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店名 |
芝濱(SHIBAHAMA)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、寿司、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
050-5872-3332 |
予約可否 |
予約可 キャンセル料につきまして以下の通り申し受けます。 |
住所 | |
交通手段 |
日比谷線「東銀座」 徒歩5分 東銀座駅から446m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%・チャージ料なし |
席数 |
20席 (カウンター席もございます。(7席・貸切OK)) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) 個室は最大8名様までご利用いただけます。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 喫煙所がございます |
駐車場 |
無 近くのパーキングをご利用ください |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 中学生未満はご遠慮ください。 |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
2013年3月13日 |
電話番号 |
03-6278-0488 |
初投稿者 |
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桜の咲く時期に時を同じくして海から桜鯛が釣れ出すといよいよ舟釣りも春を迎える。
鯛は春から初夏にかけてアブラのノリも最高になり、ウキ釣りでたまに釣り上げれば家族のヒーローになったものだ。
そんな遠い記憶から鯛の新鮮さと旨味は理解しているつもりだが人生の中でコイツをプロの手で食したことは無かった。
そんな思いがよぎり本日はこちら芝濱さんにランチでお邪魔した。
ただ土曜日の当日ランチで突然伺っても有りつけはしないだろうと勘ぐっていたのだがこの日はそう言う意味では恵みの雨、キャンセルでも出ればそこに入り込んでやろうと期待を込め午前中に電話予約で入りを探る。それが功を奏したかどうかは定かでないが、悲願の鯛尽くしランチに有りつけたと言う訳。
店内に入るとL字カウンターに案内され大将と挨拶をかわす。このキャッチボールから料理をより深く、おいしく食べる術である事は人生の経験から学んでいる。大将は早速本日の朝に生き締めした鯛を使用する旨を説明しながら調理に入る。ランチにプラス200円で付けた茶碗蒸しは一番初めに提供されシャモの卵で作られただけにコクもあるがこちらにも鯛のダシが効いていて胃の中まで熱々プルルンが染み渡る。
最初のお造りだが身と皮の間にこんなに旨味があるとは、あらためて感動。白だし醤油によく合っているが大将は言う。
「この個体は雌で卵を持っていたのでうま味はイマイチかもですが鮮度はいいですよ」と・・
ま、ご謙遜を、それでもわずかに皮を付けてカットされた刺身に旨味を最大限まで引き出している技に期待が増す。
胃の中が鯛の旨味を要求してきたところに鯛汁登場。勿論だが、アラに全く臭みがないのもプロの仕事。それどころか鯛のデリケートな旨味に味噌やダシ、タケノコとそのすべてがバランス良くお椀にまとまって春が咲いているではないか、素晴らしい。
次に先程さばいた厚めの鯛の炭焼きがタイミング良く提供される。こちらもさっぱりいただけるよう提供されるが、
骨と身をはずして焼くことでこんなに上品な旨味が引き出され、お口の中でいつまでもその旨味を主張し続ける・・皮も一緒にパリパリと味わえるよう香ばしく焼き上げられているのでガブリッと合わせて頬張るのが正解だ。
そして〆の鯛茶付けは白身が三切れ天ぷらで提供される。こちらは窯で炊きあげられたご飯と一緒に堪能した後、最後の切り身をたっぷりのだし汁で鯛茶づけとしていただく訳だ。ウマくない訳が無い。お新香もチョイチョイ投下しなながらサラサラと流し込めば、もう鯛の食レポ専門家の出来上がりと言っても過言ではない。
税込み2000円のコスパに更なる感動をしながら夜のお勧めはと大将に問えば、今は鯛カマでご飯を食すのが最高だそうだ。鯛もプロの手にかかるとこんなに美味しいものかと新たな気付きを感じながら、次回はぜひとも"雄の鯛"を堪能したいものだと心に決め、お店を後にした。