粋で鯔背な銀座鮨。 : 小笹寿し

カワハギの話をしていると無性にカワハギが食べたくなります。そんな訳でほぼ年中カワハギのお鮨がいただけるこちらへ、当日予約でランチにお伺い。
・ヒラメ昆布〆、タイ、カワハギ、カワハギ皮炙り、コハダ×2、アジ、赤身漬け、カツオ、〆サバ、赤貝、エンガワ炙り、カワハギ、コハダ×2、穴子、かんぴょう巻き
好きな日に、好きなものだけでサクッと食べて1時間ほど。カワハギ、コハダ、エンガワ炙り、穴子がすこぶる旨い。炙りの技術が凄いです。エンガワ、穴子は2貫分なので合計20貫ほど、1つ1つが大きいので食べ応え有り、そして米酢の白いシャリやっぱり美味し。今時の端正な形の握りでも、優しい味わいでもありませんが、、、雰囲気含め最高です！またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

半年振りのお伺いになってしまいましたが、やっぱりこちら剛毅木訥なお寿司は大好きです。
この時期はシグネチャーともいえるコハダ、カワハギは最高！コハダは必ずおぼろ無し、有りの2貫でてくるのですが、どっちも甲乙つけ難く旨い。肝をたっぷり乗せたカワハギはもちろん、炙った皮部分もサクッフワッで美味しい。今日はハマグリが柔らかくて素晴らしい。穴子を直焼きにする雉焼きも始めていただきましたが、サクサクで最高。オリジナリティ感じる逸品でした。
タネも大きくて、決して見た目は綺麗ではなないですが、ここにしか無い味があります。そして鮨食べてる感！が素晴らしい。数少ないお好みで頼める鮨店、値段も良心的、粋で鯔背で最高です！

今日はお好みで以下16貫+巻物0.5本をいただきました。
・ヒラメ、カワハギ、コハダ×2、サヨリ、シラウオ、アジ、赤身漬け、カワハギ皮炙り、タコ、〆サバ、ブリ、赤貝、ハマグリ、穴子雉焼き、ひもきゅう
またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

たまに無性に食べたくなる小笹さんのストロングなお寿司。本日は以下18貫+巻物0.5本をいただきました。
・カレイ昆布〆、タイ、カワハギ、キス昆布〆、こはだ 2枚付×2、赤身漬け、アワビ、アジ、カスゴ、カツオ、サバ、カワハギ皮の炙り、赤貝、煮イカ、新イカ 3枚付、ゲソ、アナゴ、ひもきゅう
厚めに、そして大きく切られたタネが旨い。食べてる感あるわ。アジ、カツオなんて大き過ぎで嬉しくなります。
定番のカワハギ、キリッと〆られたコハダは絶品。初めていただいたカワハギの皮も食感が面白。この時期しかいただけない新イカも甘旨。以前よりもシャリの存在感が柔らかくなっているのは気のせいか。ともかく今日もお腹いっぱい大満足でした。
こちらはお客様も静かな方が多く、とても落ち着いていただけるのも好みです。またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

今年初めての小笹さん。以下18貫+巻物1本をいただきました。
・ヒラメ昆布〆、タイ、カワハギ、キス昆布〆、コハダ×2、赤身漬け、キンメダイ、アワビ、エンガワ炙り、アジ、ハマグリ、スミイカ、赤貝、アナゴ
追加・サバ、カスゴ、青栁、ひもきゅう
ヒラメは少し硬さがあったものの、やはりカワハギ、コハダがたまらなく美味しい。久々にいただいたエンガワ炙りはサクサクで箸休めにも最適。この時期の貝類の美味しさは格別で三つ葉をかませた青柳、赤貝は春満開。
本日の珠玉はカスゴ、中央にピンクのおぼろを乗せた春色絶佳。春の内にもう一度お伺いしたくなりました。
シャリ、ネタ共に大きく1貫1貫の食べ応え十分。鮨界のストロングスタイル、食いしん坊には最高です！
今日も大満足！またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

