極上の焼鳥体験！伊達鶏を備長炭で焼き上げる王道の焼鳥店 : 銀座鳥真

お店の入口を入ると、インテリアや内装が黒でシックにまとめられた隠れ家のような雰囲気のカウンターのみの店内。

「おまかせコース」のみで勝負していて、ブランドの伊達鶏を使用した焼鳥は、塩とタレをそのお肉や食材に合わせて最適解のものを選んで味付けされていて、どの串も非常に美味しい。また、その日の一押しは華やかな赤い柄のエルメスのお皿で提供されるあたりの演出もステキ。

ワインはカリフォルニアワインを中心に、焼鳥と合うものが様々揃っているので、マリアージュさせるワインも楽しめて嬉しい。ちなみに、プラス料金は掛かりますが、ワインの持ち込みも可能だそうです。

落ち着いた雰囲気がすごく良くて、大人のデートにとってもおススメ。

【Today’s Course】鳥真おまかせコースー8,800円　*別途席料1,100円
かしわ（塩）
→いわゆるもも肉で、非常にジューシー。そして最初にこのジューシーなお肉を絶妙な塩加減でいただいて、この後も間違いないなと思った一串。

ぼんじりねぎま（塩）
→細かく刻まれたネギを巻き込んだぼんじり。鶏肉の脂の感じがねぎと合わさることで味が締まっている。

砂肝（塩）
→コリコリとした食感が良く、しかし柔らかな砂肝。

だきみ（塩）
→柚子胡椒を乗せただきみ。胸肉と皮の合わさって非常に柔らかいながらも、全くパさつきはなく、むしろジューシー。柚子胡椒が良い香りとピリッとアクセントになって非常に良い。

なんこつ（タレ）
→タレのなんこつ！なんこつというとほとんど塩のイメージだったので、これはビックリ。と同時に、しっかりとお肉が付いたなんこつだからこし、タレが非常に合う。

胸腺（タレ）
→これまたジューシーでタレとの相性が抜群。

シシリアンルージュ（塩）
→炭火で焼かれることで、甘さが増していながらも、しっかりと酸味も感じられる。塩でいただくことで、よりトマトの味が際立って、非常に美味しい。

食道（タレ）
→タレを使うことで、カリカリとした食感と少しの焦げた香りと味わいが絶妙で、食感を感じながらも、非常に柔らかい一串。

セセリ（レモン醤油）*本日のスペシャリテ
→エルメスのお皿がパッと黒いテーブルを華やかに彩る、スペシャリテのメニュー。本日は、希少部位のセセリにレモン醤油で味付けし、それを海苔で巻いていただくという一品。
これは気分が上がります！

レバー（タレ）
→口の中でとろけてしまうほどに柔らかなレバー。タレで焼くことで香ばしさも感じられる非常に美味しい一串でした。

つくね（タレ）
→非常に濃厚な卵黄につけていただくつくねは、タレとの相性抜群で、残った卵黄もすごく美味しくて、しっかり卵黄までもいただいてしまいました。

ちょうちん（タレ）*追加オーダー
→口の中できんかんが弾けたときの旨みの広がりが半端なく、至極のひととき。こちらもタレが素晴らしく合う。

大根おろしとぬか漬け
→最初からこちらを準備していただけているので、焼鳥の合間合間にお寿司のガリ感覚でいただける感じが非常に嬉しい。

卵かけご飯
→兵庫のブランド卵「日本一こだわり卵」を使ったTKG。たっぷりと上に削り節が掛かって、お醤油も掛かって提供されるのですが、これならば何杯でも食べられてしまいそうなくらいめちゃくちゃ美味しい。

お茶漬け
→〆は選べるのですが、もう一つはお茶漬け。友達はこちらを頼んでいたのですが、こっちは梅干しやワサビ、ささみなどが乗っていて、さっぱりといただける一品でした。

塩もタレもどちらも丁度良いバランスと、塩からタレへと提供されるタイミングも非常に素晴らしかったです。またコース全体のボリューム感も丁度良くて、ありがたい。そして、グラスでいただいたワインは泡、白、赤、どれも非常に焼鳥と会う美味しいものばかり。

王道を行く焼き鳥ですが、鶏肉にこだわり、炭にこだわり、焼き方にこだわり、味付けにこだわり、と随所にこだわり尽くすと、ここまで素晴らしい体験が出来るのだなと素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

また、ぜひお邪魔させていただきたいなと思います。
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