厳選食材に魅了されるひと時を堪能してみて 〜 吟楽 〜 : 個室居酒屋 吟楽 有楽町駅前店

有楽町駅から徒歩2分ほど、日比谷駅や銀座駅も間近な立地で営業している人気店。

静岡は焼津漁港から直送で仕入れるこだわりに、
使用する鶏肉は産地にこだわった国産地鶏のみを使用。

食材は全て季節や旬に合わせて料理長の目利きが
とことんされる本気ぶりです。

お酒の方はというと、全国から銘酒を取り揃えていて
焼酎は本場である九州各地の地酒をいただけるお店となっています。その他、ジャンルは問わずどんなお客さんでも満足の出来る料理、お酒、サービスを提供出来る良店です。


本日のお品書き、

〜マグロとアボカド美味しいサラダ〜　890円

　とても涼し気でかき氷にシロップを垂らしたようにも、
デザートにスイカが乗ってメロンを添えたケーキのようにも見えるスイーツのような表現美。
食べてみると紛れもなくマグロの赤身に細切りの大根、
そしてアボカドなんです、非常に旨味が強い赤身は、しっとりとしていながら弾力がまだ残る絶妙なマグロでした、
散らした大葉でさらにサラダとして締まりのある味わいに変化するのが面白い。
アボカドもまたサッパリとした大トロと評されるように大根や赤身といただくことで完成された逸品には舌鼓みを打つ。
このサラダの奥深さに触れる為に少し醤油を掛けていただくのもまた楽しむ方法のひとつだろう。
サラダではあるが前菜でもありこの爽快感は、
ある意味で〆の逸品デザートとしての一役を担う存在感も放っている。

〜串焼き盛り合わせ〜　(塩・8本) 1,360円
左から、
軟骨、皮、モモ正肉、ねぎま、ぼんじり、ムネ正肉、砂肝、かしら、

非常に丁寧な下処理のもと、一本一本抜け目なく炭火を通した地鶏は この上なく､ 旨い。
味付けは敢えて付けない為、用意された塩と七味で己が望む塩加減と辛さで頂くのが〝吟楽〟さんの流儀。
どれが1番かと問うのも愚問ではあるが、
やはりモモ正肉で全ては完結する。
養鶏場で、どの肥料を与え、どんな飼育環境であったかは、一口食べた時の肉の繊維と、そこからの香りで
おおよその想像はつくと言える。
味付けもないままで食べれば余計に伝わる素材の味わいはやはり〝吟楽〟さんの格を知ることが出来る。


〜お刺身　甘エビ〜　520円
今回はどうしても外せなかった焼津産の海老刺し、
静岡はどうしても駿河湾からのイメージからか
海老はイセ、ボタン、クルマ、サクラ、という認識があり
それも誇れる名産物ではあるがそれに是非
甘海老も加えて頂きたい。
ここ近年の焼津の甘海老のブランド力は決して
北海道や北陸などの日本海側にも引けを取らない。

その最たる特徴はとにかく濃厚な身にそこから感じる強い甘味ということだ。

言わずもがな〝吟楽〟さんではそれを味わうことが出来る。

感無量である。


〜海鮮カルパッチョ〜　780円

マグロ赤身、鯛、タコ、3種を使った和と洋の融合である。本場 イタリアではなく魚介カルパッチョは日本人シェフの考案で生まれた料理であり、
酢が特徴のマリネとは違いマリネ液に漬け込まないお刺身そのモノの味を活かした料理だ。
オリーブオイルとバジル香るお店特製ドレッシングは隠し味に白だしを使うこだわりようで、
それに加えて添える野菜は､かいわれという食感や苦味も兼ねた、どこか和を感じる日伊合作料理と言えるでしょう。
これはどこぞのイタリアンではお目にかかれないカルパッチョですね。

〜大隈芋ボトル〜　3,500円
せっかくなのでウーロン茶をチェイサー代わりに頼み
大隈を食事の口直しに飲む麦焼酎として、
ウーロン割りという贅沢な飲み方で今回は楽しませていただきました。
やはり美味しいお酒はどう飲んだところで美味しいのに変わりはないということと、
麦の香ばしい豊かな香りにフルーティさも感じ、
ウーロン割りでも十分楽しめると言うことかが分かりました。

【最後に】
　今回の利用にあたり、お店の雰囲気や席の感じについてですが、私としては合格を差し上げれるお店だと感じました。
非常に清潔感があり白を基調にした内装や照明は、
より一層 料理やそれを食する私達自身の心も照らされている気がして華やぐような空気感があります。
またそのせいか精神衛生的にもとても癒される有意義な時間を過ごすことが出来たのはこちらのお店の魅力の一つだと思います。
店内もお手洗いも小綺麗にされていて、
お店の方の心が表れているようで非常に良かったですね。

またどうぞお世話になります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。