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味わいBlackさんの他のお店の口コミ
店名 |
龍吟(りゅうぎん)
|
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-6630-0007 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 |
このお店は「港区六本木7-17-24」から移転しています。 |
交通手段 |
東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結 日比谷駅から101m |
営業時間 |
|
予算 |
¥50,000~¥59,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%・個室&半個室15% |
席数 |
40席 (全てテーブル席になります。カウンター席はございません。) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) 個室2室。半個室1室。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、バリアフリー、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 夜景が見える |
サービス | ソムリエがいる |
ドレスコード | セミフォーマルを推奨しています。Tシャツ・男性のハーフパンツ・男性のサンダルでのご来店はご遠慮頂きますよう、お願い申し上げます。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2003年12月23日 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
こちらは2010年くらいから、
定期的に伺っているレストランです。
最初に六本木のお店に伺った頃は、
お造りは10種くらいを小皿で八寸のように組み合わせたものでしたし、
液体窒素でオレンジを凍らせたデザートとか、
かなりイノベーティブな内容でした。
ただ、鮎の塩焼きの精妙な美学や、
天然ウナギの蒲焼、
メインに牛肉などの肉料理を持って来る辺りは、
その頃から変わっていません。
和食のコースなのに、
肉料理をメインに据えたところ、
デザートを2種類以上用意するところ、
天然ウナギを名物にしたところなどは、
今ではそうした和食店は山のようにありますが、
「龍吟」が先行して導入されたように思います。
日比谷に移転する前くらいの時期には、
ほぼ今と同じようなコースに固定されて来ました。
以前よりも伝統的な和食に寄せて来たな、
というような内容で、
夏のウナギと鮎と鱧のお椀、
冬の何処よりも贅沢な仕立ての香箱蟹、
フグは分厚く切ったふぐ刺しと、
唐揚げと安倍川風の白子焼が名物です。
和食はもう味の好みと出逢いだと思うのですね。
私はもうお付き合いも長いですし、
「龍吟」が和食店の王道の定番です。
今回のお料理はこちら。
①毛蟹と蟹酢(豪華で繊細で美しい)
②トウモロコシの炊き合わせ(甘味をメインにしたお皿が多い素材を、敢えて甘味なしで構成し、違う旨味を引き出しています)
③オリーブ牛の焼きしゃぶ(国産のマカを摺り下ろしてワサビ替わりにします。絶妙の出汁の味わい)
④鱧しゃぶ(質の高い鱧の食感が抜群です)
⑤徳島のマコガレイとアオリイカのお造り。水茄子(エンガワの辛子和えなど脇役もイノベーティブ)
⑥煮蛤(素材の良さが活きたシンプルなごちそう)
⑦長良川天然鮎の炭火焼(頭はカリカリ、腹部はふっくらの独特かつ精妙な焼きです。焼き手により質は異なる点があるのですが、今はとてもいいですよ)
⑧リンゴのガリ(密かな人気のお口直し。もちろん「龍吟」がオリジナルです)
⑨すっぽんの唐揚げ(これは新作。半匹が1人前という豪快な作品で、ネギソースが絶妙です)
⑩蒸し椀(これは最近の定番。フカヒレやさえずりなど、海の幸の玉手箱的内容です)
⑪鰻のスダチ焼き(ご飯はうな重ですが、これまでの蒲焼ではなく、新作のスダチ焼きです)
⑫桃と柑橘のソルベ
⑬焼き菓子 吟(吟と名付けられた和風チョコケーキ的焼き菓子です)
⑭お抹茶
以上です。
ここはサービスも決して悪くはないのですが、
一見さんにそれほど優しい感じではないのですね。
それで一度で「こんな店」と思って行かない方も多いと思うのですが、
山本シェフが真の意味で料理に身を捧げた、
本物の料理人であることは間違いがないので、
その真価を感じるには、
何度かお店に足を運ぶ必要はあるのです。
驚くほど奥行きのある豊穣な世界が、
そこには待っていることを保証します。
これだけの実績がありながら、
今も新作が考案されコースがアップデートされている点も、
素晴らしいと思います。
値段は確かに高額ではあるのですが、
今は他に法外な和食店や鮨店などが山のようにあるので、
素材を含めて比較すると、
むしろリーズナブルに感じるくらいのところがあります。
高額ですが今の高級飲食店の基準から言って、
法外ではありません。
山本和食の世界を、
皆さんも先入観を持たずに、
一度味わってみては如何でしょうか?