仲間とワイワイ、同じ鍋の「中華」を食う☆GINZA沁馥園♪ : GINZA沁馥園

学生時代にバイト先で知り合ってからの付き合いで、ふたつ上の先輩なのだが気が合い、今では私の仕事の道しるべとなっている八丁堀の旦那(笑)がいる。

先代の事業を引き継ぎ二代目となった先輩に感化され同業者となった自分ではあったが、面倒見の良いその先輩は仕事の面でも今だに色々とアドバイスをくれる。

その先輩の呼びかけで、同業事業主の懇親会がここ『GINZA沁馥園』で開かれた。
そもそもは、彼の行きつけのお店ではある。

元々、先輩とは銀座の上海レストランでバイトしていた時に知り合ったので、その頃から仲間でワイワイ食べる中華料理の良さを叩き込まれた。
接客の勉強と称して、当時彼の父上の会社の経費で銀座の色々なお店でご馳走になったのも、今では良い思い出(笑)♪

そしてこの日のコースは
【北京ダック&フカヒレの滋養コース】(￥11,000)
■前菜

■吉切鮫尾びれの煮込み
スープが多くて、せっかくのフカヒレの姿が霞んでしまった(^^;
ただ、スープは滋味深くて◎

■北京ダックの創作寿司
クコの実、芽ネギ、キャビアを乗せて♪

■赤ハタのトーチー蒸し
さっぱりとした白身魚も、トーチーでシッカリとした味付けに♪

■北京ダックのクレープ包み
ダックの肉身と野菜をXO醤で炒め、それをチャイナクレープで包む。
春巻きのように食べやすい♪

■白菜と豆腐の北京ダック美肌スープ
男性5人の懇親会で、「美肌スープ」とはこれ如何に？ターンテーブルを囲んで皆で爆笑(笑)
スープには八角が使われていて、アジアンな風味☆
八角が苦手な人には合わないかも？

■デザート
亀ゼリーと旬のフルーツ♪
亀ゼリーも美肌効果があるとか・・・

四度目の利用になるが今回のお料理は、全体的に今までよりさらにオリエンタル色が際立った味付けになっていたような気がする。
苦手ではないが、これまでの味のほうが好きだ。

懇親会が終わる頃には男衆一同、お顔がテッカテカのチュルンチュルン(笑)のなか、先輩の掛け声で「関東一本締め」で終了♪

東京オリンピックへ向け、同業同士の横のつながりを大切にしよう！と再確認して懇親会はお開き。

ごちそうさまでしたm(__)m

ワイン好きのマイレヴュ様たちとワインと中華料理のマリアージュ会♪

コテコテの中華料理ならば、ワインとの組み合わせはイマイチかもしれない。
ただ、元々知人の紹介から訪れたこちら『GINZA 沁馥園』の料理は、ヌーベルシノワとでもいうべき油を極力使わない上品で優しい料理で、ワインとの相性もバツグン☆

ワインは、
◇白ブルゴーニュ(シャルドネ)

◇赤カリフォルニア(ピノ・ノワール)

たまたま一周年記念ということにも重なり
【沁馥園1周年記念コース】をいただくことにする。

■食前スープ
金華ハム・鶏・クレソンのスープ♪
あっさりと上品。口中で広がるコクと風味☆

■前菜の盛り合わせ沁馥園スタイル
天使の海老を使った、スタイリッシュな盛り付け♪

■吉切鮫尾びれの広東風煮込み
フカヒレの煮込み☆
フカヒレ、白ワインと合う♪

■鱧とゴマふぐの香港風衣揚げ
スパイシーなソルトでいただきます♪
揚げの火入れも絶妙で、油っこさは感じない。

■活け鮑の陳皮蒸し　香味ソース
陳皮が良い香り付けになって、高価な鮑がさらに華のある一品に♪

■沁馥園特製北京ダック　二種の味わい
今回はダック一羽のお披露目のみで、切り分けるパフォーマンスは無し。
ただし、皮で包んだオーソドックスなタイプと、キャビアを乗せた二種類☆

