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【0660】サンパウや小笠原伯爵邸の味を低価格で
2,721文字★
俺のシリーズ9業種目、俺のスパニッシュ。
サンパウ(日本橋)の元ヘッドシェフ渡邉康雄シェフが料理長。
他にも小笠原伯爵邸(若松河田)出身の小野栄一シェフなど、
高級スペイン料理店のシェフを集めたようです。
先日小笠原伯爵邸元総料理長のスペイン人シェフのお店、
レ・ストゥディで高級スペイン料理を頂く機会があったので、
食べ比べにと俺のスパニッシュにも訪問してみました。
お店の立地は新橋駅の銀座口から徒歩3~4分。
銀座口を出て線路沿いを銀座方面へ。
土橋交差点を左方向、さらに線路沿いに進むと右手にお店。
お店の2階は俺のフレンチ Table Takuです。
数軒隣には俺のイタリアンJAZZもあります。
俺のシリーズの勢いや恐るべし。
店内はテーブル席と立ち飲み席で80人ぐらいのキャパシティ。
他の俺のシリーズ同様にギュウギュウ詰めの配置。
居心地の悪さは大衆立ち飲み屋以下と思います。
1人あたりの占有スペースが本当に狭いです。
その代償として高級スペイン料理を安く味わえるのでしょう。
なお店内では1時間おきぐらいにプロの演奏家による生演奏。
ミュージックチャージとして300円徴収されます。
今回は演奏終了直後の入店で結局音楽は一切聴けず。
演奏で体裁を保っていますが、事実上の入店料です。
飲み物は俺のスパニッシュ特製サングリア(630円)を注文。
2杯目はハイネケン(580円)の生ビール。
サングリアもビールもグラスは小さめで割高感。
雰囲気は立ち飲み屋でもドリンクはレストラン価格でした。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
表示価格は外税です。
【2.5】お通し(300円)
マグロのジャーキー。
上には乾パンのような菓子とナッツ。
生ハムを注文してから出てきてしまいました。
見た目も食感もハモンイベリコとモロ被りです。
ややパサつき食感のジャーキーで味は生ハム以下、
ナッツも乾パンも乾き物なので喉が渇きます。
俺のイタリアンでもお通しはドライタイプのチーズ。
お通し代を徴収した上にドリンク注文も促せる、
俺のシリーズの作戦のようなものを感じました。
【3.5】海の宝石箱(1ピース380円)
ウニの殻の底にハマグリのジュレを敷き詰め、
その上にズワイガニやホタテ、さらに頂上に生ウニ。
宝石箱と名乗るだけあって見た目も綺麗な料理。
万単位の寿司屋に比べると流石にウニの素材は劣ります。
素材より組み合わせの妙で勝負でしょう。
ジュレの旨味やホタテ、ズワイガニがウニと上手くマッチ。
全体のバランスが良くてなかなか美味しかったです。
【3.3】ハモンイベリコとハモンセラーノの食べ比べ(780円)
赤身のほうがイベリコ、サシが入るのがセラーノ。
この値段で生ハムがたっぷり出てくるのは嬉しいところ。
ただ生ハムのレベルは値段相応という印象。
少量でも2,000円するハモンイベリコベジョータに比べると、
旨味や味の深みは物足りなく感じました。
【4.0】フォアグラのキューバリブレ(680円)
同店のスペシャリテの1つとのこと。
カクテルのキューバリブレをイメージした、
シェフの遊び心満載、自信の1皿との説明書き。
プッチンプリンのような容器に入ったプリンが登場。
容器をひっくり返して上部のツメをパキッと折ると、
プルルンッとプリンが皿の上に鎮座します。
プリンの上にはカラメルソースのような黒いソース。
ここまではプッチンプリンにしか見えません。
しかし食べてみると強烈な旨味と甘しょっぱさを感じます。
フォアグラの旨味だけを引き出しているようなプリン。
これはプリンというよりフォアグラのムースでしょうか。
黒いソースはラムリキュールやコーラのようです。
周りに添えられているのはプチプチはじけるお菓子に、
ピンクペッパーなど食感を変えるアイテム。
これらと一緒に食べると食感が面白くなります。
こういう料理をモダンスパニッシュと言うのでしょうか。
スイーツのような見た目に反して本格的な美味しさで、
食感を変える遊び心も演出だけでなく味にプラス作用。
オッサンの自分も乙女のように楽しんでしまいました。
女子ウケしそうな料理で本当はもっと優雅な空間で楽しみたい。
うさぎ小屋で食べるには勿体無い料理です。
【3.6】気仙沼産ヨシキリザメとアサリ
鶏肉のアロースメロッソ(880円)
1週間限定メニューというスペイン風リゾット。
レ・ストゥディで頂いたアロスカルドソが美味しかったので、
オマールエビとトリュフのアロースカルドッソを注文して、
食べ比べしようと思ったのですが既に売り切れ。
代わりに勧められたのがこちらのアロースメロッソ。
米はかなり大胆に芯を残したアルデンテ。
アルデンテよりも更に硬めかも知れません。
もう少し火を通したほうが個人的には好み。
スープは魚介系のダシにトマトやニンニクでしょうか。
ほのかに酸味を感じながら旨味も強烈で塩の塩梅も好み。
レ・ストゥディのアロスカルドソには劣りましたが、
なかなかレベルの高いリゾットだと思います。
ヨシキリザメの身はフワフワ食感もあるのですが、
どうもパサつきが気になってしまいました。
白身魚にしては火を通し過ぎでしょうか。
鶏肉やアサリは美味しかったです。
また素揚げした金針菜も入っていて食感にプラス作用。
モダンスパニッシュの第一線で腕を奮うシェフだけあって、
料理は美味しかったのですが、やはり気になるのは窮屈感。
