参、椎茸とオーソドックス。本当はこれをベースに海老や錦糸玉子、絹さや等を乗せるのが本来の形のようですが、今回は刻み海苔掛けただけで済ませました。

食べてみるとやや甘めのほのぼの系の味。瀬戸内海の対岸の香川県のセルフのうどん屋さんに置いてあるばら寿司にも似ている気がします。

もう一つ買ったのは岡山県笠岡市に本社オフィスがある醤油メーカー、㈱アサムラサキの製品で「岡山名物えびめしの素」で400円弱。以前岡山駅の売店で買ったことがありますが東京で買うのはこれが初めてです。

前と同様にフリーズドライされた海老と玉ねぎを水で戻してからご飯と炒め、調味液を入れてさらに炒めれば出来上がり。食べてみるとカラメル感の強いソース味に海老の風味が加わってなかなか。B級感一杯の美味しさです。

江戸時代から伝わるひなびた味の郷土料理の「ばら寿司」と渋谷のカレー店発祥でジャンキーな「えびめし」。出自も味も対照的な二品でしたが、どちらも美味しく頂きました。引き続き全国のいろんな「素」を試してみたいと思います。

新橋駅銀座口から銀座、築地方向に徒歩数分、以前はカタログハウスの実店舗だったところに二年前に出来た鳥取県、岡山県共同のアンテナショップです。道路の反対側には香川、愛媛共同のショップがありますが、県別にあちこち行かずにすむのは利用者にもメリットありますね。

この日は鳥取県立倉吉農業高校の女子生徒さん達が実習で作ったハムやベーコンを販売中。ほぼ売り切れていたので買いませんでしたが、学園祭に来たみたいでちょっと楽しい。ほんわか手作り感があっていいと思います。こちらのショップでは定期的にいろんな高校が出店しているらしい。

こちらのもう一つの特長は二階にレストラン以外に一階の売り場にイートインコーナーが併設されていること。丁度冷たいものが欲しかったの蒜山ジャージーアイスクリームのコーヒー味と白バラミックスフルーツを頂きました。どちらも美味しい。でもこういうコーナーがあるのにイートインできるものが意外と少ない。パン、お弁当、寿司、蒜山焼そばくらいあってもいいのに。

この日は岡山駅で以前買って美味しかった海老メシの素があるんじゃないかと思ったのが立ち寄った動機でしたが、あいにく販売していないようです。タコ飯とか近いものはあるのに。でも初めて見る興味深いものが結構あります。中でも目玉は境港のモサエビの干物。10cmくらいの海老ですが、干物とは言え身の部分がみずみずしくて見るからに美味しそう。甘みが強くて美味しいけれど、鮮度が落ちやすいので県外にはあまり出荷されないというレアアイテム。五匹入って500円強という値段もリーズナブルです。

結局この日はモサエビ1袋に加え岡山の黒豆の枝豆、野菜類各種を買って帰りました。

翌日に家でモサエビを焼いて食べてみました。殻の部分もそのまま食べられるということでしたが確かに香ばしい。ただちょっと固めかも。身はしっとりして甘くて旨い。丸ごと食べてももちろん美味しいですが、どうしても殻の味が勝ってしまうので、身の味と食感を楽しむなら、殻から身を外して食べてもいいと思います。何れにせよ珍しくて美味しいものを食べれて良かった。

三重テラスの成功以来、新しく出来るアンテナショップはよりお洒落で高級な方向に行っている気がしますが、カジュアルでほんわかムード漂うこちらは好感が持てる存在です。