【0679-2】味良し立地良しサービス良し : カーン・ケバブ・ビリヤニ

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おすすめインド赤ワイン（ボトル3,090円）
マサラパパド（サービス）
ラッサム（サービス）
ベグニ（2p 670円）
チキンマライティッカ（5p 1,645円）
タンドリーホールゴビ（1,645円）
ハリヤリチキンティッカ（5p 1,645円）
アフガニラムチョップ（1p 750円）
ニハリ（1,550円）
サムンダリカザーナ（1,595円）
ラムビリヤニ（1,855円）
シュリンプビリヤニ（2,265円）
ゴロゴロチーズナン（620円）
マサラチャイ（515円）
ピスタチオアイスクリーム（サービス）

銀座博品館の6階にお店を構えるカーンケバブビリヤニ。
最寄りの新橋駅から300m、銀座駅も徒歩圏なのでアクセス良好。
「南インド＆パキスタン料理」と幅広いエリアを標榜する看板を掲げますが、
ラッサムからニハリまでどの料理も総じて美味しくてレベル高し。

店名にもなっているビリヤニはラムビリヤニとシュリンプビリヤニを注文して食べ比べ。
お米の味がかなり似ているのでベースはおそらく同じなのでしょう。
最後にラム肉を入れて仕上げるか、海老を入れて仕上げるかの違いなのだと思います。
それでもホールスパイスがゴロゴロ入ってパラパラ食感のバスマティライスが美味しい。

シマランで食べて美味しかったサムンダリカザーナ（エビとホタテとカニのインド南東部のカレー）。
同店のサムンダリカザーナは生クリームやココナッツ入りでグレービーがかなり白くなっていますが、
マイルドでコクを感じるなかにも辛味があって魚介の旨味とも相俟って素晴らしい美味しさ。

同じく生クリーム（正確にはマライでしょうか）を使うチキンマライティッカもハイレベル。
ハリヤリチキンティッカもそうでしたが大振りカットの皮無し鶏モモ肉がミディアムレアーな火入れ。
インド料理店のタンドール料理ってウェルダンでパサパサな火入れのことが多いですが、
同店はそういう部分を日本人の好みに上手くアレンジしているような気がします。

辛いか、美味しいか、などこまめに尋ねられましたがお客さんの好みで味を調整するのでしょうか。
相変わらずサービス品も多くてサービス精神旺盛でした。
本日のタンドール料理は前回より酸味が強いような気もしましたが、
30℃の猛暑日ということで敢えてそういう味付けにしているのかも知れません。

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食べログのレビュアー様ら6人でのオフ会で利用しました。

サルマ ティッカアンドビリヤニ（品川）、
ハリマ ケバブ ビリヤニ（稲荷町）などの姉妹店、
新橋のカーンケバブビリヤニ。
銀座博品館の6階に出店しています。

南インド料理店を標榜しているお店なのですが、
一部の料理からはパキスタンも感じます。
シェフの出身地も気になるところ。

テーブル席で80席あるという店内は広くかなりの大箱。
開店したばかりということもあってか、
サービスで色々な料理を出してくれました。

サラダ、マサラパパド、ラッサムと最初の3品全部サービス。
マサラパパドのスパイス使いから実力の高さが分かります。
ラッサムは現地寄りの味で酸味もしっかり効いており、
日本人シェフの作るラッサムより尖った味。

サラダはニンジン、キュウリ、トマト、タマネギなどの、
スティックサラダに赤いマサラを塗したもの。
こちらの味はまあまあ、サービス品に文句は言えません。

飲み物はプレミアムモルツの生（620円）で乾杯。
その後はワインを2本空けていました。
いずれも3,090円のボトルでフランスのボルドーブラン赤、
インドワインのスラの赤です。