■金華ハムと彩り夏野菜のあっさり炒め
まさにヌーベルキュイジーヌとでもいうべき、彩り鮮やかな盛り付けと上品な味わい♪

■高菜と鮮魚のアラ出汁スープ麺
今回は飯物ではなく麺♪
あっさりだが、コクがある。
麺は半玉だが、これなら一玉余裕でいただけます☆
スープも全て飲み干しました。

■デザート
亀ゼリーと季節のフルーツ♪
コラーゲンたっぷりで、長寿の源と言われている亀ゼリー☆
ゼリーだけでは好き嫌いが分かれるかもしれないが、フルーツと食べることで季節の美味しいデザートに♪

東京オリンピックへ向けて、目まぐるしく変貌していく街・銀座。
中華料理もまた然り。
年月とともに、旧態依然とした中華料理から時代は「新感覚中華料理」へ♪

時代に即して、または時代の先端を目指している中華料理店であることは間違いないと思う。

ごちそうさまでしたm(__)m

私は学生時代、銀座の泰明小学校の並びにあった上海料理レストランでホールのアルバイトをしていたことがある。
そのレストランは当時銀座界隈で四店舗展開しており、そのうちの一店舗で可愛がってもらっていた二つ上の先輩がおり、その方とは今でも交流がある。
その方は現在、父上の会社を継ぎ二代目社長として辣腕を奮っており、今では同じ業界で仕事をする私にも目をかけてくれ色々とアドバイスをしてくれる。
先日その先輩から、
「接待で使った店だけど、旨い中華料理屋があるから行ってごらん？」
とオススメしていただいたのが、ここ『Ginza沁馥園～しんふうえん』♪

元々、同じ中華料理店でバイトの先輩と後輩という間柄だけにとどまらず、彼の実家兼会社が八丁堀ということもあり、彼は近隣の銀座の飲食店にはかなり詳しかった。
なので、その彼が教えてくれるお店は100％「当たり」が多いのだ。
それに昔から、彼も私も中華料理はなるべく大人数で食べるのを好むほうだったので、マイレビュ様三名を誘ってこの日合計四名でオフ会を開催することになった。

数寄屋橋交番前で皆様と待ち合わせ、みゆき通りに面した銀座みゆき館ビル６Fへ。
エレベーターを下りると、これまでの中華料理店らしからぬ斬新なデザインのサインロゴ☆

先輩の紹介ということで予約を入れた旨を伝えると、店長のO氏にアテンドされ、外堀通りと東急プラザを一望できる見晴らしの良い窓際のテーブル席へと案内される。
綺麗な街並みに女性陣はウットリ♡
我々男性陣は豪華なインテリアに興奮♪

この日予約したコースは、
【広東海鮮フェア スタンダードコース ￥12,000】

皆様それぞれ飲み物の好みが違うので、２時間の飲み放題をつけてもらう(￥2,800)
まず最初にプレモルで乾杯し、そのあとはそれぞれ自由飲み♪
私は、白ワインと赤ワインを交互に♪
途中、紹興酒をロックでいただきながら(^-^)

コース☆まずはアミューズから。
■金華ハムと若鶏のスープ
上品な金華ハムのコクと香り、そして上等な水炊きスープのようにふんわりとした若鶏の旨味がコラボレーションして、五臓六腑に沁みわたる♪

続いて前菜
■広東式焼き物前菜盛り合わせ６種
見た目も鮮やかな前菜盛り合わせ。
・鴨の焼き物
・広東チャーシュー
・大山地鶏の漬け焼き
・豚のサクサク焼き
・タコの麻辣醤ソース
・豆腐の細切り
こういうフォトジェニックな前菜を見ると、つくづく中華料理って時代と共に進化しているんだなぁ…と思うわけで。
昔だったら、棒々鶏・焼豚・海月と胡瓜の和え物、などが定番だった。
こういう創作的な中華料理を見せられると、中国四千年の歴史がさらにこれから先、五千年、六千年…と続いてさらに奥の深いものになっていくのだろうなぁ、と思うわけで(笑)


