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食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
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烏森神社近くのユニークな割烹
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店名 |
新ばし 久(しんばし きゅう)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3500-5772 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線ほか【新橋駅】烏森口 徒歩3分 新橋駅から178m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
10席 (カウンター10席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 玄関口に灰皿が設置してあります。 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:新橋2-16-1ニュー新橋ビル200台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2006年11月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【夜】[料理・味]4.5*40%+[サービス]3.5*15%+[雰囲気]3.0*10%+[CP]4.0*30%+[酒・ドリンク]3.5*5%=4.00(4.0)
数年前に銀座のある懇意にしている料理人の方から「一度行ってみて下さい。色々選ぶスタイルの面白い割烹ですから。」とご紹介をいただいて以来、リストに入ったままお邪魔できていなかった『新ばし 久』に初めて伺いました。
ふと気づくと、食べログの点数も4点間近。これも予約をするきっかけの一つでした。
場所は新橋の烏森神社のすぐ傍。
ですが、車は通れない横町のような細い裏通り沿いなので、迷子になることほぼ間違いなしです(笑)
しかも看板や暖簾の類は全くなく、ステンレス製のポストに貼られた名刺大のショップカードがこの店を確認する唯一の手段となります。
なんとも商売っ気のないご主人ですね。
こちら『新ばし 久』の10メートルほど手前の斜向かいにお兄様が大将として暖簾を掲げる『新ばし しみづ』という寿司店があり、こちらも現在食べログで4点を超える有名店のようです。
私の中で兄弟料理人として真っ先に浮かぶのは ”渋谷のミラクル・ブラザーズ” として名高い日本料理『樋口』とホルモン『ゆうじ』の樋口兄弟ですが、新橋にも目と鼻の先に兄弟で店を構える料理人がいたのですね。
当日少し早く着いたので外で煙草を吸いながら待っていたのですが、その時たまたま『新ばし しみづ』の大将と遭遇。
細身で愛想のいい『新ばし 久』のご主人とは全然違って、恰幅のいいイカツイ感じの方でした(笑) もちろん話もしていないので、あくまでも見た目だけの話ですが。。。
ちなみにご主人は、自称「兄よりシャープでソフト」だと言っておりました。私が思ったことと何ら違いはありませんね(爆)
お店は、遅かれ早かれ再開発されるであろう長屋の一角といった佇まい。
店構えや内装については期待してはいけません。
L字カウンターで詰めて10席ほどの、ある意味 ”新橋らしい” を地で行っている雰囲気です。
カウンタートップに置かれているメニューに目を通してみます。
和食店の手書きメニューとしては見たことのないくらい字が下手くそで驚きます(笑)
先ずは ”おきまり” として、
先附け
お造り
お椀
魚料理
肉料理
の5品がマストの料理のようです。確認していないので、お幾らかは分かりません。
量的には、ご主人曰く、個人差はありますが目安として「腹6分~7分」の設定とのことです。
これに10品ほどの一品料理とやはり10種類ほどある名物のフライを各自チョイスして追加します。