食後にはココナッツマンゴーアイスとチャイもサービス。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。

【3.0】シッカバブ6P（2P 1,130円）

火入れ強めの竹輪タイプのシシカバブ。
肉パサパサでミントソースでもジューシーさを補完できず。
インド料理店でよく見る凡庸なシシカバブ。

【4.5】ハリヤリチキンティカ6P（3P 1,130円）

皿が登場した瞬間に香りだけで美味しいことを確信。
焼けたスパイスやハーブの香ばしい香りが素晴らしいです。
こんなに香りの良いチキンティッカは初めて。

肉をスパイスでしっかりマリネしてあるので、
火が入っていても鶏肉はしっとり食感。
ミントやコリアンダーの香りが食欲を刺激し、
ジューシーな鶏の肉汁が喉を通るたびに快感。
今まで食べたチキンティッカの中で最高クラスの美味しさ。

【4.2】チキンマライティカ6P（3P 1,130円）

ハリヤリチキンティカのミントとコリアンダーが、
カチューナッツと生クリームに変わったマッタリ系。
先ほどのような鮮烈さはないですが、マイルドに美味しい。
肉のジューシーさやしっとり食感は同じです。

【2.8】ラムチョップ6P（2P 1,130円）

骨付きラムを骨ごとスライスしたようなタイプのラム。
新宿カラチのラムチョップと同じような肉の形状です。
こちら味付けがかなり現地寄りと言いますか、
凄まじい酸味を感じて自分の許容範囲を超えていました。
ちょっと酸っぱ過ぎます。
インド現地味の酸味が好きな人にはハマりそうな一品。

【3.5】ラムビリヤニ（1,855円）

カラフルなビリヤニでクローブやカルダモンなど、
ホールスパイスもしっかり入っています。
アーンドラ・キッチンのダムでカッチなビリヤニより、
パキスタンのシンディービリヤニに近い印象。

ホロホロ食感になった骨付きラム肉が美味しい。
スパイスと蒸し上げたおかげか臭みはありません。
バスマティがもっとパラパラのほうが好みですが、
これはこれで美味しいビリヤニと思いました。

【3.5】バターチキン（1,495円）

トマト、カシューナッツ、カスリメティでしょうか。
鶏肉はチキンティッカより強い火入れで肉質が硬め。
重厚な現地寄りのバターチキンという印象。
個人的にはもっと爽快なバターチキンのほうが好き。

【3.4】ハイドラバーディラムマサラ（1,440円）

ハイドラバーディは南インドのアーンドラ州の州都。
南インド風のラムカレーということでしょう。
こちらもバターチキン同様に爽快というよりは、
やや重厚なスパイス使いのように感じました。
自分のイメージする南のカレーとは少し違います。

【3.3】ベイガンバルタ（1,340円）

米ナス、玉ねぎ、トマトのベジタブルカレー。
北のカレーということになるのでしょうか、
赤い油のたっぷり浮かぶオイリーなカレー。
野菜のカレーなのでオイリーでも問題無いのですが、
自分の理想より重いカレーという印象もあります。

【3.6】パヤ（値段不明）

羊の脛を骨ごと煮込んだカレー。
ここに饂飩を入れるとカレーうどんになりそうな、
凄いとろみのあるグレービーです。

骨を煮込んでコラーゲンたっぷり。
肉は豚足の皮のような味わいでイマイチでしたが、
旨味とコラーゲンの出たグレービーは美味。

パキスタン料理店でも食べたことがありますが、
そのときのパヤより美味しかったです。
羊の旨味をしっかり引き出しています。

6人でお会計26,388円、1人あたり4,398円。
カレーなどかなりの量が余ってテイクアウト。
注文量を控えれば3,000円台で十分楽しめそうです。

新橋駅すぐ近く、銀座でこの安さは驚異的。
サービスで5品も提供されたからこその満足度で、
この過剰サービスがいつまで続くかは疑問ですが、
サービスが無くなっても料理のレベル自体は高度。
美味しいインド料理店であることは間違いないです。