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banetteさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
タンドール料理ひつじや 日比谷店(【旧店名】美味しいカレー工房ひつじや)
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受賞・選出歴 |
アジア・エスニック 百名店 2022 選出店
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2022 選出店
カレー 百名店 2020 選出店
食べログ カレー TOKYO 百名店 2020 選出店
カレー 百名店 2019 選出店
食べログ カレー TOKYO 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | アジア・エスニック、インドカレー、ダイニングバー |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄日比谷駅A5出口から3分程度。 日比谷駅から182m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
サービス料・ チャージ |
特になし |
席数 |
48席 (カウンター席あり) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 2014年7月14日よりシャンテ館内全面禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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羊肉の歴史は豚や牛より古く、1万年前に遡る。特にアラブ地方では頻繁に食べられ、肉と言うと羊肉のことを指すのだそう。
一方日本に定着したのは大正時代。
満州で見たものを日本に持ち帰ったとされる。
昭和になり、軍服用としての羊毛が不要となると、老廃羊を食料として利用するようになった。この頃ジンギスカンが日本に広まったといわれている。
昔の人は何を思ったのだろう。
クリクリな目、ふわふわの毛、
あんな可愛らしい姿をした羊を仕留めては、
毛皮を刈り、
つるっ禿げにして、
毛皮をとるだけじゃ勿体ないからといって、
肉を剥ぎ取り、
胃袋、心臓、脳みそをもぎ取った。
可愛い姿なんて忘れてしまうくらい、
美味しかったんだろう。
確かにあの、独特のツーンとくる香り、
日本人には馴染みがないかもしれないが、
私は大好きだ。
「タンドール料理 ひつじや」
代々木(本店)、神田、四ツ谷に「ビストロひつじや」
飯田橋に「おいしいカレー工房ひつじや」を展開するひつじやグループ。
日比谷店は旧店名「おいしいカレー工房」。
日比谷シャンテの地下2階。
店名にある通り、カレーとタンドール料理がメインである。
マイレビ様はみんなひつじやを知っている。
とっても安くてボリューム満点だから。
客の9割が頼むのは、600〜1500円ぐらいのセットメニュー。
アラカルトもあるが、2.3品頼めば2000円超えるだろう。こちらの方がずっとお買い得。
メニュー冊子はテーブルに収まりきらないほど大きく、
料理を置く余地を与えない。
気を抜くとバランスを崩し、
バタンと床に落としてしまう。
さらに全てのメニューを撮ろうとすると、
携帯のストレージが限界を超えてしまう。
私はこの3つのメニュー冊子を、
「世界の料理図鑑」「麻の巻物」「ワインのアルバム」
と呼ぶ。
厨房にはインド系のシェフがいるが、
ここはもはや、
何料理のお店か、分からない。
「世界の料理図鑑」「麻の巻物」より。
メニューを国ごとに分けてみた。
インド全域:シークカバブ、タンドリーチキン、鯵のタンドリー焼き
北インド:バターチキンカレー、ナン
南インド:殆どのカレー、タマリンドライス
西インド:マトンアサド
イタリア:マトンアサド、スパゲティ
米国ルイジアナ州:ケイジャンチキン、サーモンのケイジャン焼き、ジャンバラヤ
仏:ビストロ風ラム煮込み、ガーリックトースト
チュニジア:チュニジア餃子
バングラデシュ:羊の脳みそ唐辛子炒め
ニュージーランド:羊の脳みそガーリックバター炒め
韓国:チョレギサラダ
中国:北京風レタス炒め
ビール(産地のみ記載):チュニジア、トルコ、ブラジル、ジャマイカ、レバノン
最安値350円!
