無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3574-6667
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
蓼喰人さんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
本陣房 本店(ほんじんぼう)
|
---|---|
ジャンル | そば、居酒屋、うどん |
予約・ お問い合わせ |
03-3574-6667 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄浅草線【新橋駅】徒歩1分 新橋駅から126m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
お通し代:500円 |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:京急しんちか駐車場196台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
ランチタイムは禁煙でした。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
この日は都心での用事が少し長引き、遅めのランチになった。
乗り換えが新橋になったので、地下から繋がる駅前ビルの1階に在るこちらに寄ることにした。
こちらは今や大きな勢力を誇る「本陣房グループ」の本店である。
私と本陣房との付き合いは長く、40年前社会人になりたての頃に新橋の路地裏のバラック状の小さな店舗で遭遇した、蕎麦の出来と提供スタイルは鮮烈であった。
その後最初にきちんとした本店が構えられたのは、現在の「竹泉」の店舗。
さらに数年して本拠は現在の「新橋店」に移り、今では名店の主人に納まっでいる錚々たるメンバーが切磋琢磨していたのはそちらの店で、現在でも多くの職人を育成している。
こちらが本店と名乗って誕生してから20年以上経つと思うが、未だに新橋店に比べて影が薄い感は有るが、便は最も良く仕事面では遜色は無いと思われる。
昔から何度か利用しているが書き込みは初めて。
本陣房系は方々でアップしており、あまり目新しいことは無いが取り上げさせて頂く。
13時半ごろに入店したが、このご時世で席数は多少減らしてるようで半分以上の席が埋まっている。
奥の方の個室状のスペースに2つ置かれたテーブルの、片方に通された。
この系列では昼でも肴類が用意されゆっくりと蕎麦屋酒が楽しめる処も多いが、こちらは食事客オンリーと思われる。
酒の品書きも卓上に置かれていないが注文は可能で、まずは生ビールをもらう。
ビールはすぐに運ばれたが、普通は付くお通しは出されず、やはり昼は呑み客への対応はしていないようだ。
早々に蕎麦を頼むことにするが、写真入りで'おすすめ'が表示されており季節感も有って面白そう。
蕎麦は本陣房の定番である「せいろ・田舎・変わり」の3種を打っており、この時期の変わり蕎麦はお家芸と言える「柚子切り」で、これらを組み合わせた二色・三色も名物となっている。
季節ものの'おすすめ'が写真入りで別書きになっており、その中から「小柱と蓮根の天もり」を選択。
蕎麦は「せいろ」と「柚子切り」を組み合わせた「二色もり」でお願いする。
先に直径10㎝ほどで高さも5㎝くらいの、円盤状のかき揚げが登場。
箸を当てればほど良い火通りで、いたや貝と思われる小柱と蓮根の角切り、それに玉ねぎと三つ葉が確認できる。
こちらの良い所は定法通りに、天ぷらも蕎麦と兼用の濃いめのつゆで食べさせることで、こちらの天ぷらのスタイルからすればこの方が理に適っている。
もちろん天ぷらを浸すことで、つゆの旨味がアップすることも計算づくである。
少し遅れて1枚目の「柚子切り」が小さ目の蒸篭で運ばれる。
柚子切りは本陣房系の名物で、変わり蕎麦は昔は月毎に変えていたが冬場の柚子切りの評判が良いため、一年のほとんどこれで通している店も有る。
聞いた話だがグループ全体で黄柚子が豊富に出回る時期に大量に仕入れて、各店からの職人が集い、皮を摺り下ろして1年分の'柚子切りの素'を仕込み、冷凍して備蓄しているそうだ。
今回の「柚子切り」はシャキッとした食感は相変わらずだが、心なしか香りも色も鮮烈さに欠けるように思う。
考えて見ればまだ黄柚子の最盛期には少し早く、昨年に仕込んだ最後の方を使っているのかもしれない。
次いで2枚目の「せいろ」が登場。
こちらは伝統の'二八'で打たれた、40年間慣れ親しんだ安定・安心の仕事。
つゆに浸した天ぷらに絡めることで、天盛りならではの美味さの相乗効果を楽しめた。
蕎麦湯は当然ながら外連味の無い、釜湯のままの自然体。
すっきりと伸びるため、つゆの旨味を余すところなく頂ける。
今回はゆっくり蕎麦屋酒というわけには行かなかったが、本陣房らしい天盛りでまずまずの満足感は得られた。
夜にわざわざ訪れることは無いと思うが、駅近の利便性は大いに活用したい。