たまにはガッツリと（笑） : らーめん バリ男 新橋本店

昨日は罪悪感の全くない海鮮のお昼だった。平日の夜は日本酒派なので我が家の夕食は和風でそれ
ほど重たくないおかずが多く並ぶ。結果的に今日は朝からしつこい物をがっつり行きたい願望が芽
生えてきた。何かで見たのだが、緊急事態宣言になって以来行列で有名な二郎も、列が短くなって
いるらしい。ならばと思ってこちらに出かけた。

コロナ前であれば1時過ぎても中待ちがあるこちらのお店、緊急事態宣言のせいで新橋・虎ノ門界
隈の出勤者が減っていることもあって12時半で待たずに座れた。その先のお気に入りのrai遥は、昨
年同様緊急事態宣言期間は休業中。仲通りの人通りは明らかに少ない。

ガッツリと行きたいとは言え、年寄りにはこちらのデフォはきつい。麺少な目卵入り（800円）の
食券を購入し席に着く。席は仕切りがあってコロナ対策もされている。野菜増しでお願いする。

割とすぐに着丼。久し振りのバリ男だ。気合を入れないと（笑）

背脂を溶かしたスープはやや甘目。太い面は硬めに茹でてある。分厚いチャーシューはそのままだ
と冷たいので、野菜の下のスープに押し込む。野菜と一緒に麺を食べ進めて、たまに温めたチャー
シューを。いいなぁ久し振りだけどこのリズム感は。

少し食べ進んだところで野菜の上に唐辛子を。この唐辛子がいい風味なのだ。更にわしわしと食べ
進む。このくらいの麺量だと問題はないんだけど、食べ終わると満腹でした。

その晩は刺身と日本酒だけであっさりと済ませました（笑）

メディアで取り上げられるせいか、この界隈では纏、武一と並ぶ人気店になった感があるこちらのお店。小食の私だが、たまにガツンと食べたい時があって訪店すると店外まで列が出来ていてあきらめることが多い。開店前から行列ができ、1時を過ぎても待っている人がいるのは、この界隈では前述の２店くらいだ。意味のないことと知りつつ、健康診断前はいつもより小食にしたり、ラーメンを避けたりしていたのだが、健康診断があった日に早めのお昼をこちらで取ることにした。暑い日だったせいもあってか、混雑するこちらのお店にしては、まだお客さんがちらほらだった。

ガツンと行きたいとは言え通常サイズはちょっと無理なので、麺少な目・味付け卵入りの食券を買って席に着く。BGMは相変わらず桑田さん。茅ヶ崎の大正麺業と同じですね。しばらくして着丼。麺少な目とはいえ相変わらずのボリュームです。開店すぐでお客さんが少ないせいか、野菜増しと言わずとも。かなりこんもりと野菜が。かき分けながら完食。

考えてみると、健康診断前にちょっと節制して、その直後にガツンとと言うのは、実は大変よくないことですね。やれやれ。

らーめん二郎は、遠い昔まだ日本に1軒しかない頃はよく行っていたのだが、今はいろんなところにあって、頼み方が独特で、慣れていない者には、お客さんも店員さんも冷たい（厳しい）らしいという噂を聞いているので、「行きたいなぁ」と思いつつも、なかなか足が向かない。行列も凄いし。
ありがたいことに、二郎インスパイア系と言うのも世の中に数あるようで、ここもそのうちの一つ。頼み方もややこしくなさそうなので、訪問してみることに。

11時30分頃入店。まだ早いせいか、数席空きがあった。暑いせいもあるのだろうな。（11時40分過ぎにはすでに待っている人が）注文は「らーめん」780円。ラーメンのどんぶりは大きくないのだが、溢れんばかりのスープと、野菜が乗っている。こぼしてもいいように受け皿まで付いている。カウンターに置かれた唐辛子をかけて、食べ始める。期待を裏切らない味と、インパクトだ。麺がもっちりしているのがいい。チャーシューもゆで豚風で、昔の二郎をほうふつとさせる。ただ、それよりも全然洗練されているというか、進化している。そういう時代なんだろうなと思う。みんなが好きなものは、切磋琢磨しながら、どんどん進化していく。

食べても食べても麺が無くならない。麺は300gあるらしい。ふと店内を見回すと、新橋界隈にしてはお客さんの年齢層がだいぶ若いことに気付く。20~30代がほとんどだ。やっぱりこれだけのボリュームだと、そういう年齢層になるのだろう。何とか食べ終えたが、ガツンと来るなぁ、やっぱり。後でレビューを見ると、麺の量が半分で煮卵入りのもあるらしい。レビューはちゃんと読まないとだめですね。