ここから、大菜五品♪

と、その前に本日の鮮魚・キハタをお披露目☆
中国ではキハタは高級魚として扱われ、お祝いの席などでも使われるらしい♪
このキハタを本日の魚料理に出してくれるという。

■吉切鮫尾びれの広東風姿煮込み
ハイ、来ました！フカヒレの姿煮込み♪
広東風のトロミのある上品なスープもさることながら、なんと言ってもフカヒレの食感が最高です☆
スープに赤酢を垂らすと、少し辛みと酸味が増して味変も楽しめます。
フカヒレを食べてる時って、不思議とみんな無口になるよね？(笑)

続いて、先ほどお披露目されたキハタを使った料理が運ばれます。
■築地直送キハタと旬野菜のあっさり炒め
キハタの身は白身でふっくらしてプリプリしている♪
身離れのいい淡白な味わいに、トロミのあるあっさりソースはこちらも上品な味付け♪くどさが皆無。
野菜はパプリカ、ズッキーニ、アスパラ、シメジ。
味も重視だが、彩りも良く考えられていて秀逸☆

■沁馥園特製北京ダック
中華料理業界において北京ダックの調理では右に出るものがいないと言われているシェフが、我々の目の前でダックを切り分けるパフォーマンス☆
見事な包丁捌きに一同感嘆の声♪
切り分けが終わって拍手の中シェフが下がると、アテンドの女性が薄餅に包んでくれる。
ダックの皮だけではなく肉も少し付いたタイプのダックの一切れ目を私がいただきます☆
これほど肉が付いているタイプは初めてだったが、臭みが無く、意外にジューシーな味わいにビックリ♪
もう一枚食べたくなる(笑)

ここまでの料理全て、とにかくしつこい脂っこさがない。
まさか調理油を全く使ってないということはさすがにないと思うが、これがモダン中華料理の真骨頂ということなのだろうか？
とても上品にあっさりしていながら、コクもあってとてもインパクトのある味わい♪

つづいて大菜の四品目♪
■和牛と旬野菜のオイスターソース炒め
フカヒレ、キハタ、北京ダックと来て、さらに嬉しい和牛のオイスター炒め♪
ここもやはり、しつこ過ぎないオイスターソースのコクがお肉と上手にハモってます☆
旬野菜はズッキーニ、マコモダケなど♪

そして大菜の最後の一品。
■揚げ豆腐と竹の子・干し椎茸の旨煮
食べやすい大きさにカットされた揚げ豆腐、歯の表面でキュッと音がしそうな新鮮な竹の子、そして完璧な戻し加減の干し椎茸♪
胃袋に沁みわたるオイスターソースの優しい甘辛さが絶妙な旨煮☆

〆のご飯もの。
■海の幸チャーハン
エビ、ホタテ貝柱、トビ子の魚介類と、そら豆、アスパラの青物野菜のチャーハン♪
しっとりパラパラに仕上がり、トビ子のプチプチの食感とエビの旨味が効いている☆
こんな贅沢なチャーハン、なかなか食べられない(笑)

そして口直しでポットに入れられた【凍頂烏龍茶】をいただきます。
ハーブティーのような淡い色合いで、上品な茶葉の甘みとスッキリとキレのある烏龍茶♪

最後にデザート
■香港風 白桃のシロップ煮 陳皮の香り
プルンとした白桃の美味しいこと！シロップの甘さは控えめで、白桃本来の甘さを上手に使っている。
陳皮(ちんぴ)とはマンダリンオレンジの果皮のことで漢方にも使われるらしく、桃とオレンジの香りを同時に楽しめる逸品デザートでした☆

『Ginza 沁馥園』
「沁」とは「染(沁)み入る」ということ。
「馥」とは「芳しく、豊かな香り」という意味らしい。
まさに、芳しい香りが口から胃袋に沁みわたる、そんな料理の数々に感動・・・♪
これまでの中華料理の概念を覆されたのは言うまでもありません。

ごちそうさまでしたm(__)m