今年の締めの寿司は大好きな小笹さん。年末ですから満席、飾られている書画などお店も年始仕様です。いただいたのは以下18貫。
・ヒラメ昆布〆、タイ、カワハギ、サヨリ昆布〆、コハダ×2、赤身漬け、ブリ、アワビ、〆サバ、スミイカ、赤貝、アナゴ
追加・小柱、アジ、タコ、コハダ×2
お酒は・雪の五合庵（新潟県村上市 大洋酒造）吟醸をお燗で1合いただいきました。
定番のカワハギ、コハダが光る。甘さがすっと抜けるコハダの朧乗せが絶品。
そしてネタの厚み、米酢のシャリの押し出しが勇ましい。鮨に入り浸ったこの感じが最高なのです！
また来年もお伺いいたします。ごちそうさまでした！

5ヶ月ぶりのお伺い。いただいたのは以下。
・マコガレイ、カワハギ、鯛、キス、シンコ（2枚）、赤身漬け、蒸アワビ、アジ、煮ハマグリ、カツオ、コウイカ、赤貝、穴子
追加・コハダ、〆サバ、タイラ貝炙り
米酢のとろけるシャリと豪快なネタのバランスが最高。味付けも力強く、食べ応えも最高です。
カワハギ、鯛、コハダ、赤貝、穴子はいつも美味しく、ネタの種類が安定しているため、いつも好みのネタをいただけるのも良い。好物の貝も赤貝、タイラ貝、青柳、ミル貝、小柱など常に数種類は揃えていらっしゃいます。
そして余韻は、クラシックなフレンチを食べた後のようで大変に素敵です。
現在流行の軽い味とは全く違うので、誰にでもお勧めできるお店ではありませんが、私は大好き。ずっと通い続けたいお鮨店です。
またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

今年初めての小笹さん。今日は満席です！
いただいたのは以下18貫。
・ヒラメ、タイ、カワハギ、キス、コハダ×2、赤身漬け、アワビ、大トロ、サヨリ、ハマグリ、カツオ、平貝、ヤリイカ耳、アジ、カスゴ、赤貝、穴子
カワハギ、ヒラメ、キスなど白身は流石の安定感。サヨリも美味でした！
初めて2番手の方に握っていただきましたが、やはりシャリが全く違いましたね。
また初夏にお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした！

再訪）5ヶ月ぶりの小笹さん。トロ抜きのおまかせで。いただいたのは15貫 + 巻物1つ。
・ヒラメ昆布〆、タイ炙り、カワハギ、キス、コハダ×2、赤身漬け、アワビ、煮ハマグリ、アジ、スミイカ、赤貝、ブリ、シャコ、アナゴ、ひもきゅう
いつもながらカワハギ、赤貝は最高！
漬けは、こんなに漬けるのってくらい「つゆだく」ですし、ひもきゅうも貝ひもが溢れ出るくらい盛り盛り。細けえのが嫌いな大将、何でも大きいのがいい。
本日の珠玉は寒ブリ。絶品哉！
後に残る米酢の余韻、価格も含めていつも大満足！長く続けてくださいね。
またお伺いいたします。ごちそうさまでした！

以下2016年7月記載

気づけば1年ぶりの訪問（前回訪問はレビュー無）。
お昼にお伺いしてトロ抜きのおまかせでお願いしました。
タネは私が行ったことのある寿司店の中でも断トツに大きく食べ応えあり。米酢のみですが、不思議と優しいシャリは柔らかめで口溶けがとても良い。
全体的に味は強めなのですが、不思議としつこくなくポンポン食べられる。
やっぱり美味しいわ。いただいたのは以下。