「ワインのアルバム」より。(産地のみ記載)
キプロス(お店のおススメ)、モロッコ、ハンガリー、ギリシャ、モルドバ
迷ったら、セットメニューを見よう。
割とすぐに決まる。
私はマトンカレーが食べたかったから、
マトンアサド 1090円(税込)
インド4つ星ホテルのカレーコックMr.アヤバンのマトンカレーとA.Bどちらかのカレー
マイレビ様は、
タンドールミックスグリル 1560円(税込)
タンドールラム、カバブ、カレー2種
本日のカレー(2018.9.10)は、
A卵カレー B野菜カレー
---------
◯セットメニューE:マトンアサド 1090円(税込)
ナンお代わり可
・サラダ
キャベツ、サニーレタス、人参に和風ドレッシング。
・野菜カレー ☆3.2
人参はホクッ、かぼちゃはホクホク、大根はサクッ。
軽めに煮込まれる故、歯ごたえがしっかりしている。
ターメリックで彩られサンバルに似たスープは、
マイルドで野菜の旨味ぎっしり。
・マトンアサド ☆2.9
※ アサド=西インドアサド地方
イタリアと西インドの折衷料理
ぷわあっと香るマトン臭。
パサつき感があり、顎が痛くなるほど硬い。
噛みきれないから、そのままゴクリ。
すると、歯の間に肉の破片が挟まって...
そんなマトンに踏みつけられた、
トマトをちょっと退かすと、
大きなジャガイモスライスが現れた。
柔らかく、ホクホク。
マトンで疲れた顎が救われるようだった。
・ナン ☆3.5
カリカリではなく、ふわふわでもない、
とにかくムッチムチ。
ナンには甘いタイプ、味のないタイプとあるが、
どちらでもなく、甘じょっぱいタイプ。
これはクセになる味わいだ。
・ライス ☆3.2
カレーおじさん\(^o^)/様が絶賛していたサフランライス。
サフランは高級品、
インド旅行の最終日に見つけたが、金平糖の袋ぐらいあって1000円だった。硬貨が余っていたから、ケチっても仕方ないと思って、つい買ってしまった。
サフランは元々赤い。
周りを黄色く染めながら、米粒の中を舞う。
塩気はなく、日本米そのものの味。
残念なことに、サフランの香りはあまり感じられなかった。
・カバブ ☆3.3
※元々は中東の料理。トルコではシシ・ケバブ、アラビア語圏ではシシ・カバブ、インドではシーク・カバブ と呼ばれる。
クセになるしょっぱさ、ブラックペッパーの香り、ジューシーなひき肉。
いつものカバブ。
ガッチガチなマトンよりずっと美味しい。
・タンドールラム ☆?(一口なので判定不可)
マイレビ様から一口頂いた。
ラムの臭いの元は脂肪。
その脂肪が、生肉を分厚く縁取っている。
此方もガッシリと硬い。
食いちぎるのに、うんと力を込める。
しかしジューシーで、マトンアサドよりずっと旨い。
ただ...歯の間に...カスが...
◯羊の脳みそバングラデシュ風生唐辛子炒め ☆3.5 1360円
バングラデシュはインドの東方、ミャンマーの西方に位置する。
よって南インド料理に近いものだと推定する。
ふふふ...
脳みそだあいすき。
それにしても、羊はお馬鹿さんなのね。
脳みそは思ったより少ない。
真っ赤なスープに浮かぶ、白い斑。
これが脳みそだ。
一口啜ると...奥深いコク。
恐らくトマトをじっくり煮込んだのだろう。
さらに動物系の旨味、
臭みはないからマトンではない?
...いや、
ニンニクがガツンと、
ヒリリと舌を燃え上がらせる唐辛子、
これが臭みを消しているのかもしれない。
脳みそはふわっふわ。
自分が舞い上がっちゃうくらい、ふわっふわっ。
◯ひつじやのワイン 赤・白 グラス220円(税込)
なんと、サイゼ価格。
ボトルにはラベルがありません!
渋味が少なく、あっさり。ゴクゴクいけそうな感じ。
◯トルコビール 360円(税込)
なんと、ドンキ価格。
酸味とコクがあり、安くてもちゃんとしたビール。
正直、ビールの味の違いなんてわからない。
安いものを選ぶのが一番だ。
私はいつも食後にアイスを食べるが、
今回ばかりはお腹いっぱい。
するとスタッフさん、
「ナンはいかがデスカ〜」
いや...無理...
◯デザート
メニューにないが、梨入りの甘いヨーグルトをサービスしてくれた。
これを食べたら、もうアイスはいらない。
スタッフさんが戻ってきた。
「ナンはいかがデスカ〜」
だから無理だって...
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一つ学んだのは、インドと中東って似てるなってこと。
それにしても何カ国の料理を食べたのだろう。
日比谷シャンテの小さな一角に、
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、
全部が詰まっているなんて。
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small world after all.
It's a small small world.
ご馳走さまでした。