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店名 |
移転
銀座ろくさん亭(ぎんざろくさんてい)
|
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ジャンル | 日本料理、ふぐ |
住所 | |
交通手段 |
JR新橋駅 徒歩5分 新橋駅から358m |
営業時間 |
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予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料5%(昼懐石はサービス料をいただきません)、チャージ料なし |
席数 |
50席 (カウンター:7席/テーブル:40席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) 個室料有(詳しくは店舗にご確認ください) 夜の個室のご予約はお電話のみにて承ります |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 個室にて可 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
お子様連れ |
子供可 お子様同伴の場合は個室でのご利用とさせていただいております。※応相談 |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1970年 |
備考 |
<特別昼懐石(ランチ)> |
お店のPR |
和の鉄人「道場六三郎」の世界を、肩肘張らずにご堪能ください。
和の鉄人「道場六三郎」は2021年1月で90歳を迎えました。 |
初投稿者 |
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料理の鉄人、和の道場六三郎氏のお店が銀座の中央通り沿いの目と鼻の先に2店舗存在する。
一つはシックな雰囲気で上質なサービスの「懐食みちば」。
もう一方は今回お邪魔するお店でカジュアルな雰囲気とアットホームなサービスの「ろくさん亭」である。
2店舗に関して定休日をずらしているくらいで、料理に大きな違いはないとのことだ。
【アクセス】
銀座中央通り第3ソワレドビル8F・9F。裏手の金春通りからも入店可。
【店内】
8Fはオープンキッチンにカウンターとソファー席に対し9Fはソファー席と個室。和服姿の仲居さんが出迎えてくれて、今回は8Fのソファー席に通された。
築40年、昭和の雰囲気を残している店内は照明がやや暗く、木造りの内装は古めかしい印象を受ける。
厨房からは料理長の宮永賢一他3名のテキパキとした動きが確認できる。
コースは「ろくさんコース(12600)」の1種類のみ。
席にはすでに達筆な字で書かれたお品書きが置かれていて、すぐに仲居さんが緑茶を運んで下さった。
【料理】
前菜 鱧と十種生野菜
太刀魚棒寿司
豚足生姜
チーズ西京味噌
花果和クリーム
水蛸五色ピクルス
白海老昆布〆
お椀 走り鱧
能登豆腐
梅肉三つ菜
刺身 虎魚薄造り
殻付活雲丹
焼物 相並重ね焼き
椎茸菜ソース酢立
豆苗酒盗香煎
煮物 竹筒流し
鮑、車海老
木耳、冬瓜、おくら
帆立、柚子
強肴 活魚料理 黒毛和牛ローストビーフ 鱶ひれ茶碗
良い事本日の釜飯 エイヒレ茶碗 麺類
水菓子季節のフルーツジュレ 淋子シャーベット
季節のコースは食材のよさは当然のこと、見た目も美しく構成の妙がある。
白皿に1口サイズの前菜がいくつも盛られた姿は、格式ばった日本料理というよりも時にフレンチやイタリアンを連想させる。
例えば「チーズ西京味噌」。チーズにバターやサフランを用い、西京味噌や米麹に漬け込んだ黄金焼きは道場ワールドである。
次に記憶に残ったのが刺身の「殻付活雲丹」。
生簀からあげた雲丹を上部だけ切り取りそのままスプーンで頂くのだが、殻の棘がヒクヒクと動いている。
活き造りという言葉がある日本においては、社会的に虐待性を認識されることは無く、むしろ"粋"であると感じるだろう。
仲居さん曰く、これをみた外国人客は残酷だと非難するという。
プリフィクスの食事からは本日の釜飯(筍釜飯)をいただいた。
季節の筍はしゃきしゃきの食感が良く、昆布出汁と濃口醤油がちょうどよい塩梅。
1人前小さな羽釜で炊くが、お茶碗3杯分あるのでボリューミー。
食べきれない分はおにぎりにしてお土産にすることも可能である。
【サービス】
熟練の仲居さんはさすが言葉使いや細かな気遣いなど丁寧な接客が光り、店の格を上げている。
また料理の提供スピードが、早すぎず遅すぎずタイミングがよかった。
【CP】
立地が銀座ということもあり価格はそれなり。鉄人のお店と思えば許容範囲か。
【総評】
季節感の表現と手間暇かけた美しい盛り付けは日本料理の神髄といえるだろう。
料理については真新しさには欠けていたが、伝統を重んじつつも随所にらしさを感じることができた。