・マコガレイ、マダイ"
・カワハギ
肝と紅葉おろしを乗せて。逸品です。
・キス
・コハダ
此方でコハダを食べ、初めてコハダを美味しいと思ったもの。大きいコハダ。絶品。
・カワハギ　薄皮炙り
これは初めていただいた。魚は皮近くに旨味が詰まっているそう。
・コハダ おぼろ乗せ、赤身漬け、蒸しアワビ、アジ、煮ハマグリ、アオリイカ
・マコカレイ エンガワ炙り
エンガワってこんなに綺麗に取れるのか。
細長いのを2つに切ってクルッと巻いて握る。しかも2貫。美味い！
・赤貝
・アナゴ
これも2貫。とろける。美味しい！
・かんぴょう巻き

追加
・小柱
これでもかというくらい小柱が乗る。美味しい。
・カツオ

暑かったので、最初にビールもいただいてトータル¥13,400（w/o tax）とは驚きです。
お腹はもちろんいっぱい。食後は大将の小僧時代のお話も聞けたりして。満足度はやっぱり最高でした。
今度は1年も開けずに秋にお伺いいたします。ごちそうさまでした！

以下2015年1月記載

本日は久しぶりのお鮨でございます。前々からお伺いしてみたかった老舗鮨店“小笹寿し”さんにお伺いしました。

場所は銀座8丁目、外堀通りから2本東側の通り沿い、「俺のイタリアン」横の路地を入った「第５秀和ビル」の１階でございます。
天気が悪く雨、冬の寒い平日のお昼にお伺いしました。何と運良くお客様は私1人ございました。

店内はカウンターのみ。ねじり鉢巻が素敵なご主人の前の席に付きます。
白身と貝が好物ということをお伝えして、お鮨だけで、おまかせをお願いいたしました。
（こちらが勝手に感じる）緊張感が堪りません。

まずはこちらから。

・ひらめ
・まだい
まずはご挨拶という2貫。ここからが凄かった。
・かわはぎ
白身の上に、肝が乗っております。絶品！
美味い！としか言いようがございません。
・きす 昆布〆
初めてお鮨でいただきました。滑らかな食感が快感で美味。
・こはだ
絶品！
上に車海老の甘いおぼろが乗っております。当時の酸っぱいお鮨の名残だそうです。
よく分かりませんが、〆方が素晴らしいのでしょう。身がすごぶる厚く、魚本来の旨味が溢れます。
今まで食べたこはだの中で群を抜いて一番。もしかすると夏はもっと美味しくなるのでしょうか。だとすると凄いです。
・鮪 漬け
・大トロ
大トロは苦手だと思い込んでいたのですが、これは素晴らしい。
こんなに美しいサシが入っているのを初めて見ました。
脂がすごい乗り乗りなのですが、全くしつこくなく、何とも官能的な食感でございます。

そして、ここからの貝類がまた凄い。全て絶品！
私の浅い経験では、筆舌に尽くし難く、お手上げです。
・蒸し蚫
・ブリ
万能ネギと生姜を混ぜたものが乗せてあります。
・ホタテ、煮はまぐり、青柳 小柱
・穴子
夏は脂が乗りもっと美味しいとのこと。夏が待ち遠しい！
・赤貝

14貫¥11,200（w/o tax）大満足です。ごちそうさまでした！
シャリは小振りで、ネタ、極上質で大振り（特に貝！）。気骨を感じさせ、豪勢で景気が良い。
酢加減が心地良く、やわらかく口の中ではらりとほどけるシャリ。
素材の旨味を引き立てるように、ややしっかりめに調理されたネタとの調和も絶妙でございます。
これぞ職人技。

食事の最中は最低限の説明のみ。食後は、40分ほどゆっくりお話させていただく。また贅沢な時間です。お茶は冷たくなるか少なくなると、すぐに取り替えていただけました。心遣いも嬉しい限り。

古格溢れる江戸前鮨の味と技術を、体感できました。
銀座の粋なお鮨屋でございます。こはだ、穴子を狙って夏には必ずお伺いいたします。