一品料理は適宜 ”おきまり” に織り交ぜて提供されるので、基本的に最初にオーダーすべしです。
フライは肉料理まで出切った後に提供されるので、途中お腹の具合と相談しながらでも大丈夫、といった感じですね。
あと御飯は土鍋で炊き上げるのに1時間ほど掛かるそうで、もし食べるなら最初にお願いしますとのことでした。
要するに、ミニマムに設定された基本コースに食べたいものを色々と追加して、自分好みの割烹コースを仕立てるということですね。
お仕着せのコースと違い、選ぶ楽しみもありますし、大食漢にも小食な方にも対応できる親切で合理的なスタイルと言えるでしょう。しかも割烹料理屋としては珍しく、天ぷらならまだしもフライがウリというのも面白いですね。
ただお食事メニューには一切値段が書かれていないので、多少不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
この日いただいたお料理は次のとおりです。
1.<追加>からさめ
何かなぁ…と思いましたが、カラスミと春雨の造語です。ちょっと硬めに茹でた春雨にすりおろしたカラスミをたっぷり掛けただけのシンプルな料理ですが、とにかく美味しいの一言。掴みとしては上々の出だしですね。
2.先附け
温泉玉子をメインに茄子・玉蜀黍・湯葉・土筆・サヤエンドウ・ミニトマトなどが具材。少し濃い目のしっかりとした出汁の冷やしもの。一品目、二品目と日本酒が進みます。私はこの日、神亀(埼玉県蓮田市)のにごり酒からスタートしました。
3.<追加>毛蟹
ほぼ一年中水揚げがあるため、寿司屋や日本料理店でもしばしば見掛ける毛蟹の姿蒸し。からだと足から一度身を取り出し、骨などを取り除き、丁寧に甲羅に詰め直したもの。なかには蟹味噌もしっかり入っていますよ。出汁の効いたとてもやわらかい蟹酢でいただきました。
4.お造り
鮃・鮪(赤身・中トロ)・鯵の3種。
5.お椀
素材の甘みを生かした蟹しんじょうのお椀。他に具材は、どんこ椎茸とジュンサイ。柚子の香りでさっぱりと爽やかな後味のお椀でした。
6.魚料理
本鱒の粕漬け、鬼おろし。
7.肉料理
レア目に仕上げたしゃぶしゃぶ。ポン酢とおろしでさっぱりと。
8.酢キャベツ
箸休めでしょうか。やさしい酢の効き具合にほのかに胡麻油の香りもして美味しかったです。
9.<追加>フライ
車海老・雲丹・穴子・ホワイトアスパラ・鯵をいただきました。揚げ物好きなので、あれもこれも…となってしまいました(笑) 自家製のタルタルと塩、レモンをお好みで。
まず車海老の頭は唐揚げで登場、香ばしくて美味。穴子は絶妙のふわふわ感で、太いホワイトアスパラはアチチです。大葉で包んだ雲丹は火が入りすぎで肝心のトロトロ感がなくで残念賞。鯵は無難に美味しいです。
とんかつ屋よりは幾分目の細かいパン粉と串揚げ屋並みにきめの細かいパン粉を使い分ける本格派。衣が軽く、油切れもいいので全くモタレません。
10.甘味
牛乳プリンのアングレーズソースがけと西瓜。
1合1,000円~2,000円くらいの日本酒をひとり当たり3合ずつは飲んだでしょうか。
日本酒は有名どころを中心に、メニュー外も含めて15種類くらいは置いてありました。
お料理も酒のアテを意識したもの、酒が進む味付けのものが多く、ついつい飲み過ぎてしまうかも(笑)
飲む人は最初にご飯を断って、一品料理やフライを追加して楽しむ方が、この店の良さが存分に味わえるでしょう。
もともと10席程度のお店ですし、この日はご主人以外にスタッフが2名いましたので、料理やお酒のテンポはストレスを感じません。
尚、17時オープンで20時半での入れ替え二部制で営業していますのでお気を付け下さい。
気張らず、気軽に、美味しい料理とお酒をいただく。
その上 ”おきまり” は必要最低限で、あとは自分の好きなものを好きなだけ追加チョイスできるスタイルも好感が持てます。
多少話し声が大きくなる程度は全く気にならない堅苦しくない雰囲気もいいですね。
ちょっと財布にゆとりのある中年の男同士が、食べて飲んで話をするにはもってこいのお店だと思いますよ。
ちなみにお会計は@15,000円弱でした。
料理の金額もサ・税もよく分かりませんが、楽しい時間が流れたので十分に満足です。
店を出た後、初めて烏森神社へ。石段を上り、500円玉を投げ入れ、二礼二拍一礼で手を合わせてから二軒目へと向かいました。