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「流石」の仕事と炭火焼のコラボレーションを銀座の一等地で
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蓼喰人
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蓼喰人さんの他のお店の口コミ
店名 |
流石 Le蔵(るくら)
|
---|---|
ジャンル | 肉料理、そば |
予約・ お問い合わせ |
03-6228-5586 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄新橋駅3番出口から徒歩5分 新橋駅から343m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 10人 |
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) ※個室のご利用は、室料(サービス料)として3名様以上の場合、ご飲食代金の10%、2名様以下の場合、10,000円(税抜)を頂戴いたします。 ※ご予約いただいたにもかかわらず、当日未連絡にて人数減の場合、お席料として御一人様につき4,000円を頂戴いたします。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
お店のPR |
銀座で旨い蕎麦と炭焼きが食べられる
流石の十割手打ち蕎麦や名物桜えびのかき揚げ、フワフワそばがき、滋味豊かなにしんなどはもちろん、他店にない炭火焼き料理をカウンター席の目の前でご提供いたします。 『Le蔵』が得意とするのは、フレンチの手法を生かした炭火焼料理。一見、普通の焼鳥でも鴨でも、一味違うのがLe蔵風。フレンチレストランを営んでいたシェフが絶妙なる"炭"加減で焼くシャラン鴨やフォアグラ、鮎、有機野菜の数々を、ご堪能ください。 |
初投稿者 |
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土曜日の午後、友人のお誘いで銀座の「王子ホール」で催された、ピアノリサイタルに出かけた。
その後の食事処として選んだのは、かねてより一度訪れてみたかったこちら。
店名にあるように、ミシュランガイドで一つ星に輝いている木挽町の「流石」の姉妹店で、本店の仕事に加えてこちらでは、専門の職人による炭火焼も併せて楽しめる、蕎麦屋としては一風変わったスタイルの店。
場所は銀座通りより一本西側の、通称「金春通り」の8丁目のビルの6階で、この近辺には銀座でも錚々たる飲食店が集中しており、こちらのビルにも1階には「煙事」が、9階に「水谷」が入っている。
夜は5時半からで、それに合わせて予約を入れておいた。
店内はテーブル席が幾つかと、炭火焼の炉を囲むようなL字型のカウンターを合わせて30席ほど。
一番客の我々には、カウンターの中央部分の2席が用意されていた。
「土曜日限定のコース」(5,000円)が有るという事で、予約の時点でそれを頼み、足りなければ追加する旨を告げておいた。
まずは「生ビール」(ヱビス)で始める。
コースの内容は次の通り。
「先付」:雲丹とオクラがトッピングされた、小振りの「冷し茶碗蒸し」が出された。
この季節には相応しい一品で、上々のスタート。
「前菜5品盛り合わせ」:5品と言っても実際は「鰊甘露煮・稚鮎揚げ浸し・つぶ貝煮・海老艶煮・鶏ささみ寒天・白瓜雷干し・南瓜寄せ・板わさ」と盛り沢山で、いずれにも丁寧な仕事が施されており、一品ごと丹念に味わう楽しみが有った。
「そばがき」:一度本店で試したことが有るが、この系統ならではの滑らかさが秀逸。
香りともっちりとした食感を、山葵を添えた出汁醤油で味わう。
「本日の炭火焼」:事前に「鮎のコンフィ」と告げられていたが、一度ゆっくりと油煮にされた大振りの鮎が一尾、こんがりと炭火で炙られて登場。
もちろん頭から全てが食べられて、ワタの苦みも心地よい。
蓼酢の代わりに、刻んだコールスローのようなキャベツのソースが付いていたが、面白い取り合わせ。
これには「ホタテの炙り」も盛り合わされており、添えられたタプナードソースとの相性も良く美味しかった。
ここで炭火焼の追加をお願いする。
別途品書きを眺め、分量を確認した上で「オーストラリア産仔羊」と、一人前ではやや多いと言われた「季節の野菜」を半量にしてもらう。
この2種類が体裁良く一人前ずつに分けて盛られて登場したが、こういった細かな気遣いは嬉しい。
仔羊はくせも無く、ジューシーな焼き加減でまずまずの美味さ。
一方野菜は「皮付きのヤングコーン・ズッキーニ・モロッコ隠元・茄子・オクラ・人参・ポテト・ピーマン、それにセミドライトマト」といったランナップで、それぞれの風味と食感がストレートに楽しめた。
酒は日本酒も有るが、ワインリストに載る銘柄の多さに目を見張る。
色々考えるのも面倒なので、'おすすめ'と付されたブルゴーニュの「Saint Aubin Blanc」を一本もらう。
香りは豊かだが、酸味の少ない辛口の味わいは日本酒にも似て、どの料理も有ってなかなか良かった。
大き目のグラスは、ゆったりとした気分にさせてくれた。
コースの〆は蕎麦である。
当然ながら蕎麦は系統的に、その卓越した技で業界では名人と謳われつつも数々の変遷を経て、最近になって郷里の富岡の「仁べえ」という店に落ち着いた、石井仁さんの系譜ということになる。
「ざるそば」と「冷やかけ」が選べ、夏場の「流石」のスペシャリテは冷やかけなのだが、以前に試したことが有るので今回は「ざるそば」を選択。
出て来た蕎麦は、細さの点では石井さんの「水腰そば」に近いが、実際の食感はより硬質な歯触りとなっている。
これは同じ系統の「琳」でも感じたことだが、少しずつ変化が見られるには興味深い。
つゆはかえし強めの辛口だが、出汁の旨みも感じられる秀逸な仕上がり。
蕎麦湯は手は加わっているが、嫌な粘度が無いので後味はすっきり。
料理全体の〆としても好適に思う。
盛り沢山の内容を3時間近く掛けてゆっくりと楽しめ、満足度は高かった。
最初は立て込んでいなかったが、土曜日の夕刻でも次々と予約の電話が入り、帰り際にはほぼ満席状態。
料理に出は我々のペースに合わせてくれたが、混雑時はスムーズに行かない虞があるかも知れない。
結果的に炭火焼の追加やワインなどを含み、お勘定は一人13,000円ほどとなったが、この場所では決して高くは無いと思う。
炭火焼と蕎麦とのコラボレーションは、着眼点はなかなか良いように思う。