自分は雰囲気など二の次、料理の味こそ全てというポリシー。
しかし俺のシリーズではそのポリシーが曲がります。
フレンチや高級スパニッシュはやはり空間も楽しむ料理なのか。
ゆったりと食べられるのであれば評価はもっと上がりそうです。
さりげなく気になったのはお通し代とチャージの二重徴収。
300円ずつに分けてこっそりと搾取していますが、
立ち飲み屋で入店と同時に税込648円の徴収には抵抗感。
こそこそと金儲けする姿勢には好感を持てません。
また1日1組限定で心血注いで料理するレ・ストゥディに比べ、
大人数を捌くこちらの料理はやや雑に感じる部分もありました。
西洋の料理の要とも思える「火入れ」に特にそれを感じます。
サンパウや小笠原伯爵邸の3分の1ぐらいの金額なわけで、
安さにはそれなりの理由もあるということなのでしょう。
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やっぱりモツが好き
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やっぱりモツが好きさんの他のお店の口コミ
店名 |
俺のスパニッシュ
|
---|---|
ジャンル | スペイン料理、バル、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5592-5227 |
予約可否 |
予約可 ☆おひとり様につきワンドリンクお飲物のご注文をお願いしております。 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄銀座駅 徒歩7分 内幸町駅から320m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T7010001150010 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
全席ワンドリンク制。お1人様につき「AMUSE(お通し代)350円」頂戴しております。 |
席数 |
50席 (座り席50席 ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(未就学児可、小学生可) 離乳食をお持ちになる際は、市販品のみご対応させていただいています。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2014年10月3日 |
電話番号 |
03-6274-6637 |
備考 |
【グループ店舗一覧】 |
初投稿者 |
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1,177文字★
お通し(330円)デーツのベーコン巻きプランチャ焼き
フォアグラのフラン(638円)
イベリコのクロケッタ(528円)
俺のアヒージョ(1,078円)+バゲット(2カット 198円)
フォアグラとイベリコ豚のスパニッシュ風ロッシーニ(2,178円)
俺のパエリア(2,948円)
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.1】お通し(330円)
デーツのベーコン巻きプランチャ焼き。
コッテリした甘さのデーツ(ナツメヤシ)とコッテリ脂身の付いた豚バラ肉ベーコン。
食材の組み合わせ方が挑戦的ですがデーツの甘みを行き過ぎと感じてしまいました。
【3.3】フォアグラのフラン(638円)
フォアグラのフランの上には蜂蜜と白ワインのジュレ。
パチパチキャンディーも添えてあって相変わらず遊び心ある構成なのですが、
7年前に食べたキューバリブレ(当時のスペシャリテ)に比べると感動は無くて凡庸。
【2.9】イベリコのクロケッタ(528円)
ホワイトソースとイベリコ生ハムが入ったコロッケの筈なのですが、
一口サイズで食べ応えに乏しいことが災いしたのかクリーミーさもイベリコの旨味も感じません。
【3.7】俺のアヒージョ(1,078円)+バゲット(2カット 198円)
小海老、鶏肉、イベリコ豚、ニラ、マッシュルーム、卵黄、ニンニク、レモン、赤唐辛子。
オリーブオイルの中にこれでもかと具材が詰め込まれており食べ応えあります。
お店によっては具材チョッピリでオリーブオイルばかり余るアヒージョに出会いますが、
個人的には同店(3.58)のアヒージョを手本にして欲しいぐらい。
【3.5】フォアグラとイベリコ豚のスパニッシュ風ロッシーニ(2,178円)
一般的にロッシーニと言えば濃厚なフォアグラと淡麗な牛フィレ肉を組み合わせますが、
こちらはイベリコ豚(いちおう赤身比率の高い部位ではあります)を使うというチャレンジャー。
トリュフ入りのシェリー酒ソースも濃厚な味わい。
逃げ場の無い濃厚さで決して嫌いではないのですが、
美味しさという点では系列店(俺のフレンチ)で食べたロッシーニのほうが好みでした。
やはりフォアグラには牛フィレ肉のほうが合うのでしょう。
【3.6】俺のパエリア(2,948円)
オマール海老の半身、豚スペアリブの塊、ソーセージ、浅蜊、ムール貝。
お米より具材のほうが遙かにボリューミーという異様な構成。
アイオリ(ガーリックマヨネーズ)を加えて濃厚さを増すことも可能。
ディズニーリゾートのレストランではオマール海老がよく出てきましたが、
同系列(俺のフレンチや同店)のほうがオマール海老は美味しいと思います。
スペアリブやソーセージがイマイチで評価を下げましたが値段相応には楽しめました。